2016年3月24日号 (no. 915)
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本日のテーマ【
労働時間を1分で管理する目的。】
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■始業前、終業後のサービス労働を排除する。
勤務時間を1分単位で管理するのは、取れるものは取ってやろうというイヤラシイ感情に基いてなされるものではなく、始業前の仕事、就業後の仕事を排除するためです。
始業前に、朝礼や掃除を済ませ、その後から実際に始業するとなると、
勤務時間に含まれていない時間が発生します。また、終業時にも、例えば終業時間後に後片付けをするとか、ゴミを捨てに行くと、
勤務時間に含まれない仕事の時間が発生します。
始業前、終業後のはみ出した
勤務時間を切り捨てずに計算に含めるため、1分単位で
労働時間を管理するわけです。
学生の頃、例えば、
始業時間は10時なのに、10時のチョット前、9時51分ぐらいから仕事を始めるように半ば強要されて、「ん〜、何だかなぁ、、」と思ったのは1度や2度ではありません。
終業時にも似たようなことがあり、15時で仕事は終わりなのに、15時のチョット前に、何やら厄介な作業をさせられ、実際に終業したのは15時11分になったようなときもありましたね。
勤務時間は15時で終わっていると計算されましたので、11分はいわゆるサービス労働です。
上記のような、はみ出し労働というべきグレータイムをなくすために、1分単位で時間を管理するわけです。
■1分管理はメンドクサイ?
1分単位での処理が煩雑という指摘がありますが、端数部分だけを切り離して計算するだけなので、思っているよりも複雑ではありません。
例えば、時給が1,000円である場合、1分単価は約16.667円です。これを切り上げて1分17円で計算に利用します。ここで端数を切り捨てないようにするのがポイントです。16円にすると、時間給換算で960円になるので、また一悶着が起こります。
時間単位で把握できない端数計算に対してこの1分単価を適用します。
17円で1時間となると、
時間単価で1,020円になるので少し
賃金が増えますので、
勤務時間の端数(15分未満なり10分未満など)を計算するときだけ17円の単価を使います。
例えば、
勤務時間が6時間33分だった場合。6,500円まではスッと計算して、残りの3分を「17 × 3 = 51円」で計算し、6,551円とする。
端数だけを分離し、それに1分単価を適用して計算するので、煩雑とか難しいという気にはならないはずですが、いかがでしょう。
あなたは1,000円を節約して10,000円を捨てるタイプなのか。差し引きでマイナス9,000円。
それとも、1,000円を捨てて、10,000円を節約するタイプなのか。差し引きでプラス9,000円。
どちらのタイプでしょうか。
ちなみに、私は後者のタイプですね。
労務管理では、ある程度の「ロス」はありますので、そこを排除するために、あれをしよう、これをしようと対策を講じると、かえってロスが多くなることも想定していないといけないでしょう。
ちょっとしたムダを受け入れるのが、
労務管理のコツなのです。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160324
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160324
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160324
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■始業前、終業後のサービス労働を排除する。
勤務時間を1分単位で管理するのは、取れるものは取ってやろうというイヤラシイ感情に基いてなされるものではなく、始業前の仕事、就業後の仕事を排除するためです。
始業前に、朝礼や掃除を済ませ、その後から実際に始業するとなると、勤務時間に含まれていない時間が発生します。また、終業時にも、例えば終業時間後に後片付けをするとか、ゴミを捨てに行くと、勤務時間に含まれない仕事の時間が発生します。
始業前、終業後のはみ出した勤務時間を切り捨てずに計算に含めるため、1分単位で労働時間を管理するわけです。
学生の頃、例えば、始業時間は10時なのに、10時のチョット前、9時51分ぐらいから仕事を始めるように半ば強要されて、「ん〜、何だかなぁ、、」と思ったのは1度や2度ではありません。
終業時にも似たようなことがあり、15時で仕事は終わりなのに、15時のチョット前に、何やら厄介な作業をさせられ、実際に終業したのは15時11分になったようなときもありましたね。勤務時間は15時で終わっていると計算されましたので、11分はいわゆるサービス労働です。
上記のような、はみ出し労働というべきグレータイムをなくすために、1分単位で時間を管理するわけです。
■1分管理はメンドクサイ?
1分単位での処理が煩雑という指摘がありますが、端数部分だけを切り離して計算するだけなので、思っているよりも複雑ではありません。
例えば、時給が1,000円である場合、1分単価は約16.667円です。これを切り上げて1分17円で計算に利用します。ここで端数を切り捨てないようにするのがポイントです。16円にすると、時間給換算で960円になるので、また一悶着が起こります。
時間単位で把握できない端数計算に対してこの1分単価を適用します。
17円で1時間となると、時間単価で1,020円になるので少し賃金が増えますので、勤務時間の端数(15分未満なり10分未満など)を計算するときだけ17円の単価を使います。
例えば、勤務時間が6時間33分だった場合。6,500円まではスッと計算して、残りの3分を「17 × 3 = 51円」で計算し、6,551円とする。
端数だけを分離し、それに1分単価を適用して計算するので、煩雑とか難しいという気にはならないはずですが、いかがでしょう。
あなたは1,000円を節約して10,000円を捨てるタイプなのか。差し引きでマイナス9,000円。
それとも、1,000円を捨てて、10,000円を節約するタイプなのか。差し引きでプラス9,000円。
どちらのタイプでしょうか。
ちなみに、私は後者のタイプですね。
労務管理では、ある程度の「ロス」はありますので、そこを排除するために、あれをしよう、これをしようと対策を講じると、かえってロスが多くなることも想定していないといけないでしょう。
ちょっとしたムダを受け入れるのが、労務管理のコツなのです。
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『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
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残業で悩んでいませんか?
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こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
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『残業管理のアメと罠』
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