• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

パズドラから複数の発明を捉える

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■□■□■ パズドラから複数の発明を捉える 第145号 ■□■□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当メールマガジンは、
弁理士である著者が、特許の実務に携わる方にとって、
お役に立つ情報がご提供できればと思い、

 ★特許の実務を進める上で役立つ情報
 ☆日常の業務の中で得た考え方やノウハウ

等を配信させて頂いております。

●ご不要な方は、本メールの一番最後に解除ページのご案内がございますので、
 大変お手数ではございますが、そちらのページから解除をお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




こんにちは。田村良介です。


皆さん、パズル&ドラゴンズ、ってご存知ですか。
パズドラの方が、分かりやすいかもしれませんね。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
2012年にリリースをしたゲームで、

リリースしてから5年が経ちますが、
いまだに数百億円以上の売上があるゲームです。


実際にプレイしてみると、
ほんとにおもしろいです。

私も一時期、はまってしまいました(笑)。



今日は、このパズドラにスポットを当ててみたい
と思います。


パズドラのことを知らない皆さん、ごめんなさい。


パズドラは、

ドロップと呼ばれるパズルブロックを、
同じ種類で3つ以上、縦or横につなげることで、
敵モンスターを攻撃できる、

というゲームです。


実際には、パズドラについては、
特許出願はされていませんが、

どのようなポイントで特許出願ができそうか、
検討してみます。


パズドラには、それまでのゲームになかった
だろう要素がたくさんあります。


例えば、

・ドロップの移動の仕方。

 自分が選択したドロップを移動させることで、
 隣のドロップと位置が交換されていきます。

 ドロップの交換を繰り返しながら、同じ色の
 ドロップを縦横に並べていくことができます。


・ドロップを縦横に揃えると、
 敵キャラクタを攻撃できる。

 敵キャラクタのHPが残っていれば、
 攻撃を受ける。


・ドロップを縦横に揃えると、揃えた色によって、
 敵キャラクタに与えるダメージが変わる。


・味方キャラクタを選択できる。
 味方キャラクタに設定された色と、
 揃えたドロップの色によって、
 敵キャラクタに与えるダメージが変わる。


他にも、ありそうです。


このように、1つの製品に、
複数の発明が含まれていることがあります。


特許調査をしてみると、似ているような技術が
先に開示されているかもしれません。


ですが、それでも、いろんな切り口で、
発明を捉えることができれば、

特許調査の結果、似たような技術を
発見したとしても、

どこかで違いをみつけて特許出願をする
ことができます。




|◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆一つの製品に、複数の発明が含まれている
  ことがある。
  
 ☆できるだけ多くの切り口で、発明を捉える
  ことが望ましい。
  


今回のメルマガは以上となります。

------------------------------------------------------------------------

ご職場の方やご友人にも、教えてあげてください。
 ⇒  http://www.mag2.com/m/0001132212.html

------------------------------------------------------------------------

<お知らせ>

 審査の結果、拒絶理由通知や拒絶査定が届いたけれど、
 どうしても特許にしたいのに、非常に厳しい、

 もし、そのようなことがありましたら、
 弊所での中途受任について、ご検討ください。


 弊所は、拒絶理由通知への対応を得意としており、
 
 これまでも、非常に厳しいと思われる出願について、
 特許査定や特許審決を得ることができております。


 もちろん、権利範囲をできるかぎり狭めずに、

 貴社が特許化したいとご希望される請求項で、
 対応させていただきます。


 ただし、これまでも20件に1件は、
 どうしても特許にすることができない出願がありました。

 そこで、成功報酬型とさせていただくことで、
 (特許印紙代についてはご負担いただきます)

 費用面での貴社のリスクを最小限にさせていただきます。

 
 詳しくは、弊所のお問合せページ https://goo.gl/46w3O0
 よりお問い合わせください。

------------------------------------------------------------------------
■当メールマガジンについて

※当メールマガジンは、私個人の特許に対する考え方や
 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
 すべてが絶対的に正しいとは、考えておりません。

 予めご了承いただいたうえで、お読みください。

■メールマガジン「役に立つ特許実務者マニュアル」は
 著作権により保護されています。

------------------------------------------------------------------------

□メルマガ名:【特許実務者マニュアル】
□発行元  : 特許業務法人 ライトハウス国際特許事務所
□執筆/編集 : 田村良介
□URL    : 【特許http://www.lhpat.com
    【商標http://www.lhpat-tm.com
□E-mail  : ml@lhpat.com
□解除ページ: http://www.mag2.com/m/0001132212.html
 ※今後、当メールマガジンの配信が不要な場合は、大変お手数ではございますが、
  上記のURLより登録の解除をお願いいたします。

------------------------------------------------------------------------
Copyright (c) 2017 Ryosuke Tamura All rights reserved

絞り込み検索!

現在22,361コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP