帰省時にしっかりとチェックしておきたい親の生活ぶり

帰省時にしっかりとチェックしておきたい親の生活ぶり

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2015-12-21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　転ばぬ先の杖！　帰省時にしっかりとチェックしておきたい親の生活ぶり ◆◇　「そろそろ親のこと(R)・・・」を考える　◇◆ 　　　　　　　　オヤノコト（Ｒ）通信 vol.2　2015/12/21号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、「オヤノコト(R)」編集部です。 今年も残すところあと僅かですね。 年末年始には久しぶりに帰省するという方も多いのではないでしょうか？ 弊社の読者は40代～50代の中堅社員の方が多く、マネジメントの 立場にある方が多いのですが、皆さんのお悩みは「帰省時に今後の生活 のことを親に切り出したいがきっかけがつかめない」というものが多くあります。 両親健在でも、いつ、どちらが先に亡くなるか判りません。 その際に、実家に住み続けるのか？　それとも呼び寄せて同居するのか？　近居するのか？ 施設入居という選択肢もありますが、昨今は虐待事件なども後を絶たず、 安易に老人ホーム（施設）に入れるのは非常に危険ですし、相続のこと なども事前にしっかりと話合っておきたいものの・・・という方が多いのです。 まさに、「親と如何にコミュニケーションを取るのか？」は非常に重要なこと ですが、それと並行して介護の必要の有無や認知症の兆候を早めにキャッチして、その 対策を打つことも極めて重要です。 そこで、帰省時に観察すべき、親のふとした動作について触れていきます。 ところで、なぜ帰省時に親の生活ぶりをチェックすべきかのか？ですが、 ポイントは、「いつも親と電話で話しているが元気にしていそうだから大丈 夫」という油断が後悔につながるケースが多いという事実です。 例えば、認知症の初期の段階では電話で話したレベルではなかなか気 づくことが出来ませんし、足腰が弱くなり外出がつらくなってきていても、 親は子供に心配させまいと思って気丈にふるまうケースがあるため、離れ て暮らす子世代は気づくのが遅れてしまい、結果として対策が遅れ、介 護離職につながったというケースも後を絶ちません。 そこで、帰省時に気を付けて見ておきたい親の生活ぶりは以下のとおりです。 ①食卓に手をついたり、食卓を引いて立ち上がるようになった ②室内を歩くとき、テーブルだけでなく、椅子につかまっている ③壁に手垢が付いている（階段・廊下・玄関の段差等） ④布団を敷きっぱなしにしている ⑤お風呂に入るのを面倒くさがっている ⑥買い物に行かなくなった。料理をしなくなった ⑦買ったものを床に置いたままにしている ⑧食器を食器棚にしまわず、出しっぱなしにしている ただ、これらをチェックすると言っても、ジロジロとチェックしたりすれば、親子喧嘩 になってしまうことにもつながりますから、あくまでさりげなくチェックすることがポイント です。 そして、このチェックポイントに当てはまるようなことがあれば、身体機能が低下して きていることが考えられますので、そのままにしておくと家庭内事故などにつながって しまう可能性が充分に考えられます。 ご存知かもしれませんが、 65歳以上の方では、家庭内事故でお亡くなりになる方が交通事故でお亡く なりになる方より多いですし、仮に亡くなられなくても家庭内事故によって、 骨折⇒入院⇒寝たきり（認知症併発）⇒子世代介護離職という流れは 決して珍しいことではありません。 だからこそ、「対策は早めに」がキーワードです。 今や自治体でも様々なサービスを用意していますし、大きな工事をしなくて も後付の手すりや、補助器具も多く販売されていますので、これらの動作や 生活ぶりが見受けられたら早めに対策を打つ事が大切です。 また、⑤～⑧が当てはまる場合、認知症の疑いもあります。 認知症は早期発見、早期治療がとても重要ですので、「おかしいな」と思った ら早めに受診することが大切です。 なお、私たちオヤノコトネットでは、これらのことを判りやすく、実用的に学べる 「そろそろ親のこと・・・」社員様向けのセミナーも実施しています。 介護と仕事のバランス以前の、親のケアについて、ケーススタディと便利グッズ などを交えたセミナーですので、お気軽にお問合せください。 ◆-------------------------------------------------------◆ 　1月のオヤノコト.セミナーのお知らせ ◆-------------------------------------------------------◆ ★『親子で考える！　おひとりさまのこと ～気軽に書けるエンディングノート』 →おひとりさま目線で相続、遺言、成年後見のテーマを交え、 エンディングノートの活用方法について、教えていただきます。 ※参加された方にはもれなく、司法書士法人コスモグループ代表の山口里美先生の著書 「幸せを運ぶエンディングノート」を差し上げます！ 日時：2016年1月16日(土)　12時～13時30分 講師：司法書士法人コスモ　司法書士　嶋津和寿子先生 参加費：無料 定員：16名(要事前予約)　 http://www.oya-sta.jp/event/detail.html?event_id=163 ★「贈与」ってなんだろう？ －　生前贈与の仕組みと活用方法　－ →「贈与」とはいったいどういうものでしょうか？　 両親が子供の生活費を出すとき、 これは贈与？ では、子供の車を買ってあげるときは？ 子供の住宅を買ってあげるときは？ ・・・など。 この講座は、このような贈与の基礎から、実際に贈与したときの注意点 さらには相続対策の一つとしての生前贈与対策についても できる限りやさしく解説していただきます。 ≪講座内容≫ 生前贈与の基礎／相続と贈与はどっちが有利？ ／贈与をするときの注意点 ／生前贈与対策 など 日時：2016年1月30日（土）　12時～13時30分 講師：税理士法人 斎藤会計事務所 代表税理士　 税理士・行政書士・ファイナンシャルプランナー 斎藤英一先生 参加費：無料 定員：16名(要事前予約)　 http://www.oya-sta.jp/event/detail.html?event_id=162 ◆-------------------------------------------------------◆ 介護のこと、相続のこと、有料老人ホームのこと…のお悩み解決! 「オヤノコト」相談員による「個別相談」(要事前予約) ◆-------------------------------------------------------◆ 「オヤノコト」相談員による先生による、無料の「個別相談」です。 http://www.oya-sta.jp/consultant/ ◆-------------------------------------------------------◆ 団体・企業様向けの「オヤノコト」出張セミナーを承ります。 ◆-------------------------------------------------------◆ ※「オヤノコト」をテーマにしたセミナーです。ターゲットに合わせた プランニングからご相談を承ります。お問い合わせは弊社までお気軽に。 ◆-------------------------------------------------------◆ 「オヤノコト」オススメ商品を展示～オヤノコト.ステーションにて お試しになりませんか? ◆-------------------------------------------------------◆ オヤノコト.ステーションは、オススメ商品の展示・体験から個別相談、セミナーを 実施する「オヤノコト」世代のための交流サロンです。 場所：東京都千代田区神田錦町1-8-11　パシフィック錦ビル4階 TEL：03-5244-5656 営業：月曜日～金曜日：10時～19時 休業：セミナー開催日以外の土曜日、日曜日、祝日、および弊社が定める日 (夏季休暇・など) 12月29日(火)～2016年1月3日(日)はお休みです(夏季休暇・年末年始など) ※「オヤノコト」世代とは、高齢の親を持つ35歳から59歳の子ども世代を表す弊社の造語です。 ※「オヤノコト」「家族のコト」「そろそろ親のこと」「オヤノコトドットネット」「親孝行旅行」「オトナ親子」は弊社の登録商標です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行元：株式会社オヤノコトネット 　　　　(東京都千代田区神田錦町1-8-11　パシフィック錦ビル4階) 　　　　TEL.03-5244-5656 ／ E-mail.info@oyanokoto-net.co.jp 【オヤノコト.net】http://www.oyanokoto.net/ 【オヤノコト.ステーション】http://www.oya-sta.jp/ 【オヤノコト. Facebook】https://www.facebook.com/oyanokoto.net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ COPYRIGHT(C)OYANOKOTO.Net ALL RESERVED. 【オヤノコト.ステーション】http://www.oya-sta.jp/ 【オヤノコト. Facebook】https://www.facebook.com/oyanokoto.net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ COPYRIGHT(C)OYANOKOTO.Net ALL RESERVED.