『
総務の森』コラムをご覧のみなさま
こんにちは!
合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。
プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
→
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/
============================================================
また、
株式会社産労総合研究所様のご厚意により、月刊『企業と人
材』誌(2015年6月号)に掲載された、高野の紹介記事を公開でき
るようになりましたので、興味をお持ちの方は、こちら↓も併せて
ご覧ください。
●『人財を伸ばし、束ね、組織能力を高める』
http://www.5w1h.co.jp/resource/kigyotojinzai_Jun2015.pdf
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本コラムでは、弊社Facebookページに公開した記事(2015年9月15
日投稿)の一部を改変してシェア差し上げます。 今回のタイトル
に興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てください。
<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
なお、システム上、本コラムでご紹介できない『画像』などを含
めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>
============================================================
■「『強み』探し」をやめて、『内発的動機』と向き合う?
弊社コーチングを活用されるクライアントを見ていると....
「自分の『強み』を活かしたい」(…他者よりも上手だからそれを
やりたい)というよりも、
「本当に、それをやりたい(実現させたい)から、知恵を絞って
(時には他者/他社と組んで)取り組み、その結果、自分(たち)
の『強み』が形成されていく」(…好きだからとか、相手や市場か
ら求められるから取り組み、結果として強みが育まれる)といった
道を歩まれる方が多いことに氣づきます。
(中略)もちろん、「自分の『強み』を発見したい」というテーマ
で話し始める方はいらっしゃるのですが、初回のコーチングでクラ
イアントさんの考えていること・感じていることなどについて、丁
寧な確認を重ね、状況を整理していくと、「自分の『強み』探しと
は異なるテーマを扱いたい」と思うようになる方が大半を占めます。
…『フレームワーク質問力(R)』を基盤にした『
合同会社5W1H流
コーチング』では、『適切な課題の設定』を重視しています。
(中略)つまり、「他の人よりも上手にできることがあれば、何で
も良いので、それをやりたいんです(…喜びや意義を感じられない
仕事であっても、自分の強みで対価を得て、余暇の時間に好きなこ
とができれば、それでよいと思っています)」というクライアント
さんはほぼいらっしゃらなくて、
「『働き甲斐』や『生き甲斐』を大切にして働いていたら、自分
(たち)らしい『強み』が確立されていく」というクライアントさ
んがほとんどだということです。
こういった事例は、「個人は、『特定の機能を発揮する部品』であ
り、組織は、『個々の部品を効果的に配置』すればよいのだ」とい
った考え方からは出てきません。 「個人や組織は、今よりも望ま
しい状態に変わることができる」という考え方から出てくるもので
す。
コーチングのこうした経験を通して、弊社では、『各種診断ツール』
や『内発的動機』について、次のような考えを持つようになりまし
た。
<<<『各種診断ツール』について>>>
現時点における個々の人財の能力・業績などについて評価・診断を
行うことが有効な場面としては、『転職活動』や『タレント・マネ
ジメント』、『
人事異動(配属先決め、チーム編成)』などが挙げ
られます。
すなわち、
・転職活動をされていて、『他の候補者ではなく、自分を選んでも
らいたいという欲求を持つ人』
・既に就業されていて、『何かで自分を認めて欲しい人』(承認欲
求を満たしたい人)
・『チームとして業績をあげる』ために、個々の人財の『強み』や
『弱み』を把握して、効果的な『組み合わせ』を行いたいという
欲求を持つ組織
・『戦略的人財マネジメント』[ 高い戦略実行力をもつリーダーの
輩出を可能にする後継者育成計画(サクセッション・プラン)な
ど ] の視点から『強み』について捉え、現・経営者の後継者候
補や各部門の次世代リーダーに経験させておきたい仕事領域を検
討したいといった欲求を持つ組織
など、『評価や診断』の背景に、『雇われる側の個人』あるいは
『個人を雇っている組織』のニーズが見受けられます。
一方、冒頭でご紹介したようなクライアントさんには、経営者・経
営幹部・管理職など、どちらかと言えば『雇う側の個人』あるいは
『組織の方向性や価値観と、自分の方向性や価値観をすり合わせて
いきたいと考える個人(キャリア・デザインや人生観などに関心を
持つ個人)』が多いと捉えています。
…弊社コーチングを利用されるクライアントさんには、「自分の強
みが知りたいので、強み診断ツールを使いたい」というニーズをお
持ちの方が少ないのです。(大手企業にお勤めの方であれば、自社
で強み診断ツールをお持ちのことが多く、その診断結果を手に、コ
ーチングにお越しになる方はいらっしゃいます。)
また、『各種診断ツール』を選ぶ際には、ニューズレター第134号
で指摘していた『
コンピテンシーに関する4つの切り口』に配慮す
ることが重要だと考えています。
(1)
コンピテンシーの評価は、状況や判断基準次第である
(2) 求められる
コンピテンシーは変化する
(3) 個人としてより、集団としての
コンピテンシーが重視される傾
向にある
(4) 業績達成に有用な
コンピテンシーは、予め一通りに決定できな
い
(詳細については、ニューズレターのバックナンバーをご覧ください。)
さらに、2015年1月25日の公式Facebookページ投稿記事:
●あなたの組織、MBTIをお使いですか?
https://www.facebook.com/5W1H.LLC/posts/779210448826279
では、たまたまMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)の例を
取り上げていましたが、他にも著名な診断ツールはたくさんあり、
その多くが「『人や組織は変わらない』という前提を強化する『タ
イプ分け』」を用いていることにも触れていました。
あなたの所属される組織では、「(ノコギリではなく)カナヅチで
木材を切ろうとする」ようなことはされていませんか?
あなたが所属される組織では、『目的』に合った『診断ツールの使
い方』をされていますか?
<<<『内発的動機』について >>>
『アメとムチ』(外的
報酬によって行動を管理しようとするアプロ
ーチ;賞罰制度)ばかりのマネジメントでは、『やる氣』や『生産
性』が落ちるという話は、さまざまな調査研究を通して証明されて
きています。
代わりに、着目されてきているのが、『課題に取り組むこと自体が
内的
報酬にあたる』という『内発的動機』です。
『内発的動機』についての話は諸説ありますが、現在、弊社では独
自に、次の4つの要素が大切なのではないかと捉えています。
------------------------------------------------------------
『内発的動機』(自分の内面にあって、その人を特定の言動に駆り
立てるもの)
↑
『自律性』(他者への影響に配慮しつつ、自主的に決めて取り組み
たい)
×
『熟練度』(実践する喜びを感じつつ、上達したい、挑戦したい)
×
『目的』(意義あること・価値観に合致したことに取り組みたい)
×
『社会的関係』(大切な人々に受容され、信頼されたい)
------------------------------------------------------------
『強み』というのは『他者との比較』から生じる概念であり、『外
的基準で自分を評価しようとする』ため、どちらかというと、『自
己評価の変動が大きい』(ブレやすく、不安を感じやすい)傾向が
あります。
一方、上述のような『内発的動機』に着目して、『自分の価値観や
信念といった内的基準』を持ち、『働き甲斐』や『生き甲斐』を感
じつつ働かれている方は、『昨日よりもほんの少しでも望ましい状
態に近づくこと』に意識を向けておられることが多いため、精神的
に大きな変動が生じることは少ないように感じています。
そして、現時点における『自分の強み』ではなく、『内発的動機』
に関心を持たれてコーチングを利用される方の中には、例えば、下
記のような内容を自分のテーマにされている方もいらっしゃいます。
●自分の信念や価値観といった内的基準について深く理解し、主体
的な課題設定が可能となる取り組み
●自分の内的基準を客観的に捉え、関係者の間で対立する考え方が
あることを認めた上で、必要に応じて内的基準に変更を加えるこ
とが可能となる取り組み
●部門横断的に健全な相互依存を実現する過程を通して、経営者・
経営幹部としての新たなアイデンティティを確立していく取り組
み
など。
こういった取り組みは、『真の自信』や『真の強み』を醸成してい
くのに有効な裏付けを得るための『誠実な実践』や『謙虚な内省』、
『弁解をしない態度』を持続させるプロセスです。
日々の業務に追われて忘れがちな、これらのプロセスに継続的に取
り組むために、クライアントのみなさんは、コーチングを活用され
ているのかもしれません。
あなたは、日常生活において、自分の『内発的動機』をどのように
活用されているでしょうか?
さて今回は、弊社コーチングを利用される方には、「自分の『強み』
を活かしたい」(…他者よりも上手だからそれをやりたい)という
方よりも、
「本当に、それをやりたい(実現させたい)から、知恵を絞って
(時には他者/他社と組んで)取り組み、その結果、自分(たち)
の『強み』が形成されていく」(…好きだからとか、相手や市場か
ら求められるから取り組み、結果として強みが育まれる)といった
道を歩まれる方が多いという話から始め、
現時点における、弊社なりの、『各種診断ツール』や『内発的動機』
に対する考え方をご紹介してきました。
あなたは、どんなことを感じたり、考えられたりしたでしょうか?
(後略)
============================================================
冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
●弊社Facebookページ投稿記事(2015年9月15日投稿)
「『強み』探し」をやめて、『内発的動機』と向き合う?
→
http://ow.ly/Sgfsl
以上、何か少しでも、『
総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。
お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@
合同会社5W1H
P.S.1
秋の深まりを感じつつ、シルバーウィークに少し学びの機会を持っ
てみようかな?とお考えで、ご都合がつくようでしたら、是非、下
記にお越しくださいませ♪
●9月19日(土)~23日(水)
『シルバーウィーク:特別セット割引』
http://www.5w1h.co.jp/news/i20150625.html
…『フレームワーク質問力』×『ファクト・ベイスト・フィードバ
ック』×『2日間コーチング漬け体験』から、いくつかお選びいた
だけます。
もし、シルバーウィーク中の『フレームワーク質問力』にご参加い
ただき、その内容に満足され、
合同会社5W1H流『コーチング学
習プログラム』の全体を学びたいと思われましたら、10月の
「DAY 3」分から、編入が可能となっております。
↓ ↓ ↓
●
合同会社5W1H流『コーチング学習プログラム』
http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html
目的達成・問題解決・意思決定・新たなヴィジョンの構築・ヴィジ
ョン実現に向けた様々な取り組みに有用な、コーチングのマインド
セットとスキルに関する知識習得および実践演習(合計:84時間)
で構成されたプログラムです。
●その他、今後のイベント一覧です。
http://www.5w1h.co.jp/event.html
P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。
●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
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「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
「人財と組織の育成を支援」する
合同会社5W1H
代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]
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■「『強み』探し」をやめて、『内発的動機』と向き合う?
弊社コーチングを活用されるクライアントを見ていると....
「自分の『強み』を活かしたい」(…他者よりも上手だからそれを
やりたい)というよりも、
「本当に、それをやりたい(実現させたい)から、知恵を絞って
(時には他者/他社と組んで)取り組み、その結果、自分(たち)
の『強み』が形成されていく」(…好きだからとか、相手や市場か
ら求められるから取り組み、結果として強みが育まれる)といった
道を歩まれる方が多いことに氣づきます。
(中略)もちろん、「自分の『強み』を発見したい」というテーマ
で話し始める方はいらっしゃるのですが、初回のコーチングでクラ
イアントさんの考えていること・感じていることなどについて、丁
寧な確認を重ね、状況を整理していくと、「自分の『強み』探しと
は異なるテーマを扱いたい」と思うようになる方が大半を占めます。
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コーチング』では、『適切な課題の設定』を重視しています。
(中略)つまり、「他の人よりも上手にできることがあれば、何で
も良いので、それをやりたいんです(…喜びや意義を感じられない
仕事であっても、自分の強みで対価を得て、余暇の時間に好きなこ
とができれば、それでよいと思っています)」というクライアント
さんはほぼいらっしゃらなくて、
「『働き甲斐』や『生き甲斐』を大切にして働いていたら、自分
(たち)らしい『強み』が確立されていく」というクライアントさ
んがほとんどだということです。
こういった事例は、「個人は、『特定の機能を発揮する部品』であ
り、組織は、『個々の部品を効果的に配置』すればよいのだ」とい
った考え方からは出てきません。 「個人や組織は、今よりも望ま
しい状態に変わることができる」という考え方から出てくるもので
す。
コーチングのこうした経験を通して、弊社では、『各種診断ツール』
や『内発的動機』について、次のような考えを持つようになりまし
た。
<<<『各種診断ツール』について>>>
現時点における個々の人財の能力・業績などについて評価・診断を
行うことが有効な場面としては、『転職活動』や『タレント・マネ
ジメント』、『人事異動(配属先決め、チーム編成)』などが挙げ
られます。
すなわち、
・転職活動をされていて、『他の候補者ではなく、自分を選んでも
らいたいという欲求を持つ人』
・既に就業されていて、『何かで自分を認めて欲しい人』(承認欲
求を満たしたい人)
・『チームとして業績をあげる』ために、個々の人財の『強み』や
『弱み』を把握して、効果的な『組み合わせ』を行いたいという
欲求を持つ組織
・『戦略的人財マネジメント』[ 高い戦略実行力をもつリーダーの
輩出を可能にする後継者育成計画(サクセッション・プラン)な
ど ] の視点から『強み』について捉え、現・経営者の後継者候
補や各部門の次世代リーダーに経験させておきたい仕事領域を検
討したいといった欲求を持つ組織
など、『評価や診断』の背景に、『雇われる側の個人』あるいは
『個人を雇っている組織』のニーズが見受けられます。
一方、冒頭でご紹介したようなクライアントさんには、経営者・経
営幹部・管理職など、どちらかと言えば『雇う側の個人』あるいは
『組織の方向性や価値観と、自分の方向性や価値観をすり合わせて
いきたいと考える個人(キャリア・デザインや人生観などに関心を
持つ個人)』が多いと捉えています。
…弊社コーチングを利用されるクライアントさんには、「自分の強
みが知りたいので、強み診断ツールを使いたい」というニーズをお
持ちの方が少ないのです。(大手企業にお勤めの方であれば、自社
で強み診断ツールをお持ちのことが多く、その診断結果を手に、コ
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で指摘していた『コンピテンシーに関する4つの切り口』に配慮す
ることが重要だと考えています。
(1) コンピテンシーの評価は、状況や判断基準次第である
(2) 求められるコンピテンシーは変化する
(3) 個人としてより、集団としてのコンピテンシーが重視される傾
向にある
(4) 業績達成に有用なコンピテンシーは、予め一通りに決定できな
い
(詳細については、ニューズレターのバックナンバーをご覧ください。)
さらに、2015年1月25日の公式Facebookページ投稿記事:
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では、たまたまMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)の例を
取り上げていましたが、他にも著名な診断ツールはたくさんあり、
その多くが「『人や組織は変わらない』という前提を強化する『タ
イプ分け』」を用いていることにも触れていました。
あなたの所属される組織では、「(ノコギリではなく)カナヅチで
木材を切ろうとする」ようなことはされていませんか?
あなたが所属される組織では、『目的』に合った『診断ツールの使
い方』をされていますか?
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『アメとムチ』(外的報酬によって行動を管理しようとするアプロ
ーチ;賞罰制度)ばかりのマネジメントでは、『やる氣』や『生産
性』が落ちるという話は、さまざまな調査研究を通して証明されて
きています。
代わりに、着目されてきているのが、『課題に取り組むこと自体が
内的報酬にあたる』という『内発的動機』です。
『内発的動機』についての話は諸説ありますが、現在、弊社では独
自に、次の4つの要素が大切なのではないかと捉えています。
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『内発的動機』(自分の内面にあって、その人を特定の言動に駆り
立てるもの)
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『自律性』(他者への影響に配慮しつつ、自主的に決めて取り組み
たい)
×
『熟練度』(実践する喜びを感じつつ、上達したい、挑戦したい)
×
『目的』(意義あること・価値観に合致したことに取り組みたい)
×
『社会的関係』(大切な人々に受容され、信頼されたい)
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『強み』というのは『他者との比較』から生じる概念であり、『外
的基準で自分を評価しようとする』ため、どちらかというと、『自
己評価の変動が大きい』(ブレやすく、不安を感じやすい)傾向が
あります。
一方、上述のような『内発的動機』に着目して、『自分の価値観や
信念といった内的基準』を持ち、『働き甲斐』や『生き甲斐』を感
じつつ働かれている方は、『昨日よりもほんの少しでも望ましい状
態に近づくこと』に意識を向けておられることが多いため、精神的
に大きな変動が生じることは少ないように感じています。
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に関心を持たれてコーチングを利用される方の中には、例えば、下
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的な課題設定が可能となる取り組み
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とが可能となる取り組み
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など。
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の『強み』が形成されていく」(…好きだからとか、相手や市場か
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道を歩まれる方が多いという話から始め、
現時点における、弊社なりの、『各種診断ツール』や『内発的動機』
に対する考え方をご紹介してきました。
あなたは、どんなことを感じたり、考えられたりしたでしょうか?
(後略)
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冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
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「『強み』探し」をやめて、『内発的動機』と向き合う?
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以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
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お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@合同会社5W1H
P.S.1
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『シルバーウィーク:特別セット割引』
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…『フレームワーク質問力』×『ファクト・ベイスト・フィードバ
ック』×『2日間コーチング漬け体験』から、いくつかお選びいた
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もし、シルバーウィーク中の『フレームワーク質問力』にご参加い
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習プログラム』の全体を学びたいと思われましたら、10月の
「DAY 3」分から、編入が可能となっております。
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●合同会社5W1H流『コーチング学習プログラム』
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目的達成・問題解決・意思決定・新たなヴィジョンの構築・ヴィジ
ョン実現に向けた様々な取り組みに有用な、コーチングのマインド
セットとスキルに関する知識習得および実践演習(合計:84時間)
で構成されたプログラムです。
●その他、今後のイベント一覧です。
http://www.5w1h.co.jp/event.html
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