2015年11月7日号 (no. 902)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
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本日のテーマ【
通勤手当を廃止すれば
通勤ラッシュを解消できるか。】
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■
交通費がタダだから、遠くからやってくる。
交通費全額支給。人材を募集する条件に、このような文言が含まれているのを見たことがある人は多いでしょう。電車やバスに乗って
通勤すると、その
費用を会社が全額
補助する。その結果、
従業員は実質的に
交通費をタダにして会社に来れるわけです。
通勤途中で買い物や寄り道ができるし、休みの日でも定期券を使えますから、
交通費を受け取ることは利点があるにはあります。しかし、
交通費を負担しないで済むとなると、人は好きな場所に住もうとします。
職場に近い場所に住まずに、電車で片道1時間もかかるような場所にマンションを借りたり、何十年ものローンを組んで郊外に一軒家を買ってしまう人もいます。
自宅での生活は快適でしょうが、片道1時間となると、朝の
通勤は苦痛です。苦痛であるにもかかわらず、
交通費の負担がないためか、このような生活を受け入れるのですね。
混雑した電車で移動してもロクなことがありません。外は真冬なのに電車の中は真夏のようにムシムシしている。知らない人と身体が接触する。オバサンの化粧の匂いがキツイ。オジサンのカレーシューが漂ってくる。足を踏まれる。電車内で喧嘩が始まる。
社内では本や新聞ですら読みにくいですし、スマホをいじっているのも時間の無駄です。さらに痴漢や痴漢の冤罪も起こりえる場所です。一体何の利点があるのでしょうね
通勤ラッシュには。
まぁ、満員電車に乗ると色々とありますね。ほんと、乗っているだけでライフが減少しますから、目的地に着いたときには、ライフの残量はすでに60%ぐらいまで減っていたりします。これじゃあ、強敵に遭遇したらやられてしまいますね。
交通費全額支給の欠点は、職場から自宅が離れていてもいいだろうと働いている人に思わせる点にあります。金銭負担が生じると行動を変えようとしますが、無料とかタダとか、全額
補助という甘い提案を出されると、人は受け入れてしまいやすい。
そこで、
通勤手当を廃止すれば、
通勤ラッシュは減るのではないでしょうか。手当が出ないとなると、遠くからわざわざ混雑した電車に乗って移動しなくなるでしょうから、良い結果がもたらされそうです。
■
通勤ラッシュを生み出す力。
単に
通勤手当だけを廃止して終わりとなると、さすがに厳しい。今までの
交通費補助がなくなるのですから、何らかの代案が欲しいところ。
通勤手当をゼロにする代わりに、
住宅手当を支給して補填するといいでしょう。職場に近い場所に住んで、その住居コストを手当で
補助する。そうすれば、
通勤ラッシュの電車に乗らないで済むし、職場まで徒歩や
自転車で行けるので健康的だし、さらに住居
費用も軽減できる。一石三鳥です。
交通費から
住宅手当へ重点を変えて、人のインセンティブを変える。毎日往復で2時間もロスしていた時間がなくなるのが最も良いところです。
通勤交通費は税制で優遇されているので、どうしても
交通費を支給したくなりますが、それでは
通勤ラッシュから逃げにくくなります。
政府は税制度で
通勤交通費を優遇している。さらに、郊外に一軒家を買うために住宅ローンも優遇しています。鉄道会社には、
通勤客からの定期券収入があります。金融機関や不動産業界は、借金して一軒家を買ってもらいたい。
各方面から、
通勤ラッシュを生み出す力が加わっているため、自然に問題が解消するのを待っていても埒が明かない。となると、企業や社員単位で自衛するのが近道です。
通勤手当から
住宅手当へのシフト。さらには、朝方勤務や
フレックスタイム制、在宅勤務も。これらを駆使して、
通勤ラッシュという無駄から開放されるようにしたいですね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160307HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
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本日のテーマ【通勤手当を廃止すれば通勤ラッシュを解消できるか。】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■交通費がタダだから、遠くからやってくる。
交通費全額支給。人材を募集する条件に、このような文言が含まれているのを見たことがある人は多いでしょう。電車やバスに乗って通勤すると、その費用を会社が全額補助する。その結果、従業員は実質的に交通費をタダにして会社に来れるわけです。
通勤途中で買い物や寄り道ができるし、休みの日でも定期券を使えますから、交通費を受け取ることは利点があるにはあります。しかし、交通費を負担しないで済むとなると、人は好きな場所に住もうとします。
職場に近い場所に住まずに、電車で片道1時間もかかるような場所にマンションを借りたり、何十年ものローンを組んで郊外に一軒家を買ってしまう人もいます。
自宅での生活は快適でしょうが、片道1時間となると、朝の通勤は苦痛です。苦痛であるにもかかわらず、交通費の負担がないためか、このような生活を受け入れるのですね。
混雑した電車で移動してもロクなことがありません。外は真冬なのに電車の中は真夏のようにムシムシしている。知らない人と身体が接触する。オバサンの化粧の匂いがキツイ。オジサンのカレーシューが漂ってくる。足を踏まれる。電車内で喧嘩が始まる。
社内では本や新聞ですら読みにくいですし、スマホをいじっているのも時間の無駄です。さらに痴漢や痴漢の冤罪も起こりえる場所です。一体何の利点があるのでしょうね通勤ラッシュには。
まぁ、満員電車に乗ると色々とありますね。ほんと、乗っているだけでライフが減少しますから、目的地に着いたときには、ライフの残量はすでに60%ぐらいまで減っていたりします。これじゃあ、強敵に遭遇したらやられてしまいますね。
交通費全額支給の欠点は、職場から自宅が離れていてもいいだろうと働いている人に思わせる点にあります。金銭負担が生じると行動を変えようとしますが、無料とかタダとか、全額補助という甘い提案を出されると、人は受け入れてしまいやすい。
そこで、通勤手当を廃止すれば、通勤ラッシュは減るのではないでしょうか。手当が出ないとなると、遠くからわざわざ混雑した電車に乗って移動しなくなるでしょうから、良い結果がもたらされそうです。
■通勤ラッシュを生み出す力。
単に通勤手当だけを廃止して終わりとなると、さすがに厳しい。今までの交通費補助がなくなるのですから、何らかの代案が欲しいところ。
通勤手当をゼロにする代わりに、住宅手当を支給して補填するといいでしょう。職場に近い場所に住んで、その住居コストを手当で補助する。そうすれば、通勤ラッシュの電車に乗らないで済むし、職場まで徒歩や自転車で行けるので健康的だし、さらに住居費用も軽減できる。一石三鳥です。
交通費から住宅手当へ重点を変えて、人のインセンティブを変える。毎日往復で2時間もロスしていた時間がなくなるのが最も良いところです。
通勤交通費は税制で優遇されているので、どうしても交通費を支給したくなりますが、それでは通勤ラッシュから逃げにくくなります。
政府は税制度で通勤交通費を優遇している。さらに、郊外に一軒家を買うために住宅ローンも優遇しています。鉄道会社には、通勤客からの定期券収入があります。金融機関や不動産業界は、借金して一軒家を買ってもらいたい。
各方面から、通勤ラッシュを生み出す力が加わっているため、自然に問題が解消するのを待っていても埒が明かない。となると、企業や社員単位で自衛するのが近道です。
通勤手当から住宅手当へのシフト。さらには、朝方勤務やフレックスタイム制、在宅勤務も。これらを駆使して、通勤ラッシュという無駄から開放されるようにしたいですね。
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『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
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また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
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