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はっけん!面白制度

第1回:失恋休暇&バーゲン半休【株式会社Hime&Company】

(2006/4/11 火曜日)

コージー: カオリさぁ、失恋したことある?
カオリ: 何いきなりー。えっ!?まさか・・・。
コージー: ふぅ。。。こんなときってさ、仕事する気になんないよね
カオリ: そんなときに、とっておきの制度があるの!
Hime&Companyっていう女性のクチコミマーケティングの会社がやってるらしいんだけどね。
コージー: へぇー。ちょっと教えてよ。
カオリ: 了解!まかせなさいって。

失恋休暇&バーゲン半休 【株式会社Hime&Company】

こんな会社で働きたい!女の子たちの注目企業 ユニーク制度で社内風土をPR

平舘美木社長
用意する物: 就業規則
つくりかた: 1)一般的なルールが自社にとって本当に有益か、
社員にとって幸せかをよく吟味する。
2)就業規則に明記。制度の存在を示す。
ポイント: 女性スタッフが多い環境ならなお◎
※Hime&Company 社員5名中4名が女性
ヒメクラブドットコム会員 女性比率100%

Hime&Company

株式会社Hime&Company
所在地/東京都港区北青山1-4-5ロジェ青山501
設立/2002年1月18日
従業員数/5名(男1・女4)
資本金/5000万円
http://www.himeclub.com/

女性をターゲットにしたマーケティングプランニング、場所(本社サロン)とWEBを連動させたマーケティングリサーチ、「夜会」と称されるグループインタビューなどを手がける。女性たちのクチコミプロモーションを活用したビジネスモデルを構築。

-昨年のLivedoorニュースの年間トラックバックランキングで
なんと7位!若い女の子たちの話題になっていますよね。
失恋休暇を導入したきっかけ、教えてください。

起業して3年目、求人広告を出すことになって、そこに福利厚生の欄があったんです。当時何も福利厚生がなかったので、ちょうど弊社に遊びに来ていた、就職活動中の大学生、OL、専業主婦、など10数名で福利厚生をつくってしまおうと会議をしました。
私が会員たちに言ったのは「女子学生が就職したい企業のランキング1位の会社にしたい!大企業もぜーんぶ抜いて、第1位の会社Hime&Companyにしたい!そんな福利厚生ってどんなのかな?」って。

-それが失恋休暇

多くの企業が、うちは育児休暇があります、産休があります、だから女性に優しい会社ですって言っているけれど、それはずっと働き続ける女性のことしか考えていないですよね。すべての女性に対応できていない。
ヒメクラブの会員は、一般職も多いので、結婚して辞める人も多くいますね。女の子のことを本当に考えているのか、女性に本当に優しいのか、って考えたら、その休暇をとる前にやめることが多いのに、全員に優しくないじゃん!って。

そのとき、ひとりの子が「私、この前ね、失恋して、会社いけない状態になって、そんなときに会社休めたらいいよね・・・」。
そのとき彼女は会社に電話をしたら、女の先輩が察して「休みな」って言ってくれたらしいです。ただの休暇なんですけど、彼女にとってそれは“失恋休暇”だったんですよ。
熱とか出たら休めるのにね、失恋のほうが辛いよねって、ポカミスしちゃうよね、ワケのわかんないこととかやっちゃったり、ぼーっとしちゃったり・・・。
それは会社にとっても痛いわね、と失恋休暇の導入が決定しました。

-休暇の日数は決まっているんですか?

若い子は1日でいいですよ。だって20代前半なら「失恋しちゃったー・・」「じゃあ合コンしよう」「彼氏の友だち紹介してあげるよ」ってなんとなく気も紛れますから。
でも、20代後半になると、結婚を考えていたりした場合、それが急に絶たれたら、しばし呆然として1日じゃ立ち直れない。だから2日ぐらいあったらいいよねって。
それが30以上だったら!もう人生そのものを立て直さなきゃいけないから、2日じゃ立ち直れないでしょう?土日つけてグアムぐらいに行かないと厳しいよね、それなら、3日にしましょうって。

失恋休暇は1年に1回。自己申告制です。
失恋は唐突なものだから、1週間前から「別れそうなので、休暇とるかもしれません」そんななことは言わなくてもいいですよ 笑

-もうひとつ、面白い制度がありますよね。
女の子にとってはすっごく魅力的なバーゲン半休

バーゲンっていうのは、「これいくらで買ったの!安く買ったの!」って自慢までがバーゲンです。自慢して“ナンボ”。
わたしはこんなブランドをたまたま見つけたの、この私のラッキーさ加減すごくない?
いいね、かわいいね、5000円だったんだ、すごーい!って言われるまでがバーゲンですから。
たとえば普通の会社で半休とってバーゲンに行きますよね。そして荷物がいっぱいになります。なんでその時にコソコソロッカーに隠さなくちゃいけないんだろう?って。バーゲン戦利品を自慢できない半休なんて嫌だねってみんなの意見はそこで一致。
だからただの半休じゃダメなんです。バーゲン半休じゃないと。
バーゲン半休だったらバーゲンでとっているわけですから、お昼休みには、みんな待ち構えているんですよ。どうだった?どうだった?って。つまり買ってきたものを自慢するまでできるよっていう、女の子の気持ちを考えた制度。

年に2回、シーズンごとにとれます。
認められているルールなのに、コソコソしなくちゃいけない感じって嫌ですから。

-ルールはあるのに使えない、使ったら後ろめたい、そういう会社ルールに対してはどのようにお考えですか?

私、短大を出てから1年3ヶ月ぐらい、OLをしているんです。だから大企業のルールも私は経験しています。
そこには、常識だから、何十年も続いているからっていう理由しか上司も説明できないような、無駄なルールもたくさんありました。
フレックス制度が導入された年に私は入社しました。でも導入されているのに誰も使わなかった。
当時はひとりあたりの仕事量が少なくて、ある日、根詰めてやったら、午前中で仕事が終わっちゃったんですよ。早く終わったからどうしようかなぁって思った時に、[そうだ!この間フレックス制度が導入された!]って思いついたんです。そして、課長のところに。「もう帰っていいですか?フレックスで。終わっちゃったので仕事がありませんから。髪切りにいきたいので」。
数百人ぐらいいるフロアで私がはじめてとったんですよ。でもルールになっているんだからいいでしょ?制度なんだからって。

他にもたくさんありましたね。
たとえば制服があるのに、営業じゃないから外には出ないのに、ジーンズで来ちゃいけない、なんでスーツで来なくちゃいけないんだろう?って。そこで、(ちょっと嘘ついたんですけど)、「課長、わたし大学時代、アメカジでカジュアルな格好ばっかりしていたから、ジーンズとかしかもってないんですよね。そして、こんな安いお給料じゃ、スーツも1着しか買えない、洋服も買えないんですけど」って言ったら、ボーナス出るまでジーンズでいいよって。それで履いて行ったら、内勤の日はジーンズで来る人も増えました。
そうやって制度を変えるだけ変えて、1年3ヶ月でやめちゃったんです 笑。

失恋休暇もそうですが、決まりは決まりじゃなくて、社員が働きやすかったり、
効率がよかったり、誰にも迷惑かけずに、会社も無駄なお金を出さないで、
社員が生き生きと働けるのが一番いいのに決まっているんです

-ちなみに、いままで失恋休暇をとられた方は??

幸いなことに、まだいないですね。
私はいつも忙しいから、よく「平舘さん、失恋したらどうですか?」って言われています 笑
でも“失恋休暇”はとるとらないじゃないんです。
そういうユーモアが通じる会社だっていうこと。
そういう会社で働きたい、失恋つらいよね、休んでいいよねっていう会社であることが嬉しい、居心地がいいって思える会社だってこと。
それに、マーケティングをやっているので、ユーモアのある人材を雇いたかったんです。

バーゲン半休があるとしたら、よっぽど面白い会社で、柔軟な発想が受け入れられて、
もしかしたら、楽しい自分の企画も通るかもしれない!って思いますよね

たとえば、うちの会社は風通しがいいんですって言ったって、本当なの?って入ってみなくちゃわからない。
それに、私がよく言うんですが、たとえば面接で「私好奇心旺盛ですって言っても受からないよ」、エピソードを語りなさいって。
失恋休暇とバーゲン半休はそれと一緒。
とるかとらないかじゃない、会社のカラーや社員に対する度量を見せることが大切なんです。
法律の範囲内で、そんな会社で働きたい!ってやる気にさせる制度を持つことに意味があるんです。


Hime&Company
平舘美木社長 特別インタビュー記事を読む

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