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貸借対照表のつくりかたその3

きょうも貸借対照表のつくり方の続きです。

前回、貸借対照表資産の話をしました。

今回は負債の話をします。

資産が「貨幣性資産」と「費用資産」にわかれるように、
負債も「貨幣性負債」と「収益負債」に分かれます。

「貨幣性負債」は、将来現金で支払わなければならないもの。

たとえば、「買掛金」や「借入金」などですね。

収益負債」とは、将来収益に振り替えるもの。

たとえば、大家さんなどの場合には、家賃を前払いでもらいますよね。

6月分の家賃を5月にもらう、といったことをします。

これは5月のうちは「前受け家賃」ですから、
5月中は「前受収益」にしておいて、
6月になったら「受取家賃(売上)」に振り替えるわけです。

このように、負債のほうは、買掛金や未払金などの
計上漏れさえなければ、また、前受の部分は振り分けを間違えなければ、
正しく計上されるはずですね。

つまり、負債のほうは資産のほうに比べて、
あまり工夫のしようがないのです。

できるのは、支払時期の変更くらいです。

これも、相手のあることですので、あまりカンタンにはできないでしょう。

したがって、このメルマガのテーマである
「経理処理をいかにカンタンにするか」は、比較的自分で
コントロールしやすい「資産の部」をいかにスリムにできるか、
ということにかかってきます。

この点をもう少し詳しく見ていきたいとおもいますが、
その前に、損益計算書について、次回一度お話したいと思います。

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