• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

先行技術文献情報開示要件について(3)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成23年4月20日

『役に立つ特許実務者マニュアル』
  -先行技術文献情報開示要件について(3)-
                         第33号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 本メールマガジンは、

 弁理士である著者が、
 主に化学分野で特許の実務に携わっている方を対象に、

 特許の実務を進める上で役立つ情報、日常の業務の中で
 得た考え方やノウハウを公開するものです。

----------------------------------------------------------


■こんにちは。田村です。
 
 前回もご案内しましたとおり、
 
 4月27日(水)に

 「拒絶理由通知への対応セミナー」

 を開催させていただきます。



■本セミナーは、

 拒絶理由通知への対応に慣れていない、或いは、
 現状よりさらに高いスキルを身につけたいという方に、

 拒絶理由通知へ対応する際の方針の決め方と、
 より高い説得力で審査官を納得させるための勘所を
 お伝えするものです。


 どのような仕事でも、このポイントさえ抑えて
 おけば、問題ないといったことがあるかと思います。


 本セミナーでは、

 拒絶理由通知へ対応方針の検討を中心に、
 意見書の作成までお話をさせていただきます。

 また、対応方針の検討については、
 知っておくべきことと、実行するべきことをお伝えし、
 拒絶理由通知への対応の際のツボをおさえます。

 
 ご興味のある方は、こちらをご確認ください。

http://lhpat.com/seminer1.html
 


■本日も、先行技術文献情報開示要件の続きです。
  
 先行技術文献情報開示要件では、

 出願人が、特許を受けようとする発明に関連する
 発明を知っている場合は、

 その関連する発明が記載された刊行物等に関する
 情報を特許明細書中に記載する必要があります。



■この刊行物等に関する情報ですが、

 その刊行物の名称を記載するとともに、
 その刊行物の内容を文章にて記載します。



■刊行物が公報の場合は、その公報の名称を、
 例えば、下記のように記載します。

 【特許文献1】特許第○○○○○○号公報
 【特許文献2】特開○○○○─○○○○○○号公報
 【特許文献3】米国特許第○○○○○○号明細書
 【特許文献4】米国特許出願公開第○○○○/○○○○○○号明細書
 【特許文献5】国際公開第○○/○○○○○○号


 公報の内容を「背景技術」の欄に記載する際は、

 自分で公報の中身を読んで一から文書を作るのは
 大変ですので、

 公報の要約書の記載を参考にしながら記載すると、
 それほど労力をかけずに書けるかと思います。



■以下、参考のため、記載します。

 刊行物が論文等の場合は、その論文について、
 
 著者、論文タイトル、刊行物名、発行国、発行所、
 発行年月日、巻数、号数、ページ等の順に記載します。


 刊行物が単行本の場合は、その単行本について、

 著者、書名、版数、巻数、発行国、発行所、
 発行年月日、ページ等の順に、例えば、
 下記のように記載します。

 【非特許文献1】○○著「△△」××出版、2011年1月1日、p.1-5



----------------------------------------------------------

<小冊子のご案内>

■弊所発行の小冊子「発明者、特許担当者のための
 化学系特許明細書の作成のポイント」ですが、
 
 350名以上の方にお申込みをいただきました。

 お申込みいただきました皆様、
 ありがとうございました!


 まだ、お申込みをされていない方は、
 是非お申込ください。

 http://www.lhpat.com/leaflet3.html


----------------------------------------------------------

<ご意見、ご感想>

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」
 はいかがでしたでしょうか。
 
 すべてにご返信はできないかもしれませんが、
 下記のアドレス宛てに、
 
 ご意見、ご感想等いただけましたら、幸いです。

 
 問い合わせ先:mail@lhpat.com
     注:@は「@」に変換して、ご送信下さい。
 
 また、このような話題を取り上げてほしい等の
 ご要望がありましたら、
 可能な範囲で対応したいと思っております。


----------------------------------------------------------

<お願い>

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」
 は著作権により保護されています。

 また、本メールマガジンは、私個人の特許に対する
 考え方やノウハウをお伝えするものであり、

 ご紹介する内容のすべてが絶対的に正しいとは、
 考えておりませんので、

 その点について、予めご了承いただいたうえで、
 お読みください。


----------------------------------------------------------

<ご相談>

■ご相談をご希望の方は、60分20,000円より承ります。

 件名に「相談希望」とご明記の上、下記のアドレス
 宛てにご連絡ください。

 原則2営業日以内に、担当者よりご連絡を
 させていただきます。 

 問い合わせ先:mail@lhpat.com
     注:@は「@」に変換して、ご送信下さい。


----------------------------------------------------------

 発行元:ライトハウス国際特許事務所 田村良介

 問い合わせ先:mail@lhpat.com
     注:@は「@」に変換して、ご送信下さい。  

 登録・解除はこちらから:
     http://www.mag2.com/m/0001132212.html

 Copyright (c) 2011 Ryosuke Tamura All rights reserved.

絞り込み検索!

現在22,382コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP