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リーズ「企業のパワーを倍増させる
コンピテンシー<顧客維持・開拓力>!」
<第504回>(第6話)「魅せ方次第で売れ行きが激変する!」
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】業界一位と言う妄想に駆られてはいけない!
【2】経営者の力が試されるのは低成長のとき!
【3】魅せ方次第で売れ行きが激変する!
【4】経営者と
労働者はチームメイト!
【5】編集後記
===========================
企業のパワーを倍増させることに貢献する
コンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】業界一位と言う妄想に駆られてはいけない!
【教訓】
業界で一位になることを目的に突っ走った企業は本当に幸せだったのだろうか。小売業で一瞬売上一位になったスーパーDは坂道を転げ落ちた。家電量販店で売上一位になったY電機も凋落傾向にあるように思えてならない。
一位になったときから衰退が始まるのだ。Kデンキの社長は「一位にならないように頑張る」と言っていたが分かるような気がする。
【本文】
一等賞を獲ったアスリートもやがて体力が落ちて勝てなくなる。粘って無様な姿を晒すまでやるか、潮時を感じて引退するかは本人の考え次第だろう。
例えば、女子フィギュアスケートの荒川静香さんはオリンピックで金メダルを獲って引退し、結婚して子供にも恵まれ、解説者として活躍している。
業界で一位の売上を達成したと思ったとたんに坂道を転げ落ちた企業もある。栄枯盛衰はまるで平家物語のように激しい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
kデンキを運営するkホールディングスのK社長は「一位にならないように頑張らないようにする」と奇妙なことを言っていた。
売上で一位になるのではなく、接客、サービスを含むCS(顧客満足)で一位になり、お客様に愛され続ける会社を目指して頑張ると言う意味に解釈したい。
【2】経営者の力が試されるのは低成長のとき!
「教訓」
経営者の力が試されるのは低成長のときだ。低成長のときでも新商品を市場に投入し、売上増または維持に貢献する。例えば?食品工業の「年輪経営」が参考になるのではないか。
木の年輪が毎年一本ずつ増えていくように少しずつ、少しずつ成長していくことを経営方針に掲げてはどうか。
【本文】
時々時代の波にのり、急成長する会社がある。マスコミは経営者を時代の寵児などと褒めちぎり、テレビや週刊誌などに引っ張りだこだ。だが冷たい風が吹き始めると業績は急激に悪化し、やがて話題にも上らなくなる。
急成長したのは経営者の力ではなく、たまたま追い風が吹いただけだったのかもしれない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
急成長は急凋落の原因を作ってしまうことに経営者は気づきにくい。例えば、寒天の!)食品工業は「年輪経営」を標榜している。木の年輪が毎年一つずつ増えるように、どんなときでもゆっくり成長していくのである。
新商品のネタはたくさん準備してあるが、決して一気に世に出すことをせず、来年、再来年へととっておき、低成長のときでも計画的に新商品を投入できるから「年輪経営」を維持できるわけだ。
経営者の力が試されるのは正に低成長のときなのである。
【3】魅せ方次第で売れ行きが激変する!
【教訓】
商品が売れるか、売れないか、つまりヒット商品になるかならないかの決め手は何だろうか。確かに商品そのものの機能や性能もありますが、「見せ方」が決め手になる場合が多い。
デスプレー効果を研究する必要がある。
【本文】
俳優は実にすばらしい職業だと思う。役柄によってその人のイメージがまるで変わってしまう。つまり自分をどう見せるかによって魅力を訴えることができるわけだ。
それを引き出しているのが演出家であり、監督と言うことになる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
百貨店などでは昔からウインドウショッピングと言う手法が使われてきた。マネキンに自分を重ね合わせて、魅力を感じてもらい、店内へとお客様を誘導するのだ。
店内に入れば、デスプレー(陳列)が工夫されていて、さらに魅力を醸し出してくれるからついお買い上げと言うわけだ。
売れた商品、売れた売り場をモデルになぜ売れたのかを徹底的に調べてみることだ。そしてあまり売れていない他の商品に応用できないかをよく考えてみることだ。
【4】経営者と
労働者はチームメイト!
【教訓】
昔は組合活動の場などで「
資本側と労働側」という言い方をして対立したものだった。例えば国鉄の
労働組合は何日も列車を止めて闘った。今そんなことをする
労働組合はほとんどない。
「経営者と
労働者はチームメイト」と考える会社は業績がいい。
【本文】
労働組合がすっかり弱体化してしまった大きな要因は、正社員の減少と派遣社員など非正規社員の増加が影響しているのではないかと思う。
同じ仕事をしているのに非正規組はママコ扱いで冷遇されている。派遣法の改正で益々派遣
労働者は使い捨てにされる可能性が強くなった。
派遣社員を冷遇する会社は社員の
モチベーションが上がるわけもなく、業績も低迷する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば、広島にユニークすぎる「M21」と言う会社がある。
創業者のH氏は創業時から、「経営者と
労働者はチームメイト」と言う考えを貫いているから社員の
モチベーションは総じて高い。
社長はまるで町内会の班長のように輪番制で決まり、重要案件の
稟議書は社内インターネットに上程されて特段反論がなければ決定されて実行に移される仕組みだ。
社員はノルマもないからうつになる人は一人もおらず、みんな元気溌剌として働いているからリピーターの顧客をたくさん獲得でき、”結構毛だらけ”で業績がいいのだ。
【5】編集後記
ユニークな経営モデルを実践している経営者は自社のことをユニークな経営モデルなどとは考えてもいない様子だ。
例えば年輪経営と称している?食品工業、業界一位にならないように頑張ると言うKデンキ、経営者と
労働者はチームメイトと称して輪番制の社長の下、ノルマもなく頑張るM21などは稀有な経営モデルだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】業界一位と言う妄想に駆られてはいけない!
【2】経営者の力が試されるのは低成長のとき!
【3】魅せ方次第で売れ行きが激変する!
【4】経営者と労働者はチームメイト!
【5】編集後記
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企業のパワーを倍増させることに貢献するコンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】業界一位と言う妄想に駆られてはいけない!
【教訓】
業界で一位になることを目的に突っ走った企業は本当に幸せだったのだろうか。小売業で一瞬売上一位になったスーパーDは坂道を転げ落ちた。家電量販店で売上一位になったY電機も凋落傾向にあるように思えてならない。
一位になったときから衰退が始まるのだ。Kデンキの社長は「一位にならないように頑張る」と言っていたが分かるような気がする。
【本文】
一等賞を獲ったアスリートもやがて体力が落ちて勝てなくなる。粘って無様な姿を晒すまでやるか、潮時を感じて引退するかは本人の考え次第だろう。
例えば、女子フィギュアスケートの荒川静香さんはオリンピックで金メダルを獲って引退し、結婚して子供にも恵まれ、解説者として活躍している。
業界で一位の売上を達成したと思ったとたんに坂道を転げ落ちた企業もある。栄枯盛衰はまるで平家物語のように激しい。
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kデンキを運営するkホールディングスのK社長は「一位にならないように頑張らないようにする」と奇妙なことを言っていた。
売上で一位になるのではなく、接客、サービスを含むCS(顧客満足)で一位になり、お客様に愛され続ける会社を目指して頑張ると言う意味に解釈したい。
【2】経営者の力が試されるのは低成長のとき!
「教訓」
経営者の力が試されるのは低成長のときだ。低成長のときでも新商品を市場に投入し、売上増または維持に貢献する。例えば?食品工業の「年輪経営」が参考になるのではないか。
木の年輪が毎年一本ずつ増えていくように少しずつ、少しずつ成長していくことを経営方針に掲げてはどうか。
【本文】
時々時代の波にのり、急成長する会社がある。マスコミは経営者を時代の寵児などと褒めちぎり、テレビや週刊誌などに引っ張りだこだ。だが冷たい風が吹き始めると業績は急激に悪化し、やがて話題にも上らなくなる。
急成長したのは経営者の力ではなく、たまたま追い風が吹いただけだったのかもしれない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
急成長は急凋落の原因を作ってしまうことに経営者は気づきにくい。例えば、寒天の!)食品工業は「年輪経営」を標榜している。木の年輪が毎年一つずつ増えるように、どんなときでもゆっくり成長していくのである。
新商品のネタはたくさん準備してあるが、決して一気に世に出すことをせず、来年、再来年へととっておき、低成長のときでも計画的に新商品を投入できるから「年輪経営」を維持できるわけだ。
経営者の力が試されるのは正に低成長のときなのである。
【3】魅せ方次第で売れ行きが激変する!
【教訓】
商品が売れるか、売れないか、つまりヒット商品になるかならないかの決め手は何だろうか。確かに商品そのものの機能や性能もありますが、「見せ方」が決め手になる場合が多い。
デスプレー効果を研究する必要がある。
【本文】
俳優は実にすばらしい職業だと思う。役柄によってその人のイメージがまるで変わってしまう。つまり自分をどう見せるかによって魅力を訴えることができるわけだ。
それを引き出しているのが演出家であり、監督と言うことになる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
百貨店などでは昔からウインドウショッピングと言う手法が使われてきた。マネキンに自分を重ね合わせて、魅力を感じてもらい、店内へとお客様を誘導するのだ。
店内に入れば、デスプレー(陳列)が工夫されていて、さらに魅力を醸し出してくれるからついお買い上げと言うわけだ。
売れた商品、売れた売り場をモデルになぜ売れたのかを徹底的に調べてみることだ。そしてあまり売れていない他の商品に応用できないかをよく考えてみることだ。
【4】経営者と労働者はチームメイト!
【教訓】
昔は組合活動の場などで「資本側と労働側」という言い方をして対立したものだった。例えば国鉄の労働組合は何日も列車を止めて闘った。今そんなことをする労働組合はほとんどない。
「経営者と労働者はチームメイト」と考える会社は業績がいい。
【本文】
労働組合がすっかり弱体化してしまった大きな要因は、正社員の減少と派遣社員など非正規社員の増加が影響しているのではないかと思う。
同じ仕事をしているのに非正規組はママコ扱いで冷遇されている。派遣法の改正で益々派遣労働者は使い捨てにされる可能性が強くなった。
派遣社員を冷遇する会社は社員のモチベーションが上がるわけもなく、業績も低迷する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば、広島にユニークすぎる「M21」と言う会社がある。
創業者のH氏は創業時から、「経営者と労働者はチームメイト」と言う考えを貫いているから社員のモチベーションは総じて高い。
社長はまるで町内会の班長のように輪番制で決まり、重要案件の稟議書は社内インターネットに上程されて特段反論がなければ決定されて実行に移される仕組みだ。
社員はノルマもないからうつになる人は一人もおらず、みんな元気溌剌として働いているからリピーターの顧客をたくさん獲得でき、”結構毛だらけ”で業績がいいのだ。
【5】編集後記
ユニークな経営モデルを実践している経営者は自社のことをユニークな経営モデルなどとは考えてもいない様子だ。
例えば年輪経営と称している?食品工業、業界一位にならないように頑張ると言うKデンキ、経営者と労働者はチームメイトと称して輪番制の社長の下、ノルマもなく頑張るM21などは稀有な経営モデルだ。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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次回に続く。
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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