• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

「No」を「Yes」にする

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■□■□■ 「No」を「Yes」にする 第133号 ■□■□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当メールマガジンは、
弁理士である著者が、特許の実務に携わる方にとって、
お役に立つ情報がご提供できればと思い、

 ★特許の実務を進める上で役立つ情報
 ☆日常の業務の中で得た考え方やノウハウ

等を配信させて頂いております。

●ご不要な方は、本メールの一番最後に解除ページのご案内がございますので、
 大変お手数ではございますが、そちらのページから解除をお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



こんにちは。田村良介です。


私が特許事務所を開業する前に勤めていた会社は、
アイデアを非常に大切にする会社でした。


あるアイデアが出てきたとき、
そのアイデアについて『No』と言わない
という文化があったわけです。

とはいっても、実際には、
そのアイデアは実現することが難しい・・・

普通には『No』となってしまうような
アイデアだったりすることもあるわけですが、


では、
「そのアイデアはちょっと」という、
本来は『No』というべきアイデアを、

「どうやったら『Yes』にできるのか」
を必死に考えるという文化のある会社でした。


『No』と言わずに、『Yes』とするために
必死に知恵を絞る必要に迫られるので、

仕事は本当に大変だったのですが、
非常にやりがいがあって、

とても力がつく会社でもありました。



実際に、今でも、その経験が生きているなと思います。


この仕事をしていると、ついつい、

そのアイデアは『新規性がない』、『進歩性がない』
といったように、

審査官と同じ目線で、見てしまうことがあります。


本来であれば、「どうすれば特許になるのか」を
考える立場であるはずなのに、気がつけば、
審査官のように、ふるまってしまうわけです。


つまり、『No』のアイデアに
『No』と言ってしまっているわけです。


どうしても、特許にすることができないものを
『Yes』というのはおかしいですが、

どうすれば『Yes』になるのか?

という視点をもつことが重要です。


発明の掘り起こしなどで、
ご相談をいただくことがありますが、

その際に、新規性や進歩性がないと
思えるようなアイデアであっても、

では、どういうところで工夫をすれば
特許性が出てくるのか

ということをお話するようにしています。



もちろん、ビジネスがありきの特許ですから、
特許ありき、になってしまっては困るので、

そのあたりのバランス感覚は必要だと思います。




|◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆『No』のアイデアであっても、
  『Yes』にするためにはどうするかを考える。



今回のメルマガは以上となります。

------------------------------------------------------------------------

ご職場の方やご友人にも、教えてあげてください。
 ⇒  http://www.mag2.com/m/0001132212.html

------------------------------------------------------------------------

<お知らせ>

 審査の結果、拒絶理由通知や拒絶査定が届いたけれど、
 どうしても特許にしたいのに、非常に厳しい、

 もし、そのようなことがありましたら、
 弊所での中途受任について、ご検討ください。


 弊所は、拒絶理由通知への対応を得意としており、
 
 これまでも、非常に厳しいと思われる出願について、
 特許査定や特許審決を得ることができております。


 もちろん、権利範囲をできるかぎり狭めずに、

 貴社が特許化したいとご希望される請求項で、
 対応させていただきます。


 ただし、これまでも20件に1件は、
 どうしても特許にすることができない出願がありました。

 そこで、成功報酬型とさせていただくことで、
 (特許印紙代についてはご負担いただきます)

 費用面での貴社のリスクを最小限にさせていただきます。

 
 詳しくは、弊所のお問合せページ https://goo.gl/46w3O0
 よりお問い合わせください。

------------------------------------------------------------------------
■当メールマガジンについて

※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

 予めご了承いただいたうえで、お読みください。

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
 著作権により保護されています。

------------------------------------------------------------------------

□メルマガ名:【特許実務者マニュアル】
□発行元  : 特許業務法人 ライトハウス国際特許事務所
□執筆/編集 : 田村良介
□URL    : 【特許http://www.lhpat.com
    【商標http://www.lhpat-tm.com
□E-mail  : ml@lhpat.com
□解除ページ: http://www.mag2.com/m/0001132212.html
 ※今後、当メールマガジンの配信が不要な場合は、大変お手数ではございますが、
  上記のURLより登録の解除をお願いいたします。

------------------------------------------------------------------------
Copyright (c) 2017 Ryosuke Tamura All rights reserved

絞り込み検索!

現在22,382コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP