一般登録はこちら 専門家登録はこちら
専門家用ページ

HOMEはっけん!面白制度第19回:オプトファーム【株式会社 オプト】

はっけん!面白制度

第19回:オプトファーム【株式会社 オプト】

(2007/5/24 木曜日)

オプトファーム
【株式会社 オプト】

千葉の山奥にある一軒家と畑でリフレッシュ
自然と触れ合う福利厚生&研修施設

オプトファーム【株式会社  オプト】

オプトファーム【株式会社  オプト】

株式会社 オプト
所在地/東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル9階
設立/1994年3月4日
従業員数/542名(2006年12月現在)※連結
資本金/4,591百万円(2006年12月現在)
売上高/293億円(2006年12月期実績)※連結
http://www.opt.ne.jp

1994年、FAXおよびテレマーケティング事業からスタートし、1997年インターネットマーケティング事業に進出。各種比較サイトの運営やeマーケティング効果測定システム「ADPLAN」の提供、インターネット広告代理などを事業とする。2004年ジャスダックに上場。「売上に直結するeマーケティング」をコンセプトにお客様のマーケティングROI(費用対効果)最大化のお手伝いをする「eマーケティングカンパニー」。

―オプトファームというのはどういうものですか?

中山さん:2005年の夏に千葉の山奥に土地を購入し、つくった施設です。それほど広い土地ではないのですが、一軒家と小さな耕せる畑があります。福利厚生施設と研修施設を掛け合わせたような形ですね。現在はプライベートでの利用というよりも、どちらかというと企業内の部単位での活動などに利用されています。決まった研修カリキュラムを用意しているわけではなく、研修半分、懇親半分という感じでしょうか。

―なぜオプトファームを導入された?

中山さん:弊社はIT企業であり、スピードのある業界にいますから、仕事に追われて多忙な人が多いんです。また、向上心が高い人も多いということもあり、“忙しいスパイラル”に陥ってしまうものが多くいます。なので、どこかでゆとりを持ったほうがいいのではないか、また常にデジタルで囲まれている環境から離れて異空間、つまり自然界の循環型社会の中に身をおくことも必要であろう、このように考えて自給自足できるオプトファームの導入が決定しました。

―実際の運用方法を教えてください。

中山さん:オプトファーム実行委員会というものがありまして、シーズナルで「送り込み企画」をしています。1回目は2005年7月〜11月まで、2回目は2006年9月〜11月までの期間で送り込みをしました。基本的には土日に、ほぼ毎週のように「この日は○○部が行く日ですよ」というスケジュールが組まれます。実行委員会が必ずひとり引率につきます。もちろん仕事もありますから、必ず全員が参加しなければいけないというものではなく、行ける人が行く、もちろん家族を連れて行ってもOKです。

鶴羽氏:自然に親しむことが目的なので、バーべキューや農作業をしながら過ごすことが多いですね。普段絶対やらないであろうことをここでする。目的を決めずに行ってのんびりする人もいます。実際に野菜も育てていますよ。ナスとかトマトとか。

中山さん:野菜の栽培は、今回は草刈をやったから、次の人は耕してね、次は種蒔いてね、というように引き継いでいっていますね。みんなでつないでリレー式に農作物をつくっています。社内に「オプトファームブログ」というのがあって、活動報告をおこなうことになっていますので、次の部へ連絡がよく書き込まれています。

―実行委員の皆さんの活動内容を教えてください。

鶴羽氏:実行委員は8月から1年の任期で組まれます。今は私が実行委員長をしています。

今年度は「全社員をオプトファームに送り込もう」というのを目標に掲げて活動しており、「送り込み企画」をはじめ、年間でできるだけ多くの人を送り込めるようにスケジューリングをして「行きましょう」と呼びかけていますね。ただ社員もどんどん増えていますから、そのペースに追いつくのは大変です(笑)。とは言え、約200名は行っています。

また、今年度に入って、オプトファームへ行く活動を会社の「サークル活動」(※)として認められたため、活動補助費が支給されるようになりました。

―社内の評判はいかがですか?

鶴羽氏:導入時には盛り上がりましたね。最近はちょっと遠いよねっていう話も出ていますが(笑)。アクアラインを使っても1時間半はかかるので。でもそれぐらい離れていないとこれだけの自然はありません。

―採用戦略上は有効に働いていますか?

中山さん:現在はあまり大きく取り上げてはいませんが、今後は外に向けても出していく予定です。デジタルばかりではなく、バランスをとろうとしている会社であること、自然や社会も考えている姿勢をわかっていただけた上で入社していただきたいと思います。

鶴羽氏:採用が決定したあとになりますが、内定者研修をオプトファームでおこなっています。僕が入社したときにも内定者全員で農作業をやりましたが、楽しかったですよ。

―他に面白い制度があれば教えてください。

中山さん:必ず休まなければならない制度がありますね。入社後3年、6年、9年の節目の年に、年次有給休暇とは別に特別休暇が付与されます。有給だとあっても休めないこともありますが「必ず休んでね休暇」なので、その年は何があっても休暇をとらなければならないんですよ。

あとは社員の意欲を高めるための「表彰制度」ですね。月次の目標予算を達成すると、表彰金が支給される制度があります。全営業部署と全社が達成したり、連続で達成すると表彰金が増額されるなどユニークな仕掛けになっています。また各カンパニーごとに項目を決めて優秀な社員を3ヶ月に1回表彰する制度があります。表彰された社員には表彰金を支給しています。これは数字面だけでのインセンティブとは異なり、プロセスなども重視したカンパニーごとの特色ある表彰制度となります。

制度は、士気を高めることに重点が置かれたものが多いと思います。表彰制度であれば、頑張りに対する直接的な評価をすることによって、一方オプトファームであれば、異なる環境でリフレッシュすることによって、士気を高めるきっかけになっていると言えるかもしれません。

※オプトは「サークル活動」を推奨しています。サークル活動として認められた場合には、1回の活動につきひとり3000円が支給されるという制度があります。

[コラム]コーポレートユニバーシティ「オプトアカデミー」

社内に限らず、社外にも開放している研修制度(今は学生に開放)。3年後5年後の夢・目標を達成するために計画的かつ継続的に実行する支援の育成プログラムです。1講義3〜4時間、講義内容はロジカルシンキング、キャリアデザインなどさまざま。ほとんどは社内講義となりますが、デジタルハリウッド社と共同で開発した「e-マーケティング講座」など外部と連携したプログラムも導入しています。ベンチャー魂を持ちつつも、規模も拡大し業界のリーディングカンパニーとしての役割を持ち始めたオプト。「業界自体を発展させて人材育成をしたいという狙いがあります。また学生の方であれば、オプトに入社していただくきっかけにもなると考えています」(中山さん)。導入は2006年の春。基本的には同社の社員が講師を担当します。
「弊社の企業哲学は『一人一人が社長』です。社員一人一人が自らの責任において行動・判断できる組織体でありたい、との意味を込めています。そのような自立した人間同士が尊敬しあい協調して関係をつくっていくことが望ましいとの考えです。「自立」といっても様々ありますが、弊社では経済的な自立と精神的な自立、職業的な自立を掲げています。その中での職業的な自立のためにこのような講義を受けて、市場価値の高い人間を目指していこうという狙いがあります」(中山さん)

オプトファーム【株式会社  オプト】

株式会社オプト マーケティングカンパニー
第4アカウント室・アカウントプランナー 鶴羽 崇晋(つるは たかし)

獨協大学経済学部卒業後、新卒でオプトに2006年度入社。幼少よりサッカーに熱中し大学卒業までサッカー漬けの日々を送る。ボーイスカウトにも加盟し、1週間ぶっ通しキャンプにもたびたび参加。2006年8月より2代目オプトファーム委員長に就任。座右の銘は「ケセラセラ」(山川海のようになるようになる)。

オプトファーム【株式会社  オプト】

株式会社オプト 統括本部総務部
広報担当 中山 通子(なかやま みちこ)

慶應義塾大学商学部卒業。都市銀行にて融資・渉外業務、運輸会社にて経理業務を経たのち、2005年10月に株式会社オプト入社。現在、主に社内広報を務める。
「各現場に立つ社員が最高に元気な笑顔をしていること」が仕事上の最終目標。


2010アンケート





このページのトップへ