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◆
人事の仕事を通じて、こんなことができる! 第1回
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会社経営をしている人でもなければ、
人事といっても、何の目的で
どういう仕事をやっているのか具体的にイメージが湧かないのでは
ないでしょうか。
査定を行う人だとか、手続きを行う人、
採用を行う人というイメー
ジでしょうか?
部分的には正解なんですが、それだけだとちょっと、悲しくなって
しまいます(
人事をやっている立場の人間としては)。
人事の仕事の大きなくくりの一つとして、会社と
従業員のコミュニ
ケーション役の仕事があります。
コミュニケーションについては「労使交渉」「労使協議」などとも
言う言葉がある通り、会社側と
従業員側が話し合いをしてお互いの
利益や主張の摺り合わせを行うことがイメージされます。
今でこそ落ち着いては来ていますが、交渉を行う前提に労使の対立、
または大きな意見の隔たりという状況があって、お互いが利益を奪
い合う場として、交渉が行われることも多くありました。
これではどちらが勝っても負けても、良いことはありません。
基本的には会社の方が
人事権を握る強い立場にあります。
ですから、会社側の立場に立って
労働者側を封殺するということも、
人事の仕事として行われてきましたし、今でも多くの企業で行われ
ていることでしょう。
ただ、会社が一方的な意見を押し付けて
従業員の満足度が下がると、
離職による
採用教育のコスト増や、
モチベーションの低下による生
産性の低下にも繋がります。
そこで、会社の求める効率と、
従業員の求める満足や納得、これら
の要素の調整を行うことが、ちょっと前までの
人事コンサルタント
さんのお仕事とされてきました。
私の場合は若干違い、経営側と
労働者がコミュニケーションを多く
取り、双方のメリットを生む(Win=Win)ことを前提とした意思疎
通の機会を増やすことが必要と考えています。
極めて簡単に言えば、会社の利益と
従業員の
報酬をリンクさせたり、
会社の経営戦略の立案や、実行に際しての落とし込みの段階で従業
員を参画させることなどの手法です。
目指す方向が一致すれば、会社と
従業員が高い
モチベーションと使
命感をもって大きく前進することが期待できます。
終身
雇用や出世レースだけに執着しない価値観多様化の時代ですか
ら、より多くの意見を取り込むことはちょっと大変かもしれません。
しかし、結局は経営者も
従業員も人間ですから、意思疎通をすれば
理解が深まってお互いのメリットになることは多くあります。
そんな意志疎通をコーディネイトするのが
人事の仕事の一つだとい
うのが、私の考え方です。
ちなみに。
既にお気づきかもしれませんが、ここで言う
人事とは、いわゆる会
社の
人事部や経営者、私のような
人事コンサルタントだけでなく、
ライン管理職なども包括した広い概念です。
人事は、多くの力を必要としています。
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◆
助成金がまた一つ、減ります。
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新規・成長分野
雇用奨励金という
助成金があります。
会社が、30歳以上60歳未満で前職を会社都合で
退職した人を、ハ
ローワークなどの職業紹介機関経由で雇入れた場合、一括で70万
円の
補助を受けられるものです。
一言で言うと、条件が少なく、使い勝手のいい
助成金でした。
私も、何件か顧問先等に代わって申請を行い、何件か受給に導いて
きた実績があります。
しかし、残念ながら、この
助成金は今年の3月31日の雇い入れを最
後に、無くなってしまいます。
もし申請をお考えであれば、今すぐ
ハローワークに求人を申し込め
ば、まだ間に合うかもしれません(かなりあわただしいですが)。
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◆ 人事の仕事を通じて、こんなことができる! 第1回
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会社経営をしている人でもなければ、人事といっても、何の目的で
どういう仕事をやっているのか具体的にイメージが湧かないのでは
ないでしょうか。
査定を行う人だとか、手続きを行う人、採用を行う人というイメー
ジでしょうか?
部分的には正解なんですが、それだけだとちょっと、悲しくなって
しまいます(人事をやっている立場の人間としては)。
人事の仕事の大きなくくりの一つとして、会社と従業員のコミュニ
ケーション役の仕事があります。
コミュニケーションについては「労使交渉」「労使協議」などとも
言う言葉がある通り、会社側と従業員側が話し合いをしてお互いの
利益や主張の摺り合わせを行うことがイメージされます。
今でこそ落ち着いては来ていますが、交渉を行う前提に労使の対立、
または大きな意見の隔たりという状況があって、お互いが利益を奪
い合う場として、交渉が行われることも多くありました。
これではどちらが勝っても負けても、良いことはありません。
基本的には会社の方が人事権を握る強い立場にあります。
ですから、会社側の立場に立って労働者側を封殺するということも、
人事の仕事として行われてきましたし、今でも多くの企業で行われ
ていることでしょう。
ただ、会社が一方的な意見を押し付けて従業員の満足度が下がると、
離職による採用教育のコスト増や、モチベーションの低下による生
産性の低下にも繋がります。
そこで、会社の求める効率と、従業員の求める満足や納得、これら
の要素の調整を行うことが、ちょっと前までの人事コンサルタント
さんのお仕事とされてきました。
私の場合は若干違い、経営側と労働者がコミュニケーションを多く
取り、双方のメリットを生む(Win=Win)ことを前提とした意思疎
通の機会を増やすことが必要と考えています。
極めて簡単に言えば、会社の利益と従業員の報酬をリンクさせたり、
会社の経営戦略の立案や、実行に際しての落とし込みの段階で従業
員を参画させることなどの手法です。
目指す方向が一致すれば、会社と従業員が高いモチベーションと使
命感をもって大きく前進することが期待できます。
終身雇用や出世レースだけに執着しない価値観多様化の時代ですか
ら、より多くの意見を取り込むことはちょっと大変かもしれません。
しかし、結局は経営者も従業員も人間ですから、意思疎通をすれば
理解が深まってお互いのメリットになることは多くあります。
そんな意志疎通をコーディネイトするのが人事の仕事の一つだとい
うのが、私の考え方です。
ちなみに。
既にお気づきかもしれませんが、ここで言う人事とは、いわゆる会
社の人事部や経営者、私のような人事コンサルタントだけでなく、
ライン管理職なども包括した広い概念です。
人事は、多くの力を必要としています。
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◆ 助成金がまた一つ、減ります。
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新規・成長分野雇用奨励金という助成金があります。
会社が、30歳以上60歳未満で前職を会社都合で退職した人を、ハ
ローワークなどの職業紹介機関経由で雇入れた場合、一括で70万
円の補助を受けられるものです。
一言で言うと、条件が少なく、使い勝手のいい助成金でした。
私も、何件か顧問先等に代わって申請を行い、何件か受給に導いて
きた実績があります。
しかし、残念ながら、この助成金は今年の3月31日の雇い入れを最
後に、無くなってしまいます。
もし申請をお考えであれば、今すぐハローワークに求人を申し込め
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