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コラムの泉

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トラブル事例

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第620号)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
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小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■トラブル事例
■最後に
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■はじめに

ここ数年は労務トラブルの仕事が非常に増えてきました。


労務トラブルを簡単に言うと
労働者と会社との問題」です。

労働者が訴える先として

弁護士さんに相談
労働基準監督署
外部ユニオンに加入
労働審判
裁判

などなど様々な訴え先が存在しています。
しかも費用がまったくかからない相談先まで存在しています。


労働者にとってとても許し難い解雇や嫌がらせなどは
本当にこのような機関があることは心からの支えになるでしょう。


でも今日はちょっと変わった話で
「便乗訴え」
なるものが存在しています。

今日はそんな話

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■トラブル事例

「便乗訴え」とは
労働者が自らの非を改めず誰かから会社を訴えたら
お金がもらえるぞとの言葉だけを聞き、会社を訴えてくる輩のことである。


(今日も実話をもとにした話です)


寒い冬のことであった。突然うちの事務所の電話がなったのは・・・

電話をかけてこられたのは当社の顧問先の経営者からだった。

当社は社労士事務所を経営しており、毎日のように経営者達から
電話がかかってくるのではあるが今日の電話は少し深刻な話だった。

経営者
「実は会社の経費を横領した従業員がいます」

話を聞いてみると本当に簡単な仕組みで会社の経費を100万円ほど横領したようです。

そこで私は聞いてみました。

こまつ社労士
「証拠がそろっているのであれば懲戒解雇もできますがどうしましょうか?」

経営者は言います
「確かに横領は悪いことですが簡単に横領が出来る仕組みを作っているのも
 私です。あとこの従業員も結構頑張ってきたので懲戒解雇はちょっと
 かわいそうかなと・・・・」


こまつ社労士
「ではその従業員を呼んでこのように伝えてください。
 今回の横領は許し難い行為であって警察に被害届を出しても構わないが
 君は当社で良く頑張ってくれた。だから懲戒解雇や逮捕になったでは
 かわいそうかと思う。自分から身を引かないか と」


経営者は人間的にも出来ているのでしょうか?
それではその通りでやってみますと一言だけ言い電話を切りました。


自己都合退職退職届が出てきました。

そうか!話し合いがうまく行ったんだと私は思いました。

あとで聞くと100万円の横領も今回冬に出すはずのボーナスをなしにして
チャラにすると経営者が言ったとのことです。

もう100万円はいらないと


すごい経営者だと尊敬のまなざしで見ていたのです。




それから数ヵ月後に信じられない郵便物が会社の届いたのです。

労働基準監督署より
「○○労働者時間外労働の未払いについて調査を行う!」

○○労働者と言うのはさきに懲戒解雇を自己都合にて処理してあげた
もと従業員です。

自分が問題を起こして辞めたのにさらに会社を訴えるとは何事か!!!


っと言うかこの会社では未払いの残業代なんて発生していません。
きちんと残業代を支給するようになっているのです。


正確に言うと45時間みなし残業手当がついており45時間を超える時間外労働について
別途支給している形を取っています。


その旨を監督官に説明に行きました。


監督官が言うにはこうです。
45時間のみなし手当と言うが本人は聞いていないと言っている」


「ほーそう来たか!!!」とぶっちゃけ思いましたがすぐに安心です。
45時間の制度を導入した際に雇用契約書を全員から取り交わして説明会まで行っています。

そこで雇用契約書を持ってきますと伝えてその場を去りましたが
会社で探せど探せどその雇用契約書が見つかりません。


おそらく倉庫の奥に保管しているはず。
でも見つかりません。

多少あせりましたが

その雇用契約書を取ったのは訴えた従業員だけでないので
その他の従業員の同意書を新たに取って持って行きました。

「平成○年○月ごろ私も○○元従業員も含めて雇用契約書を交わして45時間の説明を受けていることを
 証明します!!」



監督署には
「当社は残業代の未払いはまったくありませんので支給する予定もありません
 きちんとその旨○○元労働者に説明してやってください」
と回答しました。


まじで信じられない・・・・・
自分が悪いのになぜ訴えてくる・・・

しかも言いがかりかよ・・・・・


まあこれで終わって良かったと思ったらさらに信じられない手紙が

○○裁判所より
「裁判のお知らせ!!!」

おいおいきちんと説明したぞ

なぜ裁判に来るんだ
勝ち目ないのに

続く

良かったら感想下さい
info@style-neo.jp

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■最後に

こんな話で良かった次々に書けますよ。

なんせ色々なトラブルに直面してきましたから

あと会社が本当に悪さをしてのトラブル対応とかもあるのですが
あまり面白くないのでパスします。


労務トラブルは単なるボタンのかけ間違いから起きるのです。


従業員も入社した当初から会社とトラブルを起こそうなんて
思って入社してくる人はほとんどいません。


何かの拍子でお互いに信頼がおけなくなるのです。


会社側にも問題があるでしょうし
労働者側にも問題があるのです。


このようなトラブルを数多く経験してみると

「正直この争いをしている暇があったら新しい仕事を探したり
 新しい仕事で頑張って働いて見返したら良いのに・・・・・」
と個人的には思ったりもするのですが

当の本人はそんなことは思ってもいません。


労務トラブル結構大変です。






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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一


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