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コラムの泉

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好意が・・

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第545号)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
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http://archive.mag2.com/0000250571/index.html

小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■好意が・・
■最後に
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■はじめに

社労士になって約10年間

色々な業務に携わってきました。


社労士の業務は幅が広いのでやる気さえあれば色々なことにチャンレンジ出来ます。

勝手に書いてみるとこまつは一応すべての業務をこなせるのですが
次の2つの業務は苦手です。


1、年金業務
2、助成金代行業務


年金業務はおいておりて助成金については正直あまりやりたくないのが本音です。

ころころと制度が変わり
期日がきちんと決めれていること

正直多少忙しいこともあってころころと変わる制度を勉強する暇がないのに
期日が決まっているからこの業務を受けると焦るのです・・・・


(顧問先さんすみません。)

とはいっても該当する可能性のある助成金はもらわないと損するので
一応情報収集は行いますが


さて今日お話するのは最近特に多くなった社労士の業務である
個別紛争の話です。



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■好意が・・

(本当にあった怖い話を作り変えています)

当社は30人程度の従業員が働く広告業だ。

最近は特に業績が悪化し続けているものの何とかやってきていたのだ。


今年の3月ごろに立て続けに退職者が出て業績が悪くなっている当社とはいえ
さすがに同時に数名も退職者が出ると業務の都合上新人を採用しなければ
行けない状態だ。

そこで正社員を採用したかったのだがもし能力のない方を採用してしまったら
当社のような小さい会社はたちどころに悪くなってしまう。

そこでまずはアルバイトとして採用を行い、能力があるようなら正社員登用するという
形で募集広告を打ってみた。


ところがところが当社のような中小零細企業に応募者が来ることは少なかった。

何名か面接を行ったのだが、とても能力がありそうな人材はいなかったのだ。

とはいえ採用を行わないわけにはいかない。

そこで一番ましだと思う人材を仕方がないと思いながらアルバイト雇用してみたのだ。


当社はアルバイトとはいえ、雇用保険社会保険に加入してもらう。

アルバイトとはいえ結構な経費がかかっている。

当然期待したよ。能力があることを


しかし残念なことにアルバイトで雇った新人は当社が思っているほどの能力を持ち合わせて
いなかった。



しかし能力がないという理由で従業員は解雇できないと聞く。

よって社員登用はないにしてもその従業員の生活のことも考えて
そのままアルバイト雇用を続けることにしたんだ。


そしてその後採用活動を続けて、優秀な人材が数名雇い入れることが
出来てみんな正社員登用した。


半年経過した10月にそのアルバイトから経営者である私に話があると
言ってきた。

何の話だろうと会議室に行ったところ

従業員
「半年経過しましたが、正社員登用してもらえませんでした。
 退職させてください」


この話を聞いた時には正直心の中で喜んだよ。

だって解雇したいと思っていた従業員自ら辞めたいと言ってきたのだから

アルバイトと言っても月に20万円以上経費がかかっていて
このアルバイトはその経費に見合った仕事をしていない。

心の中で
(やったー。ラッキー。向こうから辞めたいと言ってきたよ・・・・)

しかし一応やるべきことはやらなければ

経営者
「確かに正社員登用は今は難しいのかもしれない。でもこのまま頑張って成長が続くと
 君も来年の4月には正社員になれるかもしれないし当社にとって君も必要な人材だよ。
 もう少し頑張ってみたらどうだろうか?」

一応形だけでも引き留めなければと
そしてもし退職を取り辞めたらどうしようと
思っていたら従業員が次のようなことを言ったんだよ。


従業員
「いえ。ここにいても皆さんの迷惑になるだけですので退職したいと思います。
 ただ私にも家族がいて生活があります。
 
 もしよかったら失業保険をすぐにもらえるようにするため解雇扱いで
 やっていただくと助かります」


この時は何も考えていなかった。

まさか大きなトラブルに巻き込まれるなんて


明日へ続く

良かったら感想下さい
info@style-neo.jp

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■最後に

最近は本当に多くなりました。


労働基準監督署から呼び出しを受けたり
個別紛争になったり
労働審判になったり

裁判になってしまったり

外部の労働組合に加入されて団体交渉をされたりと


本当にトラブルが多くなりました。


「昔も今も何も変わっていないのに紛争になる事例が多くなった」
というのが本音です。


昔も労使間のトラブルはありました。

残業代を支給しないとか
解雇であったりとか

でも今ほど紛争になることはありませんでした。


企業は本当に気をつけなければ


社労士はトラブルを未然に防ぐのも大きな業務の一つです。

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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一



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