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HOMEはっけん!面白制度第21回:ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

はっけん!面白制度

第21回:ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

(2007/8/7 火曜日)

ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

高額ボーナスも夢じゃない!
自分の成果に賭けるボーナス制度

ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

株式会社ウェブドゥジャパン
所在地/東京都千代田区二番町5番地1 住友不動産麹町ビル6F
設立/2001年5月24日
従業員数/134人
資本金/316,697,500円
http://www.webdojp.com/

モバイル連動広告配信サービスやモバイルコンテンツの企画、開発、配信サービスを展開するモバイル事業を中心とし、IT・インターネット業界に特化したテクニカルアウトソーシングサービス、人材紹介サービスも手がける。日本初の携帯専用ロボット型検索サイト「CROOZ!」を開発したことでも有名。

―御社のボーナス制度には、自分の成果に投資し高額ボーナスを狙えるユニークな仕組みがあるとお伺いしました。「ドキドキ!ボーナスプログラム」と呼ばれるその制度について教えてください。

今年の4月に導入した新しい人事評価制度です。社員はその期のはじめに自分の月給部分とボーナス部分の比率を設定します。分割数は14〜20。たとえば16分割とした場合には、「12」の分を月給として、残り「4」は四半期ごとに「1」ずつボーナスとして支給されます。このボーナスがクオーターごとの評価次第で最大で5倍になります。よってボーナスの割合を高く設定しておけば、5倍になる可能性があるので高額のボーナスを得られるチャンスになるのです。自分自身の成果にコミットして、その結果を報酬として得ようというのは潔いですよね。

この制度は社員の発案によって導入されたとか。どのような経緯で誕生したのでしょうか?

1年前ぐらいになりますが、各部門から均等に人数を出して、社員有志10名ぐらいが集まりプロジェクトチームが発足しました。昨年、新卒が入社したこと、また今年の2月に上場を控えていたことが、制度をつくるきっかけとなりました。

弊社のビジョンは「21世紀でもっとも感動を与えた会社になる」。感動を与えたいというからには、あらゆるところに感動の要素が埋まっていないと感動を与えることはできません。そして弊社に関係のあるあらゆる人に感動を与えなければならない。取引先はもちろん、社員に対しても、その家族に対してもです。人事制度ひとつにしても何らかの感動できるエッセンスは必要なのです。

まず社員が自らつくること。役員はチームには入っていません。社員が考えてつくりあげたものを役員にプレゼンをして、承認を得られたら導入となります。自分たちが制度をつくった、ひとつのことを成し遂げたという事実に感動がありますから。一方で社員につくってもらったのには、公平性や納得性を高くしたかったというのもあります。評価制度というのは、会社に押し付けられると納得できないところが出てくるものです。やったことが正当に評価されないとか。でも自分たちでつくったら納得するしかないですからね。

それまでの人事評価制度は一掃して、全部そのプロジェクトがつくりあげました。半期年俸制にしてクォーターで評価をして年にボーナスを4回支給することになりました。ちなみにこれまでのボーナスは決算賞与のみでした。この評価制度と同時にボーナスの支給方法のオプションとしてこの「Split」を導入しました。

実際に導入して、皆さんのボーナス比率の設定はいかがですか?

14分割が一番多いですね。ここに固まって、16,18がチラホラ。20分割はほとんどいなかったです。日々の生活に支障が出ますから(笑)。

このほかに独自の制度はありますか?

ウェブドゥジャパンポリスがありますね。10名ぐらいのチームで巡回しています。
社長でも逮捕できる権限があるのが社内ポリスです。たとえば、立席するときにPCをこのまま(開いたまま)で離れるとポリスに通報され、逮捕されるのです。逮捕されると、月に1回の全体会議で立たされ、上長が前に出されて謝らなければいけません。なんとこの前、本部長が逮捕されたんですよ。全体会議でその本部長はウェブドゥジャパンポリスに強制入隊、社長が前に出て平謝り。場内大ウケでした。(笑)

逮捕項目は50個ぐらいありますね。会議室を出るとき、イス、机が整頓されていない、机を拭いていない、逮捕されます。次の人が気持ちよく使うためです。最初はマナーや整理の項目が主でした。机の上はきれいか、冷蔵庫に私物は残っていないか、帰宅時に机の鍵は閉まっているか、PCは片付けてあるか。最近は情報セキュリティに逮捕項目が広がってきています。

罰するためにやっているわけではありません。みんなでなおすため、良くするためにやっています。社内ポリスのおかげか最近は机とかで「事件」が起こることはありません。やっていると習慣になりますから。これはもういいねっていう項目は消えていくんですよ。新しく増えることも。それが全部ゼロになったらポリスは解散です。

習慣になって、さらに継続すると文化になります。ウェブドゥジャパンポリスは文化の下支えになっていると思いますね。
このように人事制度だけでなく、それ以外の制度も他にはないものをつくることがそのプロジェクトチームのミッションです。

ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

―「ドキドキ!ボーナスプログラム」「ポリス」など一度聞いたら記憶に残るネーミングですね。

ボーナスプログラムも人事制度名は「スプリット」ですからね。わかりやすくしたい。そのためには、言語化したときにわかりやすい、ひと言で伝わることが重要です。

また弊社のビジョンの中に「7S」という、行動指針があります。「Speed:あらゆる行動を、いつもMAXスピードで」「Spirit:熱い思いが人を動かす」というようにSではじまる言葉が7つ並びます。今、月1の全体会議で無作為に選んだメンバーでつくった2チームにこの7つを暗誦させてタイムを競うというゲームをしています。まもなく全社員を一巡しますが、続けているうちにみんながこの言葉を覚えて、今では自然と会話の中に出てくるほどに浸透しています。

言語化やシンボル化はすごく大事で、そういうものがたくさんあればあるほど、物事を伝えやすくなるし、仕事もしやすくなります。それらが言葉のキャッチボールに使われていくうちに、自然と会社の文化をつくっていくと思います。

ドキドキ!ボーナスプログラム「Split」【株式会社ウェブドゥジャパン】

株式会社 ウェブ ドゥ ジャパン 取締役 社長室長
櫻井 英哉(さくらい ひでや)

1969年、名古屋市生まれ。ベンチャーキャピタルで勤務後、同社入社。上場後の現在は社長室長としてPR,IRを担当。
唄って踊れる司会者を目指し、全体会議で初代MCをつとめ、会議の初めにQUEENを唄うのが恒例に。ウェブドゥジャパンポリス逮捕歴アリ。



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