◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第386回>賢人の
コンピテンシーをベンチマークする!<その79>
==■「転職を繰り返して頂点に上る人、失敗を繰り返す人!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成
果に結び付けられない人が実に多いのです。
「賢人の
コンピテンシーをベンチマークする」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・
社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただ
きたいと思います。
===================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一
層深まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
=================================
【1】転職で成功する人、失敗する人!
【2】外部招聘で資生堂の社長になった魚谷雅彦氏の転職人生!
【3】留学制度のあるライオンを選ぶ!
【4】現場経験と市場を捉えるスピード感!
【5】賢人から学ぶべきこと!
【6】編集後記
=================================
賢人と呼ぶにふさわしい人は、すばらしい「行動特性」を持って行動している。だからすば
らしい仕事の結果を出すことができるのだ。我々は賢人の
コンピテンシーをベンチマークし
ない手はないのだ。
【1】転職で成功する人、失敗する人!
世の中には転職を繰り返しながらキャリアを高め、経営トップに上り詰める人がいる。埼玉
県にSと言う大手豆腐メーカーがある。現在の社長であるT氏は一旦平凡なサラリーマンに
なったが人に使われるのが性に合わなかった。転職を繰り返しても同じことだと考え稼業の
豆腐屋を継ぐと両親に申し出た。
息子の性格を知っている母親は「やれるものならやってみな!」とクールな態度だった。T
氏は納入先のスーパーの食品売り場に立ち、自社の豆腐を手渡しでお客様にお勧めしたとこ
ろ結構売れてサービス精神も芽生えたが、ある日スーパーの
従業員に「豆腐や、邪魔だ、ど
け」と言われてカチンときた。闘争心に火がつき、とびっきり旨い豆腐の開発に成功して高
級路線に転換する。あの憎き例のスーパーを切り、「製造小売」に転換して大成功を収めた。
T氏は転職でたまたま稼業を継ぎ、成功した例である。
しかし、その一方で何社も転職で渡り歩くも長続きせず、派遣やアルバイト人生を送る人も
多い。派遣やアルバイトならまだいいほうで最後はニートになり下がり、やがて引きこもり
人生を送っている人も多い。家族にまで迷惑を掛け、肉親や関係のない人を殺害してしまう
事件も多い。
転職でばら色の人生をゲットする人はほんの一握りなのである。
【2】外部招聘で資生堂の社長になった魚谷雅彦氏の転職人生!
2013年の暮れ、資生堂に新社長が誕生した。魚谷雅彦氏(61歳)である。資生堂は創業144
年にもなる老舗企業だ。連結
売上高は7631億円、社員数4万6千人の大企業である。しかしそ
の名門企業が近年は経営に行き詰まり苦しんでいた。その再建を託されたのが戦後初めて外
部から招聘された魚谷雅彦氏だった。
資生堂は1872年に日本発の洋風調剤薬局として創業し、日本を代表する化粧品メーカーとし
て存在感を示してきた。美容部員による対面販売、幅広い商品郡、斬新な広告で成長を遂げ
てきた。
しかし、1980年に約30%あった国内シェアは少しずつ落ち込み、ほぼ半減してしまう。その
改革は思うように進まなかった。その担い手として魚谷氏が招聘されることとなったのであ
る。
【3】留学制度のあるライオンを選ぶ!
魚谷氏は1954年に奈良県に生まれた。子供のころから目立つこと、人前に出ることが好きだ
ったと言う。
「地元の中学に進学したとき、行き違いから入学式でぶっつけ本番の新入生代表の挨拶をし
なければならなくなった。しかし緊張することもなく、挨拶を楽しんでしまっている自分が
いた」と述懐している。
「父親は普通の会社員、母も極普通の女性。一人っ子だから家の中が賑やかだったわけでも
ないし、商売関係の人が出入りしていたわけでもない。どうしてこんな風になってしまった
のか自分も家族も分からないんですよ」と笑う。でも戦時中に青春時代を過ごした父からは
「自分のやりたいことをやれ」と言われ続けた。
最初に関心を持ったのが英語。学校帰りには塾通いを始めた。そこですごい英語の先生に出
会い、益々英語が好きになっていった。やがて同志社大学に進むが、授業に出てきたのがア
メリカ留学帰りの新進気鋭の助教授だった。「君たちに生きた英語を教えたい」と言う言葉
を鮮明に覚えている。アメリカ留学への関心が高まっていった。
就職は総合商社を狙おうかと思ったが、留学制度のあるライオンに入社する。ところが配属
されたのが大阪の小さな営業所でがっかりした。直ぐ辞めようかとも思ったが先輩に諭され
て思いとどまり、現場のドロドロした仕事に従事し、この現場経験が後に役立つことになる。
念願のコロンビア大学へ留学し、マーケティングと経営学を学ぶ。帰国後はマーケティング
漬の日々を送り、都市銀行に転職した。その後ヨーロッパの会社のマーケティング副本部長、
クラフトジャパンの副社長を経て日本コカ・コーラからのマーケティング責任者の誘いを受
ける。そして1994年5月、コカ・コーラに転職する。
取締役上級副社長のポストが待っていた。
缶コーヒーのジョージアで「ジョージア男のやすらぎキャンペーン」を展開し、シェアを10%
も伸ばして見せた。魚谷氏のマーケティングセンスである消費者視点が受けるのだ。
【4】現場経験と市場を捉えるスピード感!
日本コカ・コーラを退いてからは自ら会社を設立し、日本企業に対するコンサルティングを
手掛けていたがついに資生堂からオファーがかかる。最初はマーケティング改革プロジェク
トに携わったが、程なく社長就任のオファーが来た。迷ったが受けることにした。
入ってみて資生堂と言う会社の底力を知ることになる。なぜこの会社が不振なのか。見えて
きたのは本社と市場の乖離だった。それまで本社が戦略を立て、販社が実行するビジネスモ
デルで大きく成長して来た。だが消費構造や流通構造が変わり、市場の変化を直ぐに捉える
スピードに欠けていたのだった。
魚谷氏は本社の
役員にも現場に行こうと発破をかけた。同時に意識改革に大鉈を振るった。
改革は矢継ぎ早に続く。昨年には90年も続いた組織の形を変え、本社と販社を融合させた。
海外比率は50%を超えた。今後は各地の
本社機能を強化する。駐在員が2~3年で帰ってくる
ような組織ではなく、資生堂に長期でコミットしてくれる人材に委ねていく。しかしマーケ
ット戦略を分散化するがミッションや理念は共有すると言う。コカ・コーラ流のグローバル
経営を
採用しようとしているのだ。
【5】賢人から学ぶべきこと!
魚谷氏はいくつ転職したのか数え切れない。しかし一つひとつの会社で大きな足跡を残し、
自らも何かを得てモノにしている。つまりキャリアを積み上げているのだ。決して好き嫌い
で転職しているのではない。
性に合わない。嫌になった。そんな理由で転職を繰り返している人は多いが、モノにならな
いように思う。冒頭に紹介したサラリーマンを辞めて稼業の豆腐屋を継いだT氏は転職を繰
り返して惨めになる自分を予測できたのだろう。稼業を継いで成功を収めた。このような生
き方もいいのではないかと思う。
世の中にはリストラされて転職に追い込まれる人も多い。キャリアを積んで、転職に備えて
おくことはきっと「転ばぬ先の杖」になる。仕事のできる人の行動特性を身に付けることは
大事だ。
【6】編集後記
昨今は
公務員が就活の学生に人気が高いそうだ。給料も昔と違って一般の会社よりもいい。
警察沙汰を起こさなければクビになることもない。「遅れず、休まず、働かず」がまかり通
っている。売り上げや利益で攻められることもない。理解はできるが、でもこんな理由で公
務員を選ぶとしたらちょっと悲しくなる。
<今回の記事着アエラ(‘16.3.21No.12)の記事も参考にさせて頂いた。>
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次回に続く
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==■「転職を繰り返して頂点に上る人、失敗を繰り返す人!」■==
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成
果に結び付けられない人が実に多いのです。
「賢人のコンピテンシーをベンチマークする」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・
社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただ
きたいと思います。
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層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■
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【1】転職で成功する人、失敗する人!
【2】外部招聘で資生堂の社長になった魚谷雅彦氏の転職人生!
【3】留学制度のあるライオンを選ぶ!
【4】現場経験と市場を捉えるスピード感!
【5】賢人から学ぶべきこと!
【6】編集後記
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賢人と呼ぶにふさわしい人は、すばらしい「行動特性」を持って行動している。だからすば
らしい仕事の結果を出すことができるのだ。我々は賢人のコンピテンシーをベンチマークし
ない手はないのだ。
【1】転職で成功する人、失敗する人!
世の中には転職を繰り返しながらキャリアを高め、経営トップに上り詰める人がいる。埼玉
県にSと言う大手豆腐メーカーがある。現在の社長であるT氏は一旦平凡なサラリーマンに
なったが人に使われるのが性に合わなかった。転職を繰り返しても同じことだと考え稼業の
豆腐屋を継ぐと両親に申し出た。
息子の性格を知っている母親は「やれるものならやってみな!」とクールな態度だった。T
氏は納入先のスーパーの食品売り場に立ち、自社の豆腐を手渡しでお客様にお勧めしたとこ
ろ結構売れてサービス精神も芽生えたが、ある日スーパーの従業員に「豆腐や、邪魔だ、ど
け」と言われてカチンときた。闘争心に火がつき、とびっきり旨い豆腐の開発に成功して高
級路線に転換する。あの憎き例のスーパーを切り、「製造小売」に転換して大成功を収めた。
T氏は転職でたまたま稼業を継ぎ、成功した例である。
しかし、その一方で何社も転職で渡り歩くも長続きせず、派遣やアルバイト人生を送る人も
多い。派遣やアルバイトならまだいいほうで最後はニートになり下がり、やがて引きこもり
人生を送っている人も多い。家族にまで迷惑を掛け、肉親や関係のない人を殺害してしまう
事件も多い。
転職でばら色の人生をゲットする人はほんの一握りなのである。
【2】外部招聘で資生堂の社長になった魚谷雅彦氏の転職人生!
2013年の暮れ、資生堂に新社長が誕生した。魚谷雅彦氏(61歳)である。資生堂は創業144
年にもなる老舗企業だ。連結売上高は7631億円、社員数4万6千人の大企業である。しかしそ
の名門企業が近年は経営に行き詰まり苦しんでいた。その再建を託されたのが戦後初めて外
部から招聘された魚谷雅彦氏だった。
資生堂は1872年に日本発の洋風調剤薬局として創業し、日本を代表する化粧品メーカーとし
て存在感を示してきた。美容部員による対面販売、幅広い商品郡、斬新な広告で成長を遂げ
てきた。
しかし、1980年に約30%あった国内シェアは少しずつ落ち込み、ほぼ半減してしまう。その
改革は思うように進まなかった。その担い手として魚谷氏が招聘されることとなったのであ
る。
【3】留学制度のあるライオンを選ぶ!
魚谷氏は1954年に奈良県に生まれた。子供のころから目立つこと、人前に出ることが好きだ
ったと言う。
「地元の中学に進学したとき、行き違いから入学式でぶっつけ本番の新入生代表の挨拶をし
なければならなくなった。しかし緊張することもなく、挨拶を楽しんでしまっている自分が
いた」と述懐している。
「父親は普通の会社員、母も極普通の女性。一人っ子だから家の中が賑やかだったわけでも
ないし、商売関係の人が出入りしていたわけでもない。どうしてこんな風になってしまった
のか自分も家族も分からないんですよ」と笑う。でも戦時中に青春時代を過ごした父からは
「自分のやりたいことをやれ」と言われ続けた。
最初に関心を持ったのが英語。学校帰りには塾通いを始めた。そこですごい英語の先生に出
会い、益々英語が好きになっていった。やがて同志社大学に進むが、授業に出てきたのがア
メリカ留学帰りの新進気鋭の助教授だった。「君たちに生きた英語を教えたい」と言う言葉
を鮮明に覚えている。アメリカ留学への関心が高まっていった。
就職は総合商社を狙おうかと思ったが、留学制度のあるライオンに入社する。ところが配属
されたのが大阪の小さな営業所でがっかりした。直ぐ辞めようかとも思ったが先輩に諭され
て思いとどまり、現場のドロドロした仕事に従事し、この現場経験が後に役立つことになる。
念願のコロンビア大学へ留学し、マーケティングと経営学を学ぶ。帰国後はマーケティング
漬の日々を送り、都市銀行に転職した。その後ヨーロッパの会社のマーケティング副本部長、
クラフトジャパンの副社長を経て日本コカ・コーラからのマーケティング責任者の誘いを受
ける。そして1994年5月、コカ・コーラに転職する。取締役上級副社長のポストが待っていた。
缶コーヒーのジョージアで「ジョージア男のやすらぎキャンペーン」を展開し、シェアを10%
も伸ばして見せた。魚谷氏のマーケティングセンスである消費者視点が受けるのだ。
【4】現場経験と市場を捉えるスピード感!
日本コカ・コーラを退いてからは自ら会社を設立し、日本企業に対するコンサルティングを
手掛けていたがついに資生堂からオファーがかかる。最初はマーケティング改革プロジェク
トに携わったが、程なく社長就任のオファーが来た。迷ったが受けることにした。
入ってみて資生堂と言う会社の底力を知ることになる。なぜこの会社が不振なのか。見えて
きたのは本社と市場の乖離だった。それまで本社が戦略を立て、販社が実行するビジネスモ
デルで大きく成長して来た。だが消費構造や流通構造が変わり、市場の変化を直ぐに捉える
スピードに欠けていたのだった。
魚谷氏は本社の役員にも現場に行こうと発破をかけた。同時に意識改革に大鉈を振るった。
改革は矢継ぎ早に続く。昨年には90年も続いた組織の形を変え、本社と販社を融合させた。
海外比率は50%を超えた。今後は各地の本社機能を強化する。駐在員が2~3年で帰ってくる
ような組織ではなく、資生堂に長期でコミットしてくれる人材に委ねていく。しかしマーケ
ット戦略を分散化するがミッションや理念は共有すると言う。コカ・コーラ流のグローバル
経営を採用しようとしているのだ。
【5】賢人から学ぶべきこと!
魚谷氏はいくつ転職したのか数え切れない。しかし一つひとつの会社で大きな足跡を残し、
自らも何かを得てモノにしている。つまりキャリアを積み上げているのだ。決して好き嫌い
で転職しているのではない。
性に合わない。嫌になった。そんな理由で転職を繰り返している人は多いが、モノにならな
いように思う。冒頭に紹介したサラリーマンを辞めて稼業の豆腐屋を継いだT氏は転職を繰
り返して惨めになる自分を予測できたのだろう。稼業を継いで成功を収めた。このような生
き方もいいのではないかと思う。
世の中にはリストラされて転職に追い込まれる人も多い。キャリアを積んで、転職に備えて
おくことはきっと「転ばぬ先の杖」になる。仕事のできる人の行動特性を身に付けることは
大事だ。
【6】編集後記
昨今は公務員が就活の学生に人気が高いそうだ。給料も昔と違って一般の会社よりもいい。
警察沙汰を起こさなければクビになることもない。「遅れず、休まず、働かず」がまかり通
っている。売り上げや利益で攻められることもない。理解はできるが、でもこんな理由で公
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<今回の記事着アエラ(‘16.3.21No.12)の記事も参考にさせて頂いた。>
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