━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/08/21(第720号)━━
■■
■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
先週は
お盆休み、夏休み週という感じでしたが、そろそろ8月
も終わりに近づいてきました。
今週は、少しずつビジネス・モードを高めていく週かも?
頑張っていきましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■□ 総
資産にも注目してみよう
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●自社の総
資産は、いくらあるかご存知ですか?
普段あまり意識していないかと思いますが、まずは何も見ずに
想像で、いくらあるか考えてみてください。
その上で、
決算書なり、月次のB/Sで、総
資産の額を確認し
てみてください。
もちろん、総
資産はB/Sの一番下の数字、
資産の合計額ある
いは
負債・純
資産の合計額、左側でも右側でも同じ数字になっ
ています。
●いかがでしょうか?
思ったよりも金額が大きかった、という方が多いのではないで
しょうか?
この総
資産は、御社が事業で使っている
資産の総額です。
これだけの
資産を運用して、事業を行っているわけです。
その
資産を取得するために、どこからお金を調達してきたかが、
右側の
負債および純
資産ですね。
●当社はこれだけの
資産を運用して、事業を行っているのだ。
では、それでどれだけの利益を出せているんだろう? と、
次は考えて欲しいですね。
たとえば、5億円の総
資産があって、
経常利益はいくらか?
2,500万円であれば5%、5,000万円であれば10%出せているこ
とになります。
言ってみれば、利回りですね。
会社が総
資産を事業に使うことによって、どれだけの利回りを
生み出しているか、ということになります。
●よく言われる
ROAがこれです。
総資産利益率です。
では、総
資産に対して、どれだけ利益を上げればよいのか?
もちろん、業種・業態、経営環境、会社の事情によるのでしょう
が、一般的に言えば10%は欲しいな、というところです。
●投資という観点でみれば、金融商品や、不動産投資も、参考に
なります。
ただし、会社は商品ではなく、そこで人が働いているわけです
から、これらの商品などよりは高い利回りを得て当然だと思い
ます。
だからこそ、最低10%は必要なのでは?と思います。
●この率が低ければ、B/Sの中身を見直した方がいいですね。
B/Sに載っているけれども使われていない
資産、評価だけは
高いけど、実際には価値のない
資産、デッド
ストック、長期に
渡り回収できない
債権...
そのようなものがあると、総
資産は膨らんでいるにもかかわらず
事業に貢献していない、ということになります。
●ただ1つ例外があるとすると、現
預金・投資
有価証券です。
中小企業の場合は特に、毎年利益を上げ、しっかり内部留保して
くると、現
預金や投資
有価証券が増えて、
ROAが下がってしまう
ということが、よくあります。
これは決して悪い状態ではなく、会社としては財務体質が強く
健全な状態ではあります。
ただし、あまり蓄積することにこだわってしまうと、チャンスの
時にその資金を使う発想が、出てこない・・・保守的になり過ぎ
てしまうことがありますね。
そこだけは、是非、注意して欲しいと思いますが...。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
──────────────────────────────
※本メルマガの解除はコチラ
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
先週末は神戸に出張に行っていました。東京は雨ばかりでした
が、神戸は暑くていい天気。久々の夏らしさを感じてきました
が、ほとんどはホテル内に籠って、研修や会議の連続。まあ、
外に行っても暑くて、すぐに戻って来てしまうのでしょうが。
今週こそ、東京にも夏らしさが戻ってきてくれるといいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/08/21(第720号)━━
■■
■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは会計から変えよう!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
先週はお盆休み、夏休み週という感じでしたが、そろそろ8月
も終わりに近づいてきました。
今週は、少しずつビジネス・モードを高めていく週かも?
頑張っていきましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■□ 総資産にも注目してみよう
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●自社の総資産は、いくらあるかご存知ですか?
普段あまり意識していないかと思いますが、まずは何も見ずに
想像で、いくらあるか考えてみてください。
その上で、決算書なり、月次のB/Sで、総資産の額を確認し
てみてください。
もちろん、総資産はB/Sの一番下の数字、資産の合計額ある
いは負債・純資産の合計額、左側でも右側でも同じ数字になっ
ています。
●いかがでしょうか?
思ったよりも金額が大きかった、という方が多いのではないで
しょうか?
この総資産は、御社が事業で使っている資産の総額です。
これだけの資産を運用して、事業を行っているわけです。
その資産を取得するために、どこからお金を調達してきたかが、
右側の負債および純資産ですね。
●当社はこれだけの資産を運用して、事業を行っているのだ。
では、それでどれだけの利益を出せているんだろう? と、
次は考えて欲しいですね。
たとえば、5億円の総資産があって、経常利益はいくらか?
2,500万円であれば5%、5,000万円であれば10%出せているこ
とになります。
言ってみれば、利回りですね。
会社が総資産を事業に使うことによって、どれだけの利回りを
生み出しているか、ということになります。
●よく言われるROAがこれです。総資産利益率です。
では、総資産に対して、どれだけ利益を上げればよいのか?
もちろん、業種・業態、経営環境、会社の事情によるのでしょう
が、一般的に言えば10%は欲しいな、というところです。
●投資という観点でみれば、金融商品や、不動産投資も、参考に
なります。
ただし、会社は商品ではなく、そこで人が働いているわけです
から、これらの商品などよりは高い利回りを得て当然だと思い
ます。
だからこそ、最低10%は必要なのでは?と思います。
●この率が低ければ、B/Sの中身を見直した方がいいですね。
B/Sに載っているけれども使われていない資産、評価だけは
高いけど、実際には価値のない資産、デッドストック、長期に
渡り回収できない債権...
そのようなものがあると、総資産は膨らんでいるにもかかわらず
事業に貢献していない、ということになります。
●ただ1つ例外があるとすると、現預金・投資有価証券です。
中小企業の場合は特に、毎年利益を上げ、しっかり内部留保して
くると、現預金や投資有価証券が増えて、ROAが下がってしまう
ということが、よくあります。
これは決して悪い状態ではなく、会社としては財務体質が強く
健全な状態ではあります。
ただし、あまり蓄積することにこだわってしまうと、チャンスの
時にその資金を使う発想が、出てこない・・・保守的になり過ぎ
てしまうことがありますね。
そこだけは、是非、注意して欲しいと思いますが...。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行】東京メトロポリタン税理士法人
http://www.tm-tax.com/
【編集】税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
──────────────────────────────
※本メルマガの解除はコチラ
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
先週末は神戸に出張に行っていました。東京は雨ばかりでした
が、神戸は暑くていい天気。久々の夏らしさを感じてきました
が、ほとんどはホテル内に籠って、研修や会議の連続。まあ、
外に行っても暑くて、すぐに戻って来てしまうのでしょうが。
今週こそ、東京にも夏らしさが戻ってきてくれるといいですね。