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最終更新日
2006年03月17日 10:53
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著作者
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ポイント
最近は、なぜか税務調査が多いです。
黒字
決算の会社では、
避けて通れないのが税務調査ですね。
税務調査って、
なにを見るか、かんたんにお話しましょう。
最近の税務調査は、
法人税と
消費税、それに
源泉所得税の調査を
同時におこないます。
消費税のポイントは、
課税区分ですね。
消費税のかかる取引か、かからない取引か。
その区分さえ、
日ごろからしっかり見ておけば、
調査でもあまりあわてることはありませんね。
源泉所得税は、給料関係は、
きちんと源泉できていてあたりまえ。
できていないようなら、
給与計算ソフトをいれて、
簡単にできるようにしましょうね。
手計算でやると、
どうしても間違えてしまいますから。
源泉税で難しいのは、
外注費や
支払手数料に含まれる
個人に対する支払関係です。
思わぬところから、
「これ源泉しなくちゃいけないんじゃないの?」
というのが出てくることがあります。
請求書は屋号で来ているので会社かと思ったら、
実は個人でした、なんて例もありますし。
でも、会社の税務調査のメインは、
なんといっても
法人税です。
法人税の調査って、
何を見るのか。
これも、
貸借対照表の残高確認から始まります。
つまり、
「
売掛金は、きちんとすべてが計上されているか」
「商品や製品、原材料などの
棚卸資産は、
きちんと計上されているか」
「
固定資産など
資産に計上しなければならないものを
費用にしていないか」
ということですね。
ここでいったことは、
すべて「
資産がきちんと計上されているか」です。
そのほかには、
「給料にあたるものはないか(とくに
役員関係)」
「
交際費にあたるものはないか」
「
寄付金にあたるものはないか」
を確認していきます。
たったこれだけです。
したがって、
帳簿が簡単になっていればいるほど、税務調査も
早く終わります。
税務調査は、時間掛けても1円も儲からないので、
なるべく早く終わらせるようにしましょう。
でも、理不尽なことをいわれたら、
十分納得するまで反論してくださいね。
税務調査
atc-10421
column:column_tax:column_corporate_general
2006-03-17
最近は、なぜか税務調査が多いです。
黒字決算の会社では、
避けて通れないのが税務調査ですね。
税務調査って、
なにを見るか、かんたんにお話しましょう。
最近の税務調査は、
法人税と消費税、それに源泉所得税の調査を
同時におこないます。
消費税のポイントは、課税区分ですね。
消費税のかかる取引か、かからない取引か。
その区分さえ、
日ごろからしっかり見ておけば、
調査でもあまりあわてることはありませんね。
源泉所得税は、給料関係は、
きちんと源泉できていてあたりまえ。
できていないようなら、給与計算ソフトをいれて、
簡単にできるようにしましょうね。
手計算でやると、
どうしても間違えてしまいますから。
源泉税で難しいのは、
外注費や支払手数料に含まれる
個人に対する支払関係です。
思わぬところから、
「これ源泉しなくちゃいけないんじゃないの?」
というのが出てくることがあります。
請求書は屋号で来ているので会社かと思ったら、
実は個人でした、なんて例もありますし。
でも、会社の税務調査のメインは、
なんといっても法人税です。
法人税の調査って、
何を見るのか。
これも、
貸借対照表の残高確認から始まります。
つまり、
「売掛金は、きちんとすべてが計上されているか」
「商品や製品、原材料などの棚卸資産は、
きちんと計上されているか」
「固定資産など資産に計上しなければならないものを
費用にしていないか」
ということですね。
ここでいったことは、
すべて「資産がきちんと計上されているか」です。
そのほかには、
「給料にあたるものはないか(とくに役員関係)」
「交際費にあたるものはないか」
「寄付金にあたるものはないか」
を確認していきます。
たったこれだけです。
したがって、
帳簿が簡単になっていればいるほど、税務調査も
早く終わります。
税務調査は、時間掛けても1円も儲からないので、
なるべく早く終わらせるようにしましょう。
でも、理不尽なことをいわれたら、
十分納得するまで反論してくださいね。