2017年12月2日号 (no. 1028)
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本日のテーマ【クラウドソーシングを使う人、クラウドソーシングに使われる人。】
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ネットを経由して、不特定多数の人に対して仕事を
アウトソーシングする。これがクラウドソーシングです。
ちょっとした作業をやってもらい、発注者が対価を支払った後、その成果物を手に入れる。受注者は仕事を終えると
報酬を得られる。つまり、仕事と
報酬を交換するのがクラウドソーシングとも言えるでしょう。
では、仕事を受注する方が儲かるのか。それとも、仕事を発注する方が儲かるのか。どちらでしょうか。
仕事を得て、それに取り組んで成果物を納品する。その結果、受注者は
報酬を得る。一方で、発注者はお金を支払って仕事を依頼するわけだから、お金を失う立場になる。
そう考えると、受注者になった方が儲かりそうな気がする。そのため、クラウドソーシングで仕事を発注するよりも仕事を得る方が良いと思ってしまう。
確かに、お金を得るという点では受注者の側に立つのが正しいように思える。しかし、本当に儲かっているのは、クラウドソーシングで仕事を発注する側です。
結論を書いてしまうと、お金持ちになりたければ、クラウドソーシングで発注する側、つまりお金を支払う側にならないといけない。
例えば、とある1つの仕事を5,000円で依頼する。この時点ではマイナス5,000円。言うなれば損をしている段階です。しかし、その成果物を使って、何らかの製品なりサービスを作り、最終的に50,000円の
収益を得たならばどうか。
他の人に仕事をやってもらった段階ではマイナス5,000円だったけれども、最終的には50,000円の
収益を得たので、差し引きで45,000円のプラスで終わった。
ここまで読んで、まだクラウドソーシングで仕事を得たいと思うだろうか。それとも、発注する側の方がいいじゃないかと思うだろうか。
自分で何でもやると、その成果物は全て自分のものになる。これは確かに正しい。しかし、全て自分のものになるが、その成果物は貧弱なものになる。100を作って、100の成果物という感じ。
一方、お金を支払って、他の人にやってもらうと、成果物を分け与える必要があるけれども、規模の経済性を発揮できるため、成果物は大きなものになる。100,000を作って、その10%が自分の成果物(残りの90%は他の人に分配する)だとすれば、10,000にもなる。
何でも自分でやっちゃえというのは、貧乏な発想なのですね。一方で、他の人と協力しながら取り組めば、一時的に
費用が発生するが、最終的な成果物が大きなものになる。
クラウドソーシングでも、自分がタスクを処理する(受注者になる)のではなく、他の人に任せられるタスクを作って任せる(発注者になる)方がいいわけです。
小さい果実をもぎ取るのではなく、水をあげて(つまり、お金を支払って)、果実が大きくなるまで待つ。こういう付き合い方をすれば、クラウドソーシングで豊かになれるでしょうね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171202_1
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合格率0.07%を通り抜けた大学生。
今、私はこうやって
社労士という職業で仕事をしているわけですが、子供の頃からなりたかった職業というわけではなくて、大学生の頃に遭遇したきっかけが始まりです。
子供の頃になりたい職業というと、男の子ならば、警察官やスポーツ選手、パイロットというのが良くあるもの。女の子だと、スチュワーデス(今はキャビンアテンダント)、花屋さん、ケーキ屋さん、保育園の先生とか。そういう社会的に広く
認知されたものが選ばれるので、小学生や中学生が
社労士になりたいなんてことはゼロではないのでしょうが、極めて稀でしょう。
私が
社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが
社労士試験ごときにオチたのか」って。だって、簡単そうなイメージがするでしょ、
社労士なんて。チョチョッと勉強すれば、スルッと合格できるだろう。そう思っている人も少なくないはず。
「よく知られている資格 = 難しい」、「あまり知られていない資格 = 難しくない」。こういう判断基準があって、
社労士は後者に該当するため、難しくないだろうと思われてしまうわけです。
私もそうやってナメていたクチですから、不合格になったんです。
実際は、想像しているよりも難易度は高くて、大学生の頃に約1年ほど時間を投じて、やっとこさ合格したのが本当のところ。
どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって
社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。
社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。
とはいえ、学生の人が
社労士に興味を持つというのはやはりレアで、何らかのきっかけが無ければ出会えないでしょうね。ただ、珍しいといっても、毎年、1割弱ほどは学生の受験者がいるので、受験者の総数を5万人と仮定すると、その1割弱なら3,000人から4,000人ぐらいは学生がいます。
そういう方の役に立つならば、私の経験も使っていただきたいですね。
http://www.growthwk.com/entry/2017/02/28/121910?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171202_2
大学生が独学で
社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171202_3
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決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。
他には、
雇用保険や
社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。
労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。
しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、
休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。
有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が
労務管理では起こります。
一例として、
Q:会社を休んだら、
社会保険料は安くなる?
Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
Q:
休憩時間を分けて取ってもいいの?
Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
Q:残業しないほど、
残業代が増える?
Q:喫煙時間は
休憩なの?
Q:
代休や
振替休日はいつまでに取ればいいの?
このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。
▽ ▽ 『仕事のハテナ 17のギモン』 ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2017/05/23/132023?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod_common_20171202_4
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ネットを経由して、不特定多数の人に対して仕事をアウトソーシングする。これがクラウドソーシングです。
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では、仕事を受注する方が儲かるのか。それとも、仕事を発注する方が儲かるのか。どちらでしょうか。
仕事を得て、それに取り組んで成果物を納品する。その結果、受注者は報酬を得る。一方で、発注者はお金を支払って仕事を依頼するわけだから、お金を失う立場になる。
そう考えると、受注者になった方が儲かりそうな気がする。そのため、クラウドソーシングで仕事を発注するよりも仕事を得る方が良いと思ってしまう。
確かに、お金を得るという点では受注者の側に立つのが正しいように思える。しかし、本当に儲かっているのは、クラウドソーシングで仕事を発注する側です。
結論を書いてしまうと、お金持ちになりたければ、クラウドソーシングで発注する側、つまりお金を支払う側にならないといけない。
例えば、とある1つの仕事を5,000円で依頼する。この時点ではマイナス5,000円。言うなれば損をしている段階です。しかし、その成果物を使って、何らかの製品なりサービスを作り、最終的に50,000円の収益を得たならばどうか。
他の人に仕事をやってもらった段階ではマイナス5,000円だったけれども、最終的には50,000円の収益を得たので、差し引きで45,000円のプラスで終わった。
ここまで読んで、まだクラウドソーシングで仕事を得たいと思うだろうか。それとも、発注する側の方がいいじゃないかと思うだろうか。
自分で何でもやると、その成果物は全て自分のものになる。これは確かに正しい。しかし、全て自分のものになるが、その成果物は貧弱なものになる。100を作って、100の成果物という感じ。
一方、お金を支払って、他の人にやってもらうと、成果物を分け与える必要があるけれども、規模の経済性を発揮できるため、成果物は大きなものになる。100,000を作って、その10%が自分の成果物(残りの90%は他の人に分配する)だとすれば、10,000にもなる。
何でも自分でやっちゃえというのは、貧乏な発想なのですね。一方で、他の人と協力しながら取り組めば、一時的に費用が発生するが、最終的な成果物が大きなものになる。
クラウドソーシングでも、自分がタスクを処理する(受注者になる)のではなく、他の人に任せられるタスクを作って任せる(発注者になる)方がいいわけです。
小さい果実をもぎ取るのではなく、水をあげて(つまり、お金を支払って)、果実が大きくなるまで待つ。こういう付き合い方をすれば、クラウドソーシングで豊かになれるでしょうね。
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『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
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本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
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合格率0.07%を通り抜けた大学生。
今、私はこうやって社労士という職業で仕事をしているわけですが、子供の頃からなりたかった職業というわけではなくて、大学生の頃に遭遇したきっかけが始まりです。
子供の頃になりたい職業というと、男の子ならば、警察官やスポーツ選手、パイロットというのが良くあるもの。女の子だと、スチュワーデス(今はキャビンアテンダント)、花屋さん、ケーキ屋さん、保育園の先生とか。そういう社会的に広く認知されたものが選ばれるので、小学生や中学生が社労士になりたいなんてことはゼロではないのでしょうが、極めて稀でしょう。
私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。だって、簡単そうなイメージがするでしょ、社労士なんて。チョチョッと勉強すれば、スルッと合格できるだろう。そう思っている人も少なくないはず。
「よく知られている資格 = 難しい」、「あまり知られていない資格 = 難しくない」。こういう判断基準があって、社労士は後者に該当するため、難しくないだろうと思われてしまうわけです。
私もそうやってナメていたクチですから、不合格になったんです。
実際は、想像しているよりも難易度は高くて、大学生の頃に約1年ほど時間を投じて、やっとこさ合格したのが本当のところ。
どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。
社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。
とはいえ、学生の人が社労士に興味を持つというのはやはりレアで、何らかのきっかけが無ければ出会えないでしょうね。ただ、珍しいといっても、毎年、1割弱ほどは学生の受験者がいるので、受験者の総数を5万人と仮定すると、その1割弱なら3,000人から4,000人ぐらいは学生がいます。
そういう方の役に立つならば、私の経験も使っていただきたいですね。
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大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡
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残業で悩んでいませんか?
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「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
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法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
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例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
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決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。
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しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。
一例として、
Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
Q:残業しないほど、残業代が増える?
Q:喫煙時間は休憩なの?
Q:代休や振替休日はいつまでに取ればいいの?
このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。
▽ ▽ 『仕事のハテナ 17のギモン』 ▽ ▽
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