簿記3級の谷口です。
閑話休題
経理は、簿記3級で十分です。
経理は、ある一定のルールのもとに動きます。
野球と同じです。
特に「右投げ」の方は飲みこみが早いです。
簿記の話~その6~ 「商品の仕入パート2」
前回の貸借一致の原則の話、どうでした?
この原則は、ずっと出てきますので。
簿記は、すべてがキャッチボールですから、
左右の大きさは、常に同じです。
このことを「貸借一致の原則」といいます。
前回、
現金を支払わないと、
商品を仕入れることはできません。
と申し上げました。
簿記の教科書には、
いきなり、
掛取引が出てきます。
掛取引とは、取引の双方が信頼の下で
現金を使わない取引を指します。
信用があるので、お金は後払いでいぃですよ。
1ケ月分まとめて支払ってくださいね。
そんな取引を「
掛取引(かけとりひき)」
といいます。
前回、「商売開始早々、掛売りをお願いすることはできません」
としたのは、こういう理由だったのです。
現金 300
借入金 200
商品 200
資本金 300
1回目の仕入が先方に気に入られました。
次回からは、当月末日締切の翌月末日振込による支払い
という条件での取引となりました。
今月はこの2回目の仕入で最後になりそうです。
商品100を掛仕入します。
(仕入) 100 / (買掛金) 100
買掛金(かいかけきん)とは、
掛取引で発生した支払うべき代金をさします。
この取引では、来月の末日という設定です。
この状態が
現金 300
借入金 200
商品 200
資本金 300
仕入 100 買掛金 100
この取引により、上の表が膨らみましたね。
もともとあった科目は変化してません。
次に、前回少しお話した「
試算表」について話します。
会計期間(通常1年間)中に取引ごとに仕訳をし、
上の表がどんどんふくらんできます。
前回までは、
貸借対照表と呼んでいました。
今回からは、「
試算表」と呼びます。
今までうその話をしていたのではありません。
貸借対照表に乗ってこない科目が登場したのです。
それは、「仕入(しいれ)」です。
「仕入」は、
貸借対照表ではなく「
損益計算書」に所属する科目です。
次回は「
損益計算書」と今回登場した「
試算表」との関係をお話します。
今回は新しい単語がたくさん出てきてすみません。
こんな単語が出ていたな、くらいで結構です。
詳しくは、次回に!
いよいよ日本中が梅雨明け宣言です。
夏到来!
クーラーが大活躍する季節だけど
電気代が気になります。
↓そんなとき、見つけたのがこれ
http://tinyurl.com/dtp2n
実務の話~その6~ 「簿記との出会い」
この「実務の話」のコーナーでは、経理実務に関することを思いつくまま
に書いていきます。
前回のお話は、どうでしたか。
今回は、私の簿記との出会いの話です。
バブルがはじけた平成3年の9月、
今年いっぱいで
退職してくれないか、と
社長に言われました。
解雇です。
会計事務所に勤める前は、
司法書士事務所にいました。
バブル全盛時代の人手不足の補充で
司法書士事務所に入りました。猫まし(注1)です。
登記の事務を学んだのですが
バブルの切れ目が縁の切れ目
今度は景気に影響されない職業を選ぼう、
と考えました。
税理士稼業がええかなぁ!
でもそのときの年齢は30歳に手が届くところでした。
そして「簿記3級」すらもっていません。
こんな中猫(注2)、どこもとってくれませんでした。
簿記「2」級以上の方、と求人誌には書かれていました。
これは、出直しやなっ。
経理学校の簿記3級講座を受講しました。つづく
簿記3級めるまが
「簿記3級の僕が凄腕
会計コンサルタントと呼ばれるワケ」
http://www.mag2.com/m/0000160203.html
発行人:
有限会社 アジール
会計コンサルティング部門担当
監査役 谷口和喜
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会計コンサルタントと呼ばれるワケ
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http://bokithankyou.livedoor.biz/
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簿記3級の谷口です。
閑話休題
経理は、簿記3級で十分です。
経理は、ある一定のルールのもとに動きます。
野球と同じです。
特に「右投げ」の方は飲みこみが早いです。
簿記の話~その6~ 「商品の仕入パート2」
前回の貸借一致の原則の話、どうでした?
この原則は、ずっと出てきますので。
簿記は、すべてがキャッチボールですから、
左右の大きさは、常に同じです。
このことを「貸借一致の原則」といいます。
前回、現金を支払わないと、
商品を仕入れることはできません。
と申し上げました。
簿記の教科書には、
いきなり、掛取引が出てきます。
掛取引とは、取引の双方が信頼の下で
現金を使わない取引を指します。
信用があるので、お金は後払いでいぃですよ。
1ケ月分まとめて支払ってくださいね。
そんな取引を「掛取引(かけとりひき)」
といいます。
前回、「商売開始早々、掛売りをお願いすることはできません」
としたのは、こういう理由だったのです。
現金 300 借入金 200
商品 200 資本金 300
1回目の仕入が先方に気に入られました。
次回からは、当月末日締切の翌月末日振込による支払い
という条件での取引となりました。
今月はこの2回目の仕入で最後になりそうです。
商品100を掛仕入します。
(仕入) 100 / (買掛金) 100
買掛金(かいかけきん)とは、掛取引で発生した支払うべき代金をさします。
この取引では、来月の末日という設定です。
この状態が
現金 300 借入金 200
商品 200 資本金 300
仕入 100 買掛金 100
この取引により、上の表が膨らみましたね。
もともとあった科目は変化してません。
次に、前回少しお話した「試算表」について話します。
会計期間(通常1年間)中に取引ごとに仕訳をし、
上の表がどんどんふくらんできます。
前回までは、貸借対照表と呼んでいました。
今回からは、「試算表」と呼びます。
今までうその話をしていたのではありません。
貸借対照表に乗ってこない科目が登場したのです。
それは、「仕入(しいれ)」です。
「仕入」は、貸借対照表ではなく「損益計算書」に所属する科目です。
次回は「損益計算書」と今回登場した「試算表」との関係をお話します。
今回は新しい単語がたくさん出てきてすみません。
こんな単語が出ていたな、くらいで結構です。
詳しくは、次回に!
いよいよ日本中が梅雨明け宣言です。
夏到来!
クーラーが大活躍する季節だけど
電気代が気になります。
↓そんなとき、見つけたのがこれ
http://tinyurl.com/dtp2n
実務の話~その6~ 「簿記との出会い」
この「実務の話」のコーナーでは、経理実務に関することを思いつくまま
に書いていきます。
前回のお話は、どうでしたか。
今回は、私の簿記との出会いの話です。
バブルがはじけた平成3年の9月、
今年いっぱいで退職してくれないか、と
社長に言われました。
解雇です。
会計事務所に勤める前は、
司法書士事務所にいました。
バブル全盛時代の人手不足の補充で
司法書士事務所に入りました。猫まし(注1)です。
登記の事務を学んだのですが
バブルの切れ目が縁の切れ目
今度は景気に影響されない職業を選ぼう、
と考えました。
税理士稼業がええかなぁ!
でもそのときの年齢は30歳に手が届くところでした。
そして「簿記3級」すらもっていません。
こんな中猫(注2)、どこもとってくれませんでした。
簿記「2」級以上の方、と求人誌には書かれていました。
これは、出直しやなっ。
経理学校の簿記3級講座を受講しました。つづく
簿記3級めるまが
「簿記3級の僕が凄腕会計コンサルタントと呼ばれるワケ」
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会計コンサルティング部門担当
監査役 谷口和喜
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