2010年6月24日号 (no. 628)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【
退職金規程なしの
退職金】
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■煙幕を張る。
普段から
退職金について考えて仕事をしている人はおそらく少ないと思う。
自主退職する数ヶ月前か、50歳代の人か、それとも
定年退職直前の人か。多くの人の興味を引く話題ではなく、上記のように特定の意識を持った人のみが興味を持つ話題ではないでしょうか。
退職金は、
雇用契約と違い、得てして不明朗な状態で置かれることが多い。
どういう人が支給対象なのか。どういう条件を満たす必要があるのか。どういう計算方法で金額が計算されるのか。どういう時に減額されたり不支給になるのか。どういう方法で資金を確保するのか。そもそも、
退職金制度があるのかどうか。
退職金に関する事柄は上記の項目がブラックボックスに入っていて、上長や経営者に
退職金について聞くのは気が引けますから、知ろうとしても知りにくいのですね。
入社時点で
退職金について詳しく教えてくれることはないし、入社してからも詳しく説明される機会はおそらく無いのではないでしょうか。企業によっては、
退職金制度を変更するときに
従業員向けの説明会を開くかもしれないが、それで十分かというと必ずしもそうではないはず。
■お品書きなしの寿司屋。
退職金に張られた煙幕を取り払うのが
退職金規定の役割ですが、企業によっては
退職金規程なしで
退職金制度を
採用しているところもあるかと思います。
退職金規程を構成する要素は大きく分けて2つです。「支給条件」と「計算方法」です。
どういう条件を満たせば
退職金が支給されるのか、もしくは減額や不支給になるのか。どのような計算方法で金額が決まるのか。この2点が
退職金規程を構成する主な要素です。
「
退職金制度には規定が不可欠」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、規定は必ずしも必要ではなく、規定なしで
退職金を支給することは可能です。
退職時に経営者の胸三寸次第で、
退職金を支給するかどうか、またその金額が決まるという会社もありますよね。
「ルールがないならば制度ではない」というわけではなく、ルールがなくても
退職金は支給できるのですね。
ただ、規定なしで制度を運用していると「なぜあの人はああなって、私はこうなるのか」説明できなくなるだろう。なぜあの人は支給されなくて、私は支給されたのかとか、あの人は940万円で私は1,120万円だったけど、どうやって
算定したのだろうかとか。規定がないと疑問を生みやすい。
「必須ではないならば、作らなくてもいいじゃないか」と思うのもやむを得ないのですが、
退職金規程は
契約と同じものであり、
退職金に関する組織と構成員との約束です。
約束するから
契約するのであり、
契約したからキチンと
履行する。だから相手から信用されるわけです。これは商取引では当然かと思います。
では、
退職金ではどうか。約束したくない、だから規定を作らない。キチンと
退職金を払うかどうかは分からない。これで相手から信用されるのはちょっと難しい気がしますね。
お品書きのない寿司屋には入りにくいのと同じように、規定のない
退職金が遠慮されるのも無理からぬことです。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日のテーマ【退職金規程なしの退職金】
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■煙幕を張る。
普段から退職金について考えて仕事をしている人はおそらく少ないと思う。自主退職する数ヶ月前か、50歳代の人か、それとも定年退職直前の人か。多くの人の興味を引く話題ではなく、上記のように特定の意識を持った人のみが興味を持つ話題ではないでしょうか。
退職金は、雇用契約と違い、得てして不明朗な状態で置かれることが多い。
どういう人が支給対象なのか。どういう条件を満たす必要があるのか。どういう計算方法で金額が計算されるのか。どういう時に減額されたり不支給になるのか。どういう方法で資金を確保するのか。そもそも、退職金制度があるのかどうか。
退職金に関する事柄は上記の項目がブラックボックスに入っていて、上長や経営者に退職金について聞くのは気が引けますから、知ろうとしても知りにくいのですね。
入社時点で退職金について詳しく教えてくれることはないし、入社してからも詳しく説明される機会はおそらく無いのではないでしょうか。企業によっては、退職金制度を変更するときに従業員向けの説明会を開くかもしれないが、それで十分かというと必ずしもそうではないはず。
■お品書きなしの寿司屋。
退職金に張られた煙幕を取り払うのが退職金規定の役割ですが、企業によっては退職金規程なしで退職金制度を採用しているところもあるかと思います。
退職金規程を構成する要素は大きく分けて2つです。「支給条件」と「計算方法」です。
どういう条件を満たせば退職金が支給されるのか、もしくは減額や不支給になるのか。どのような計算方法で金額が決まるのか。この2点が退職金規程を構成する主な要素です。
「退職金制度には規定が不可欠」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、規定は必ずしも必要ではなく、規定なしで退職金を支給することは可能です。退職時に経営者の胸三寸次第で、退職金を支給するかどうか、またその金額が決まるという会社もありますよね。
「ルールがないならば制度ではない」というわけではなく、ルールがなくても退職金は支給できるのですね。
ただ、規定なしで制度を運用していると「なぜあの人はああなって、私はこうなるのか」説明できなくなるだろう。なぜあの人は支給されなくて、私は支給されたのかとか、あの人は940万円で私は1,120万円だったけど、どうやって算定したのだろうかとか。規定がないと疑問を生みやすい。
「必須ではないならば、作らなくてもいいじゃないか」と思うのもやむを得ないのですが、退職金規程は契約と同じものであり、退職金に関する組織と構成員との約束です。
約束するから契約するのであり、契約したからキチンと履行する。だから相手から信用されるわけです。これは商取引では当然かと思います。
では、退職金ではどうか。約束したくない、だから規定を作らない。キチンと退職金を払うかどうかは分からない。これで相手から信用されるのはちょっと難しい気がしますね。
お品書きのない寿司屋には入りにくいのと同じように、規定のない退職金が遠慮されるのも無理からぬことです。
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内容の一例・・・
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『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
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本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
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作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
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打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
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