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平成26年-労基法問3-ウ「平均賃金の算定」

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■□   2014.10.4
■□     K-Net 社労士受験ゼミ   
■□               合格ナビゲーション No571     
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└■ 本日のメニュー
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1 はじめに

2 yukoの開業奮闘記9

3 過去問データベース

4 cyunpeiの合格体験記5
  

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└■ 1 はじめに
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10月になりました。

平成27年度試験に向けて勉強をスタートされている方が多いでしょうが、
試験までは、まだ300日以上あります。

とはいえ、社会保険労務士試験の出題範囲は広いですし、
時間は、油断していると、たちまち経ってしまいます。


ですので、「まだまだ先」なんて思っていると・・・
気が付いたときは、間に合わないなんてこともあり得ます。

社労士試験に合格するためには、
地道に、コツコツと、勉強を続けることが大切です。

そうすると、試験まで、そう長くはないかもしれませんね。

ということで、
1日1日を大切にして、合格に向けて進んで行きましょう。


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└■ 2 yukoの開業奮闘記9
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みなさん、こんにちは。 
                           
今年の秋の開業目指して準備中のyukoです。

本試験が終わって、そろそろ勉強を始めたり、動き出しがある頃ではない
でしょうか?
結果がどちらにしても、そもそも何故、試験を受けようと思ったのかを
今一度、思い出してみるのは良い事かもしれません。動機がなくなって
しまうと、その後勉強をするにしても、仕事にするにしても軸がブレて
しまうからです。


私は9月30日に、会社員として最後の日を迎えました。勤めている間は
人並みに愚痴ったり、辞めたいなあと思ったり、色んなことがあったはず
なのに、開業の準備をしていたら、私はずっとこんなにも会社に守られて
いたのかと痛感し、本当に感謝する気持ちが湧きました。こんな最後になっ
てから判っても遅いのでしょうが、私にとっては必要な経験だったと思い
ます。
会社の電話が鳴ったり、お客様が来社されたり、そんな当たり前の事が
凄い事だと判ったのです。
私の事務所の事など、世の中の人は一人もまだ知らないし、電話だって
鳴ることはありません。来るのはせいぜい営業の人だけで、お客様は
まだ居ません。自分の会社がこれだけ長く存続し、お客様を築いてきた
ことに本当に感動を覚えたのです。
うちの社長には、スタートダッシュも大切だけれど、その後長く続ける
ことを良く考えて仕事をしないと身体を壊して続けられなくなったら
本末転倒だよと言われ、本当にその通りだと思いました。
基礎を固めながら着実に土台を築いていくこと、それは勉強も全く同じ
ですよね。

明日から、きっと未知の事だらけで、失敗たくさんするんだろうな。
とか、そもそも自分の事務所の存在を知ってもらうためにはどうしたら
良いのか?とか考え出すと夜も眠れません。
こんな自分を懐かしく思える時が早く来るように、前進あるのみです。
これからは開業準備よりももっとバタバタとしていて、みっともない
奮闘記になりそうですが、皆さんは私の失敗からたくさん学んで下さいね。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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└■ K-Net社労士受験ゼミからのお知らせ

   K-Net社労士受験ゼミの平成27年度試験向け会員の受付を
   開始しました。

   会員の方に限りご利用いただける資料は
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└■ 3 過去問データベース
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今回は、平成26年-労基法問3-ウ「平均賃金算定」です。


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ある会社で労働協約により6か月ごとに6か月分の通勤定期乗車券を購入し、
それを労働者に支給している。この定期乗車券は、労働基準法第11条に規定
する賃金であり、各月分の賃金の前払いとして認められるから、平均賃金算定
の基礎に加えなければならない。


☆☆======================================================☆☆


平均賃金算定」に関する出題です。


次の問題をみてください。


☆☆======================================================☆☆


【7─1-E 】

使用者通勤費として6カ月ごとに定期乗車券を購入し、これを労働者に支給
している場合、その支給が労働協約に基づいて行われているとすると、当該
定期乗車券の支給は、各月分の賃金の前払として、労働基準法第12条の平均
賃金算定の基礎となる賃金に含まれる。


【 24─1-D 】

ある会社で、労働協約により通勤費として6カ月ごとに定期乗車券を購入し、
それを労働者に支給している場合、この定期乗車券は、労働基準法第11条に
規定する賃金とは認められず、平均賃金算定の基礎に加える必要はない。


【 17─1-D 】

使用者が、通勤手当の代わりとして、6カ月ごとに通勤定期乗車券を購入し、
これを労働者に支給している場合、通勤手当賃金ではあるが、6カ月ごと
に支給される通勤定期乗車券は、労働基準法第12条第4項に定める「三箇月
を超える期間ごとに支払われる賃金」に該当するので、平均賃金算定の基礎
となる賃金には算入されない。



☆☆======================================================☆☆


これらの問題は、論点が2つあるといえます。
「6カ月分の通勤定期乗車券」が賃金に該当するのかどうか、
また、平均賃金算定の基礎となるのかどうかです。

定期乗車券は現物給与ですが、労働協約の定めに基づくものであれば、
合法なものであり、賃金となります。

では、6カ月ごとに支払われる場合、平均賃金算定の基礎となるのかといえば、
なります。

平均賃金算定における賃金の総額には、
● 臨時に支払われた賃金
● 3カ月を超える期間ごとに支払われる賃金
● 通貨以外のもので支払われた賃金で一定の範囲に属しないもの
は算入しません。

「通貨以外のもので支払われた賃金で一定の範囲に属しないもの」、
これは現物給与ですが、違法なものをいっています。
ですので、労働協約によるものであれば、算定の基礎から除かれません。

では、「3カ月を超える期間ごとに支払われる賃金」となるかといえば、
6カ月ごとに支払われる定期乗車券は、いわゆるボーナスのようなものではなく、
単に、各月の通勤費を便宜上まとめて支払っているだけです。
ですので、「3カ月を超える期間ごとに支払われる賃金」には該当しません。

ということで、
【 26-3-ウ 】【7─1-E 】は正しく、
他の2問は、いずれも、平均賃金算定には含めない内容なので、誤りです。



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└■ 4 cyunpeiの合格体験記5
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みなさんこんにちは、cyunpeiです。

今回は学習計画の立案と学習時間管理について書きたいと思います。

● 学習計画の立案
みなさんは社労士試験の勉強を始めるに当たって学習計画を立てましたか?
まだ立てていないという方、今からでも遅くありませんので計画を立てま
しょう。
別にきっちりとした計画でなくてもかまいません。
まずは、月単位で「この辺までにテキスト読みを終わらせる」「この辺から
過去問を始める」といった感じでいいと思います。
体験記3回目でも書きましたが、私も1年目は全く計画を立てずになんと
なく勉強を進めていました。ですので、日々の勉強も「今日はこの辺まで
でいいかな」と都合の良いように区切ってしまったり、本試験までにやっ
ておきたいことはたくさんあったのですが、結局はやりきれずに不完全
燃焼のまま本試験を迎えてしまいました。
2年目はその反省も踏まえ、勉強を再開するにあたり、学習計画を立て
ました。参考に私の学習計画を書いてみますと、
・9月から勉強開始、翌年1月までに全科目のDVD講義視聴1回と
 テキスト読み込み3回を終わらせる(細かい部分までしっかりと)
・1月から過去問(択一式)を開始、並行してテキストの読み込みを継続
・3月までにテキスト読み込み5回を完了させ、過去問(択一式)も全科目
 3回実施し苦手問題を抽出
・3月から過去問(択一式)と併行して選択式の過去問及び予想問題を実施
・5月から模擬試験を受験、模擬試験の復習は当日に実施、併行して
 テキスト読み込み6回目を実施して、記憶の定着化を図る。過去問は継続
 して実施
・7月からは最終確認としてのテキスト読み込みを実施、過去問も継続して
 実施しながら直前対策を始める。
・本試験1カ月前は間違えやすいところや弱点を重点的に勉強

すべて計画通りにはいかないと思いますが、計画を立てた上で、実際に
やったことを記録しておくと、学習の進捗状況がわかり、本試験に向けて
早めに軌道修正することも可能になります。

● 学習時間管理
計画を立てたら、実際にやったこととあわせて毎日の勉強時間を記録しま
しょう。
これが学習時間管理になります。
記録しておくと、「今週はちょっと勉強時間が少なかったから週末頑張ろう」
というように早めに巻き返しを図ることもできます。
私はエクセルを使用して学習時間を管理しました。
1番左に日付を書き、実施予定、実施結果、実施時間、勉強開始からの
トータル学習時間の順で1カ月単位の表形式で記録しました。
その表には模擬試験の予定や本試験関係の日程(受験案内の請求や受験
申込等)も記載しておきました。
この表を見るだけで1カ月にだいたいどのくらい勉強したかがわかります。
私は本試験までに1000時間達成を目標としていたので、最低でも1カ月の
勉強時間を100時間確保するようにしました。
最初の頃はなかなかエンジンがかからず、1カ月100時間を達成できま
せんでしたが、勉強が軌道に乗り始めると達成できるようになってきま
した。達成できるとやはり気分がいいですし、積み上がっていく勉強時間
を見ながら「よし、来月は頑張って120時間やってみよう」というように
新たな目標設定ができ、学習時間管理によってテキストや過去問に向き
合う時間が増えたという副次的効果もありました。
最終的には目標を超える1108時間となり、これが大きな自信になりました。
「ここまで頑張ったんだから、あとは思い切ってぶつかっていくだけ」
という前向きな気持ちで本試験に臨むことができました。

つづく

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