2015年1月19日号 (no. 866)
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本日のテーマ【交通費全額補助をヤメるべきか否か。】
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■満員電車の原因は通勤手当?
午前7時44分、新宿駅から出発した東京 中央線快速、あの混み具合は忘れもしない。
大学生の頃、1限目から授業があると、超コミコミの電車に乗って移動しなければならず、通勤ラッシュのツラさが良く分かりました。
なぜこんなに混雑するのか。「電車に乗る時間を分散できれば混まないんじゃないの?」と思っていたが、一向に解決する雰囲気は無かったですね。
通勤手当なんて廃止すべき - Chikirinの日記
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150110
企業の通勤手当が廃止されたら、子育て世帯は「住まいの貧困」に直面する : まだ東京で消耗してるの?
http://www.ikedahayato.com/20150113/20419724.html
通勤ラッシュや実質所得の増加のため、通勤手当を廃止すべきと考える方もいらっしゃいます。一方で、通勤手当が無くなると不都合と考える方もいて、賛否両論です。
会社で務めていると、交通費は全額支給されるのが当たり前と思ってしまうので、職場から遠い場所に自宅があっても金銭的に困らない。そのため、毎朝、電車が混雑してしまう。
通勤ラッシュを解消しつつ、住まいの貧困も回避する。そんな方法がないかどうか、考えてみましょう。
■通勤重視から住宅重視へシフトする。
通勤手当が充実しているから、職場から遠くに自宅を構える。ならば、通勤手当と住宅手当が反比例する仕組みがあれば、職場の近くに住むインセンティブを与えることができます。
具体的には、職場から自宅が離れると、通勤手当が増え、住宅手当が減るようにする。逆に、職場と自宅が近い場合は、住宅手当が増え、通勤手当が減るようにする。つまり、通勤手当と住宅手当が反比例するようにすれば、職場の近くに住む動機を持ちやすくなります。
2つの手当を単独で運用せず、連動させることで職住近接を実現する方法です。
book581(通勤手当と住宅手当を反比例させる。)
http://www.growthwk.com/entry/2012/06/15/120911
効果を強める場合は、住宅手当の方を優遇するようにすればいいでしょう。
例えば、交通費は上限が月に1万円までだが、住宅手当の場合は月に5万円まで支給されるようにすれば、遠くから通勤するよりも、職場に近いところに住もうと思いやすい。
さらに、職場から自宅までの距離も考慮して住宅手当を決めてもいいですね。職場から半径1km以内ならば月に5万円まで、1km超-3km未満の場合は月2万円までというように差を付けてもいい。
一軒家を買うと身動きしにくくなるから、賃貸の家賃を補助するようにするのもポイントです。家を買うと、家を基準に生活を設計するので、職場から遠くなりがち。そのため、住宅手当の対象になるのは賃貸住宅に限定する。
通勤費から住宅費に予算の重点を組み替えていき、通勤に対するインセンティブを減退させる。これが問題の解決策です。
とはいえ、通勤手当には税金面で優遇されており、この優遇枠を住宅手当に振り向けると、さらに職住近接が実現しやすくなります。
No.2582 電車・バス通勤者の通勤手当
https://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2582.htm
不動産業界や銀行は住宅手当がテコ入れされれば有利になるので、もっと政治に圧力をかけていいのではないかと思います。そして何よりも、通勤でヘトヘトになっている人にも都合が良いですから、反対する理由は少ないでしょう。
通勤ラッシュの原因は、通勤手当の非課税枠が大きすぎる点にあります。非課税だから、交通費を会社が全額負担する。全額負担してくれるから、郊外に自宅を構える。その結果、満員電車に毎朝乗らないといけない。
仮に、毎月10万円まで住宅手当が非課税になったらどうなるか。
家賃の半額を会社が補助する場合、社員は家賃20万円までの家に補助付きで住めます。
大阪で家賃20万円までの物件となると、よほど高級なマンションでない限り、選択肢は多い。3LDKでも。4LDKでも選び放題のはず。
通勤に対する優遇をヤメて、住宅に対する優遇を設ける。そのために、通勤手当を廃止するならば、私は賛成です。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
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