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70代で働く近未来 と 35~45歳、定年準備する50代

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

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●ウェブサイトが新しくなりました→ http://www.5W1H.co.jp

●ウェブサイト・リニューアル・キャンペーン:第1弾
 キャンペーン期間:4月8日(火)~17日(木)
 http://www.5w1h.co.jp/campaign/20140407.html

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プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/


本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第148号(2013年11
月4日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>

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(前略)

■「70代で働くのは普通」の近未来と「経営者の視点」

先日(2013年10月30日)厚生労働省が発表した統計によると、高年
齢者雇用確保措置を実施済みの企業割合が97.3%となっており、希
望者全員が65歳以上まで働ける企業も70歳以上まで働ける企業も共
に増加していることがわかります。

これは、2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」にある記述
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経済のグローバル化や少子高齢化の中で、今後、経済を新たな成長
軌道に乗せるためには、「人材こそが我が国の最大の資源である」
という認識に立って、働き手の数(量)の確保と労働生産性(質)
の向上の実現に向けた思い切った政策を~(中略)全ての人材が能
力を高め、その能力を存分に発揮できる「全員参加の社会」を構築
する。
------------------------------------------------------------
という方向性に沿った動きだと解釈していいのかもしれません。

ただ、こういった動きの中で忘れていけないことの1つは、「企業・
組織の視点」(経営者や、採用・配置・評価・育成・処遇担当者の
視点)だと思います。

ビジネスのグローバル化が進み、経営の厳しさが増す環境では、
------------------------------------------------------------
・「結果」を出さないのに「権利」ばかり主張する人材や、現行の
 事業戦略実現への「貢献」が見られないのに「過去の成功」をネ
 タに「今も高給」を欲する人材は要らない!

・コンピューターやロボット、あるいは、賃金が低くてもいいとい
 う仕事熱心な外国人や明るく元氣な若者にマネできないような価
 値を生み出せないシニア社員は要らない!
------------------------------------------------------------
というのが本音の企業も多いのではないでしょうか?


■35歳前後~45歳前後の人々、定年後を考え始める50代の人々

人材総合サービス企業のエン・ジャパンさんが、2013年5月にウェ
ブサイト利用者400名を対象に行なったアンケートによると、「会
社を『辞める』『とどまる』双方のリスクを最も感じているのは3
0代」だという結果が得られたそうです。

また、ニューズレター第140号:プロジェクト・オキシジェン&40代でマネ
ジメント能力ないと解雇予備軍では、
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・「40代で管理職に就いていない人(マネジメントができず、
 人件費が多くかかる人)」なども解雇・大幅減給予備軍

・組織としては、いくら真面目で長時間労働に耐える人であっても、
 「作業」しかできない人は正社員としては不要で、「仕事」がで
 きる人にしか高給を払いたくないというのが本音

・「給与に見合うくらいの働き」とは、「給与の3倍程度以上の経
 済的価値に換算できる何らかの価値創出に貢献すること」
------------------------------------------------------------
といった内容を書いていました。

さらに、ニューズレター第101号:それは、「新・π型人財」を見
据えた「質問力」ですか?では、
------------------------------------------------------------
・現代は「就労者としての寿命 > ビジネスの寿命」であり、「1
 つの組織にずっとぶら下がっていられない人たちが増える」とい
 う傾向が顕在化しつつある時期

・中間管理職の人員を削減することで経営の合理化を進める過程で、
 40・50代の管理職の役職を無くす動きがある
------------------------------------------------------------
といった内容も書いていました。


図表1:あなたが属する世代は、仕事人生のどの辺りか?


多くの人の近未来において、「70代で働いていて当たり前」とい
う仕事人生を考えると、今この記事を読んでくださっているあなた
は、図表1で示した線上のどの辺りに位置していらっしゃるでしょ
うか?(中略)

某フォーチュン・グローバル500企業では、「管理職(所属長)
育成 に取り組む目安」が35歳前後、「経営幹部(執行役員)育
成に取り組む目安」が45歳前後などと言われています。 

社会人となって20年程度経ち、これまで取り組んできている仕事
や個人としてのパフォーマンスについて、ある程度の自信が持てる
ようになる一方で、所属組織内における今後の展望も見えてくるの
が、この辺りの時期なのかもしれませんね。(中略)

健康や疲労に関する話題が増えてきたり、仕事への意欲や集中力へ
の陰りが見え始めたり、新しい物事に取り組むよりは現状維持で満
足してしまったり、業績・昇進・昇給・充実感・やりがいなどに限
界を感じてしまったり…といった兆しに遭遇する機会が増え、

仕事人生後半に向けて「納得できる働き方・生き方とは?」あるい
は「自分のアイデンティティとは?」といった事柄について考え始
める人が増えるのも、(コーチングを提供している私自身の経験を
踏まえると)この辺りの時期の人が多いように感じています。


さらに年齢を重ねて50代になると、定年後の暮らしについて考え
るという人々が増え、「セカンド・キャリア」(人によっては、数
度目の転職や独立・起業)を準備し始める人が増えてきます。

頭も身体も元氣一杯だけれど、(上述のような「企業の視点」に立
つと)高給をもらいつづけながら組織に居続けるのは難しくなって、
年金生活に入るまでの間を過ごすための新しいキャリアを探そうと
される方が多くなるのです。

(…ちなみに、彼らに「所属組織名・部署名を出さずに自己紹介し
 てください」と伝えると、初めて会う相手に、「ご自身の市場価
 値」(自分を雇うことで、相手の組織にとってどんな便益が見込
 めるのか?など)を伝えることができないという自分の状況に愕
 然とされる方が続出します!)

(中略)

このように、35歳前後~45歳前後の人々、定年後を考え始める
50代の人々というのは、「個人としての、継続的な能力開発とい
う課題」に加えて、「周囲(人、場、組織、社会)との関わり方を
考慮した上での、アイデンティティ・役割の再定義という課題」に
取り組み始める方が増える時期なのかもしれないと、私は考えてい
ます。

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※「周囲との関わり方を考慮したアイデンティティ・役割の再定義」
に関しては、具体的にどんなことを指すのかわかりづらいかもしれ
ないので、例を挙げておきます。 

あなたがもし、誰の助けも借りず何でも仕事をこなしてきたハイ・
パフォーマーやスペシャリストだったとしましょう。 そういった
人物は、「個人としての、それまでの業績」を評価されて、管理職
(所属長)に昇進し、部下を持つことになりがちです。 

しかし、そういった人物は、「他者への働きかけ(コミュニケーシ
ョン)によって、自分と同等以上の成果を上げさせること、チーム
に相乗効果を発揮させること」で苦労されることも多いです。 

さらに管理職(所属長)としての成果を上げると、今度は経営幹部
執行役員)として、自分(たち)なりにビジネス上の課題を設定
して、その課題解決のために所属部署内外・所属組織内外から有能
な人財を集めて課題解決に向けた協働を推進させるといった働きが
求められるなど、期待される働き方が変わっていくのです。 

一般社員、管理職(所属長)、経営幹部(執行役員)といった役割
の違いによって、周囲への働きかけ方が異なるという話、ご理解い
ただけたでしょうか。 

こういった話が、「仕事上の自分の役割が変わることで、周囲との
関わり方を変えなければいけない例」に該当します。
------------------------------------------------------------

さて、これまでの話を踏まえ、図表1や図表2を考慮すると、今後
あなたは、「周囲とのどんな関わり方」「どんなキャリア・デザイ
ン」を希望されるでしょうか?


■キャリア・デザイン、ライフ・デザインとコミュニケーション

世の中には、「卓越した技術を持っているために世界中の大企業か
ら声がかかる町工場の職人さん」もいらっしゃいますし、「次々に
現れる俊才、英才との競争に勝ち続け、常に世界の最先端で能力を
発揮し続ける研究者や技術者」などもいらっしゃいます。

私にはそうした友人もいますし、彼ら(…主に「I型人財」に分類
される人々)に惜しみない敬意を払っていますが、人口比で考えれ
ば、彼らのような存在は少数派ではないでしょうか? 

むしろ、図表1の右半分を意識してキャリア・デザイン、ライフ・
デザインについて考えるのであれば、ほとんどの人にとって「周囲
との関わり合い方」(コミュニケーション)が極めて重要な役割を
果たすのではないでしょうか?(…話が発散し過ぎるのを避けるた
め、今号では「投資家」という生き方についての記述は省略します。


「自律共栄の納得人世」という理念の会社で働く私は、上記のよう
に考えているため、「個人としての、継続的な能力開発という課題」
に加えて、「アイデンティティ・役割の再定義という課題」に取り
組む人々を対象に、「周囲(人、場、組織、社会)との関わり方」
を考える上で重要な「コミュニケーション関係のサービス」を提供
させていただいています。

(後略)

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冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。


●ニューズレター第148号
 「70代で働く近未来社会」と「35~45歳」「定年に向けて
 準備する50代」
 → http://5w1h.hatenablog.jp/entry/148(ブログ版)
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no148.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1
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合同会社5W1H流コーチング学習プログラム」に参加された方
の「生の声」、公開をご了承いただけたものが少し増えました!

プログラムを提供させていただいている私自身では氣づかない、
参加者ならではの「生の声」です。

合同会社5W1H流『コーチング学習プログラム』

 ~「自らを制約から解放し、境界を超えていく能力」
  「自ら適切な課題を設定する能力」を高めるのに有効!~

 4月26日(土)スタート
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html

「参加者の声」は、こちら↓からご確認いただけます。
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html#comments

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 『率直な対話で、協働を進める人』になる!
 『チームの学習・適応・相乗効果』を促進する!
 『複眼思考』で『関係者の納得解』を導き出す!

●「フレームワーク質問力(R)」セミナー
 http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html

 5月10日(土)~11日(日)

(「一般公開セミナーの日程以前に来期の研修を検討したい!」と
  いったご要望をお持ちの組織の方からのご相談は、随時、お受
  けしております。
  こちら→https://www.5w1h.co.jp/all2/form.html から、
  お氣軽にお問い合わせくださいませ。)

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●【目標設定】セミナー「舵取りコミットメント(個人篇)」
  http://www.5w1h.co.jp/pl/i-commit.html

 4月29日(火・祝)

【こんな方にオススメです!】
・新年度の「年間計画」について、考えや氣持ちを整理したい人
・半年・3ヵ月・1ヶ月・3年後・5年後の「目標設定」について
 考えや氣持ちを整理したい人
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・これまで、目標を立てても、達成率が低かった人
・しばらくすると目標自体を忘れてしまう人 など

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P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
 http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
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 (Facebookのアカウントなしで読める公開記事や
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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/


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