紛争

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2011-06-03

------------------------------------------------------------- 成長し続ける企業に！サービス業専門社労士日記（第685回） ------------------------------------------------------------- おはようございます。 メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。 このメルマガは サービス業特に飲食店経営者及び店長 売上が上がらないとお悩みの経営者 労務管理の難しさを感じている人事担当者 同業の社労士さん へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。 テーマは 「従業員のやる気と売上は本当に連動している」 です。 ------------------------------------------------------------- ◎お客様の売上アップのため！サービス業専門社労士日記 のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000250571/index.html 小松潤一社会保険労務士事務所 http://www.style-neo.jp　　http://www.style-neo.com ------------------------------------------------------------- 目次 ■はじめに ■紛争 -------------------------------------------------------------- ■はじめに すみません いやー。何なんでしょうか？今週は結構忙しくて バタバタしました。 労働保険の年度更新の書類がついに会社に届き始め これが終わったら次は社会保険の算定が開始されて 給与に至っては住民税の入れ替えをやらないといけないし そんなこんなで本を書いている状態です。 久しぶりにめっちゃ忙しいです。 メルマガ全然かけていなくてすみません。 来月には通常に戻れると思いますのでもう少々お待ちください。 さて言い訳ばかりではどうしようもないので 久しぶりにメルマガを書こうと思います。 最近は色々な仕事が増えてきました。 それも大阪だけでなく東京やその他の県とかでの仕事も 仕事内容は色々あります。 しかし特に多いのが紛争系です。 今日はそんな話 ------------------------------------------------------------- ■紛争 「俺転職して収入が100万円程度上がった！！」 こんなことを言う友達と出会ったことはありませんか？ 良いな給与が上がって　俺も転職しようかな・・・・ と思うこともあるでしょう。 でもよく話を聞いてみると給与が上がったのではなく きちんと残業代を支給してくれる企業に就職しただけで 実際の給与は上がっていないことが多いのです。 今まで残業代をほとんどもらえていなかった企業から 月に8万円ほど支給してくれる企業に就職出来れば 単純に100万円ほど収入が上がるのです。 ほとんどの場合転職によって給与が下っているのではないでしょうか？ 結局こまつ自身も一番最初に入社した企業が一番給与が高かったですし 転職をすることで収入が減るのです。 今まできちんと残業代が支給されたのは大きな声では言えませんが 1社もありませんでした(笑) こんなことも言うのも何なんですが 経営者と喧嘩して 「こんな会社で働けるか！！」と辞めている会社もありまして 退職する際に残業代もまとめて請求してやれと 思うのですが結局色々と面倒ですし 会社と争って権利を勝ち取る時間を考えると 新しい会社で前向きに頑張っていく方がよっぽど建設的なのです。 嫌な会社であれば最後に会社に仕返ししてやりたいと心の中で思っても 面倒ですしもう過去の嫌なことは忘れて次の会社で頑張ろうと思うのが 普通です。 しかし最近はよっぽど会社のやり方が気に食わないのか 従業員側が当然の権利を裁判などを通じて主張してくることが多くなりました。 今まで従業員側が泣き寝入りしていたことも 従業員が戦ってくることが非常に多くなってきたのです。 ほとんどの場合が解雇に関することと 給与に関することですが 一般の企業ではそのような労使間のトラブルを想定していないので 企業側の対応は後手に回ってしまうのです。 【従業員からの仕返しは痛い目に会う】 人間的に素晴らしい経営者の場合従業員ときちんとコミュニケーションを 取ろうと思い、従業員のためを思って行動を取ります。 そしてその行動を従業員はきちんと見ていて 残業代が支給されていなくても請求してくることは ほとんどありません。 しかし会社側の対応が悪ければ退職時には 従業員が正当な権利を主張してくるのです。 最近ではこんな感じですぐに訴えられるのです。 退職時に色々と権利を主張されるのですが ほとんどの場合が解雇している案件です。 会社を経営している方に強く言いたいのが 解雇する前に相談をしてほしいと言うことです。 解雇には手順があります。 その手順に添わずいきなり従業員に対して 「解雇だ！」 と伝えてしまうので余計に時間とお金がかかるのです。 解雇と言う前に色々な手順を踏んでどうすることも出来ない状態になってから 解雇を言うのです。 昔であれば何の手順もなく解雇をしても従業員側が泣き寝入りをしてくれていたので 大きなトラブルにはつながらなかったのでしょうが最近ではトラブルになります。 ぜひ 事前にご相談ください。 解雇にもいくつか種類があって手順も違ってきます。 整理解雇には整理解雇の手順が 普通解雇には普通解雇の手順が 懲戒解雇には懲戒解雇の手順が それぞれ手順が違ってくるのです。 従業員が悪い行動をしていたとしてもすぐに懲戒解雇にしてしまうと 後々トラブルになることも結構あります。 きちんと手順さえ踏んで行えばトラブルを回避できることはたくさんあるのです。 従業員の将来を奪うのですから解雇は会社もパワーを使うのです。 ぜひ事前にご相談を よかったら感想をください info@style-neo.jp ------------------------------------------------------------- 創造人材株式会社 小松潤一社会保険労務士事務所 小松潤一 http://www.sou-jin.com/ http://www.style-neo.jp info@style-neo.jp