• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

『知識のパーソナル化』+『コンテクスト重視』+『相互啓発』

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/


本コラムでは、弊社Facebookページに公開した記事(2016年1月22
日投稿)の一部を改変してシェア差し上げます。 今回のタイトル
に興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てください。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『画像』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>


============================================================

■『知識のパーソナル化』+『コンテクスト重視』+『相互啓発』

『限られた人物しか知りえない情報』や『文字化される前の情報』
でない限り、既に、知識は力(大きな競争優位性を生み出すモノ)
ではなくなってきており、『コピー可能なコンテンツ(情報・知識)
は、すぐに陳腐化する』という認識が広まってきています。

また、eラーニングやLMS(Learning Management System:学習管理
システム)などを活用した『コンテンツ重視学習』は、特定分野の
決まった知識を得るのに適しますが、こういった学習"ばかり"を重
ねると、

『テキストに書かれたこと/講師が言うことには間違いがない』
『答えを教えて欲しい』という人物が育つ、すなわち、『インベン
ション(発明)やイノベーション(創新普及)を生み出しづらい、
優秀なフォロワーばかりを育成してしまう』という傾向について、
配慮する必要があります。

むしろ、今の時代に大切なのは、『知識のパーソナル化』と『コン
テクスト重視の知識活用』、そして『相互啓発による相乗効果の発
揮』ではないでしょうか?

『知識のパーソナル化』とは、「泳ぎ方について、本を読んで知識
を得ても、実際に泳げるようにはならない。 泳げるようになるに
は、体験や試行錯誤などを通して、Knowing(知っていること)と
Doing(できていること)のギャップを埋めること」、『コピー可能
なコンテンツを自分のフィルター(哲学、経験、身体能力...)を通
してパーソナル化すること』が大切だということです。

『コンテクスト重視の知識活用』とは、『知識を特定のコンテクス
ト(状況、フレーム、場、前後関係、文脈など)で、臨機応変に活
用して行動できること』、すなわち、『数値を変えた程度の例題や
パターン習得のための練習問題だけでなく、趣の異なる応用問題を
自力で解けるようになること』が大切だということです。

独学可能な『コンテンツ重視学習』でできないこと、すなわち、わ
ざわざ『集合研修』を実施して学ぶ価値は、主に『他者の頭を使う
こと』(ブレインストーミング、強み・弱みの補完、協働による相
乗効果、後日やり取りができる人脈づくりなど)にあるのではない
でしょうか?

時間・空間・出来事などを共有し、五感の活用・思考や感情の深化
拡大やその場への参加者どうしの相乗作用効果を大切にする、コン
テクスト重視の『相互啓発』学習の場では、

『他者との効果的な相互作用を起こすコミュニケーション』や『自
分だけでは想定もしていなかったアイディアを紡ぎ、目的達成・問
題解決・意思決定に活かす』、『実際に人あるいはチームなどを動
かすのに役立つための経験を得る』などといった種類の学びが得ら
れます。

逆に言えば、『相互啓発が期待できない集合研修』は、実施しなく
てよいかもしれません。(情報・知識の伝達と共有は、『研修』で
なくてもできます。) そして、『質問への納得感の高い回答』や
『柔軟に状況に対応すること、研修の場を取りまとめること』がで
きない、『プレゼンテーションがうまいだけの講師』は、『動画に
登場する分には有効だけれど、集合研修には不要』ということにな
ります。

その時代・その社会環境で求められる『特定分野の知識やスキル』
を習得するだけなら、eラーニングやLMSを活用した『コンテンツ重
視学習』で充分であり、『それなりの価値」を生み出すことも可能
でしょうが、他者/他社と同じことを習得するだけでは『競争優位
性を生み出す付加価値』の創出は期待できません。

例えば、『対話』を通した、『正(テーゼ:ある命題)→反(アンチ
テーゼ:その命題と矛盾する別の命題)→合(ジンテーゼ:それらを
統合した命題)』といった思考プロセス・コミュニケーションの体
験や、学んだ内容の実生活での適用を見越した『相互啓発』を盛り
込んだ学びが、『集合研修』で求められるのではないでしょうか?

昨日配信したニューズレター第183号では、『21世紀型スキル』
についても紹介していました。

●『21世紀型スキル』は、既に修得済みですか?
http://5w1h.hatenablog.jp/entry/183 (ブログ版)
http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no183.pdf (PDF版)

あなたは、『知識のパーソナル化』+『コンテクスト重視』+『相
互啓発』という切り口について、そして、『特定分野の知識やスキ
ル習得』とは異なり、『フレームワーク質問力』のように『時代の
変遷に関わらず普遍的に習得が求められる、分野横断的に有用な内
容』の学び方、必要な時に『自分の知識・スキル・教養を高めてい
ける人物の育て方』について、どのような考えをお持ちでしょうか?

(後略)

============================================================


冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●弊社Facebookページ投稿記事(2016年1月22日投稿)
『知識のパーソナル化』+『コンテクスト重視』+『相互啓発』
 → http://ow.ly/XnMpd


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H


P.S.1
●1月30日(土)~31日(日)
 2月18日(木)~19日(金)ほか
『フレームワーク質問力(R)』
(…『コーチング学習プログラム』のモジュール1)
http://www.5w1h.co.jp/training/i/im.html
…「対人スキル」と「クリティカル・シンキング」の両方が同時に
 学べるセミナーです。

●4つのモジュールを分割して受講可能です!
合同会社5W1H流コーチング学習プログラム』
http://www.5w1h.co.jp/training/i/clp.html
…やってみると「もう終わりですか? 短い!」と言われます。

●2月3日(水)スタート
実務に役立つ内容を英語で学ぶ!
リーダー、コーチ、コンサルタント向け『変化促進研究会』
http://www.5w1h.co.jp/learning/CLV.html
…第17期のテキストは「The 27 Challenges Managers Face:
Step-by-Step Solutions to (Nearly) All of Your Management
Problems」です。

●2月21日(日)【 読書会 】教養醸成の会
http://www.5w1h.co.jp/learning/CGG.html
…『初参加割引』や、5回、10回の『セット割引』もあります。
2月のテキストは『ストックホルムの密使』です。単発参加が可能
ですので、お氣軽にご参加ください♪

●その他、今後のイベント一覧です。
http://www.5w1h.co.jp/event.html


P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
 http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
 (バックナンバーもご覧いただけます♪)

合同会社5W1H の『公式 Facebookページ』
 http://www.facebook.com/5W1H.LLC
 (Facebookのアカウントなしで読める公開記事や
  『期間限定公開のレポート』などが入手可能です♪)

_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/


 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/

【 Facebookページ 】 http://www.facebook.com/5W1H.LLC
(アカウントなしで読める公開記事や、期間限定公開のレポート
などがあります。)

【 Google+ページ 】 https://plus.google.com/+5w1hcoJP-Quest/

【 今後のイベント一覧 】http://www.5w1h.co.jp/event.html

_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/

絞り込み検索!

現在22,377コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP