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■□■□■ 審査迅速化と
特許査定率 第143号 ■□■□■
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当メールマガジンは、
弁理士である著者が、
特許の実務に携わる方にとって、
お役に立つ情報がご提供できればと思い、
★
特許の実務を進める上で役立つ情報
☆日常の業務の中で得た考え方やノウハウ
等を配信させて頂いております。
●ご不要な方は、本メールの一番最後に解除ページのご案内がございますので、
大変お手数ではございますが、そちらのページから解除をお願いいたします。
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こんにちは。田村良介です。
特許行政年次報告書って、ご存知でしょうか。
知的財産に関する統計情報をもとに、
知的財産制度を取り巻く現状、国内外の動向
を取りまとめたもので、
年に1回、
特許庁より発行されています。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/gyosenenji/index.html
例えば、出願数の推移や、
特許査定数の推移など
が統計としてまとめられています。
この年次報告書によると、
特許査定率の推移は、以下のようになっています。
2011年 60.5%
2012年 66.8%
2013年 69.8%
2014年 69.3%
2015年 71.5%
2016年 75.8%
実は、ここ数年、
特許査定率は、
急激にあがっているようです。
それと、もう一つ。
ファーストアクション期間の推移です。
2011年 25.9か月
2012年 20.1か月
2013年 14.1か月
2014年 9.6か月
2015年 9.5か月
2016年 9.5か月
ファーストアクション期間とは、
審査請求をしてから、
審査結果の最初の通知がされるまでの平均の期間です。
ファーストアクション期間は、
ここ数年、急激に短くなっています。
おそらくなのですが、
審査を迅速化させて、ファーストアクション期間を
短くした結果、
これまで、拒絶査定になっていたようなものでも、
特許として認められて、
特許査定率があがっているのではないかと思われます。
自社の出願が
特許になりやすくなることは、
喜ばしいことですが、
その反面、
競合他社の出願も
特許として認められやすく
なっているかもしれません。
|◆今日のポイント◆
└───────────────────
☆近年、
特許査定率が大きく上昇している。
☆自社の出願が
特許になりやすくなることは
喜ばしいが、
その反面、
競合他社の出願も
特許として認められやすく
なっているので、注意をする。
今回のメルマガは以上となります。
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ご職場の方やご友人にも、教えてあげてください。
⇒
http://www.mag2.com/m/0001132212.html
------------------------------------------------------------------------
<お知らせ>
審査の結果、
拒絶理由通知や拒絶査定が届いたけれど、
どうしても
特許にしたいのに、非常に厳しい、
もし、そのようなことがありましたら、
弊所での中途受任について、ご検討ください。
弊所は、
拒絶理由通知への対応を得意としており、
これまでも、非常に厳しいと思われる出願について、
特許査定や
特許審決を得ることができております。
もちろん、権利範囲をできるかぎり狭めずに、
貴社が
特許化したいとご希望される請求項で、
対応させていただきます。
ただし、これまでも20件に1件は、
どうしても
特許にすることができない出願がありました。
そこで、
成功報酬型とさせていただくことで、
(
特許印紙代についてはご負担いただきます)
費用面での貴社のリスクを最小限にさせていただきます。
詳しくは、弊所のお問合せページ
https://goo.gl/46w3O0
よりお問い合わせください。
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■当メールマガジンについて
※当メールマガジンは、私個人の
特許に対する考え方や
ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。
予めご了承いただいたうえで、お読みください。
■メールマガジン「役に立つ
特許実務者マニュアル」は
著作権により保護されています。
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□執筆/編集 : 田村良介
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年に1回、特許庁より発行されています。
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例えば、出願数の推移や、特許査定数の推移など
が統計としてまとめられています。
この年次報告書によると、
特許査定率の推移は、以下のようになっています。
2011年 60.5%
2012年 66.8%
2013年 69.8%
2014年 69.3%
2015年 71.5%
2016年 75.8%
実は、ここ数年、特許査定率は、
急激にあがっているようです。
それと、もう一つ。
ファーストアクション期間の推移です。
2011年 25.9か月
2012年 20.1か月
2013年 14.1か月
2014年 9.6か月
2015年 9.5か月
2016年 9.5か月
ファーストアクション期間とは、審査請求をしてから、
審査結果の最初の通知がされるまでの平均の期間です。
ファーストアクション期間は、
ここ数年、急激に短くなっています。
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短くした結果、
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自社の出願が特許になりやすくなることは、
喜ばしいことですが、
その反面、
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なっているかもしれません。
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☆近年、特許査定率が大きく上昇している。
☆自社の出願が特許になりやすくなることは
喜ばしいが、
その反面、
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なっているので、注意をする。
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対応させていただきます。
ただし、これまでも20件に1件は、
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そこで、成功報酬型とさせていただくことで、
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□執筆/編集 : 田村良介
□URL : 【特許】
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