| コージー: | ペットも家族の一員」とはよく言うけれど、社員のペットを扶養家族として認めている会社があるんだ。 |
| カオリ: | どんなふうに?家族登録でもするの? |
| コージー: | 慶弔時には休みがとれたり、手当てが出たり。ペットフードの販売を手がけている会社が導入しているんだ。 |
ペット慶弔規程【日本ヒルズ・コルゲート株式会社】
日本初! ペットも家族
ペットのための慶弔規程制度

| 用意する物: | 規程 申請書 |
|---|---|
| つくりかた : | 1)扶養ペット登録申請書を用意する 2)慶弔規程を定め社則に追加する |

日本ヒルズ・コルゲート株式会社
所在地/東京都江東区東陽3-7-13
設立/1977年1月10日
従業員数/110名
資本金/5000万円
http://www.hills.co.jp/
ヒルズ・ペット・ニュートリション社の日本現地法人。犬、猫の健康維持食「サイエンス・ダイエット」と、同じく犬、猫の特別療法食「プリスクリプション・ダイエット」をはじめドッグフード、キャットフードの販売を事業とする。
−社員の飼っているペットにも慶弔規程を定めているとお伺いしましたが、規程内容を教えてください。
郭さん:2005年11月1日に社則の慶弔規程の一項目として設けました。具体的な規程内容はこのようになっています。

導入から1年弱になりますが、実際に適用されています。新たにペットを飼いはじめる人も増えています。命を預かるわけなので、責任もありますから、規程ができたことが増加に直接的につながったとは言えませんが。
また悲しい出来事ではありますが、自分のペットがなくなってしまったという方もいらっしゃいました。葬儀などにも時間を要しますから、忌引き休暇を申請しています。
−ペットフードの販売を事業とされていますし、社員の方はペット好きが多いのでしょうか?
郭さん:多いと思います。もしかしたらペットを飼っている社員の割合も他社と比較すると多いのかもしれません。

この慶弔規程とともに、ペットを扶養家族として申請するための申請書を導入しています。現在、5分の2程度の社員が申請していますね。自分の家のペットの写真を貼り、必要事項を記入のうえ、自己申告制になっています。扶養家族の申請と扱いはおなじですから、人事部で管理します。
ペット1匹につき1枚ずつ申請し、制限数はありません。中にはマルチーズばかり18匹登録している方もいますよ。
−このような制度を導入することになったきっかけを教えてください。
郭さん:弊社の社長である越村からの「ひと声」がきっかけとなりました。
ペットフードのリーディングカンパニーとして、「ペットは家族と同様に扱われるべき」という考え方を率先して進めていってもいいんじゃないかと。
谷氏:我々は、ペットも家族の一員であり、人と同じように扱うべきだと考えています。それでなければ本当の意味での「共生」とは言えませんからね。
ペットの数は年々増えています。
少子化だから、ということもありますが、ここ数年は人間の新生児の数よりも、犬猫の出生数の方が多いんですよ。一昨年は顕著でした。新生児の数が百数万に対し、犬と猫の出生数は合わせて400万を記録しました。
また高齢化もペット増加の要因になると思います。

団塊の世代でここ数年でリタイアする人が1000万程度だとして、その中で犬や猫を飼っていない人は800万ぐらいはいると考えられます。その大体半分ぐらいが、リタイアをしたら、犬か猫を飼いたいと考えているというデータがあります。
ビジネスの領域でも、衣食住、レクリエーションなどあらゆる分野においてペットからの切り口は進んでいくことでしょうね。
こういう時代なのだから、ペットのための慶弔規程をつくったほうがいいのではないかという、考えだったようです。ペットに関連するビジネスをおこなっている企業は、こういう制度を積極的に取り入れていくべきだと思います。
−今後、この制度以外にペットとの共生のための制度を導入する予定はありますか?
郭さん:現在導入が決定している具体的な制度はとくにありませんが、年に1度、全国から社員が一同に介する全社会議の日があります。その年によって、場所や趣向は異なるのですが、そういうときにペット同伴で行けたらよいかもしれませんね。

日本ヒルズ・コルゲート株式会社 広報・法規本部長
谷 雅冨(たに まさとみ)
日本ヒルズ・コルゲート株式会社に入社して約10年。趣味はカラオケバーで、小林旭の唄をがなること。「仕事柄、もう少しスマートにならなくてはと思いつつも、現在 体重は96キロ。そこで今、自分を戒めていることは、23時を過ぎての飲食は控えることです。ペットはラブラドール・レトリバーと猫2匹。」

日本ヒルズ・コルゲート株式会社 広報・法規本部 PRコーディネーター
郭 潔穎(かく けつえい)
主に社外広報を担当。「ペットフードのリーディングカンパニーとして、弊社のテーマでもあります「人とペットの共生」を広く伝えていくことを使命として日々業務に励んでおります。」







