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事業承継の基本

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/06/18(第763号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□    
■□  ”業績をアップするには、まずは会計から変えよう!”
■■        http://www.tm-tax.com/
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 皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 いよいよW杯、日本初戦明日に迫ってきましたね。
 明日は私のやっているビジネス交流会と重なってしまいました
 が、何とそこで皆で大画面で応援しよう、ということになりま
 した。
 
 今回のW杯は厳しそうですが、皆で応援すれば何とか勝てそう
 な気もしてきますね(笑)。是非、頑張って欲しいです!

 ということで、本日も「実践!社長の財務」をよろしくお願
 いします。

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■□  事業承継の基本
■■  
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●平成30年度の税制改正で、新事業承継税制が創設され、施行さ
 れています。

 新事業承継税制を受けるための「特例事業承継計画」の受付も
 始まっています。

 昨今ではその書き方のセミナーも多くなってきましたね。


●経営者は50代も後半になれば、事業承継のことも考えていく必
 要があるでしょう。

 新事業承継税制は、事業承継に関わる株式の承継を、ほぼ無税
 で行うことができます。

 そのためには、これから5年以内に「特例事業承継計画」を、
 都道府県に提出する必要があります。


●これは、10年内に事業承継をするという計画を出すものですが、
 必ずしもその通りになる必要はありません。

 途中で変更することも可能です。

 ただ、無税で株式承継をするためには、5年内の計画提出が、
 どうしても必要となってきますので、新事業承継税制を使おう
 と考えている方は、これだけはやっておかなければいけません。


事業承継はなかなか難しい、と言われていますが、これは税金
 だけの問題ではないでしょう。

 継ぎたい、と思えるような会社じゃない、ということも多いも
 のです。

 業種的な問題もあるでしょうし、大きな問題としては資金繰り
 が厳しそうな会社だとか、あまり将来性を感じられない会社だ
 とか、そんな面もあるかも知れません。

 中小企業で楽な会社なんて、あり得ないかも知れませんが、最
 低限、資金繰りが苦しい会社からは、脱却しないと後継者が引
 き継ぐのはつらいですね。


●特に、個人保証を引き継ぐというのは、誰であってもできれば
 敬遠したいものです。

 いつでも会社の資産で返せそうな範囲の借入金ならまだしも、

 現状の資産ではとても返せそうもない借入金の保証など、受け
 たくない、というのは当然です。
 

●ですから、事業承継の一番のポイントは、このメルマガで書い
 ているような「儲かる会社・強い会社」にしていくことです。

 利益率が高く、財務内容もいい、できれば無借金の会社であれ
 ば、後継者も引継ぎやすくなります。

 万が一後継者が継いでくれなくても、そのような会社になって
 いれば、会社を継続していく道はたくさん出てきます。


役員や社員が引き継ぐようにしてもいいでしょう。この場合に
 は、配当還元価格など低い株価で、従業員に譲渡していくこと
 も可能です。

 財務内容のいい会社ですから、賞与などを多めに出して、株式
 を買い取ってもらうこともできます。

 創業者は、退職金規定を整備しておいて、しっかりと退職金
 取ることもできます。


●また、同業者との統合なども含めた、様々なM&Aの手法など
 も取れるでしょう。

 高収益で財務内容がいい会社は、様々な手法が可能になるし、
 連携したい相手もたくさん出てくるものです。

 だから、何はともあれまずは「儲かる会社・強い会社」を目指
 していくということが、すべての基本である、ということです。


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   【併せて読みたい 「実践!相続税対策」】
   ⇒ http://www.mag2.com/m/0001306693.html

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 ※是非、当社のHPもご覧ください。→ http://www.tm-tax.com/

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【編集】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp
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<編集後記>  
 
 6月末は少し社内の改装をするため、今は書類の整理をしたり
 廃棄をしたり、倉庫に持って行ったり、少しずつやっています。
 昨日も倉庫に運んだりしていました。

 それにしても、整理をすればする程、捨てるものがたくさんあ
 りますね。何か書類があると、これは後で見るからとファイリ
 ングしますが、後ではまったく見ない、というものがほとんど
 です...。最初から保管しておかなければいいのですが、変
 な心理ですが、とっておくとそれで安心なのですね。

 まあ、これからは場所を取らないPDFにして、紙は捨てる、と
 いうようにしていった方がいいですね。

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