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今、バカシステムが崩壊してきている

知って得する経営塾 第624号 『今、バカシステムが崩壊してきている』

 ┏╋━ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━ 第624号 2018年6月18日 ━
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            ■□■ 目次 ■□■


『今、バカシステムが崩壊してきている』
                ビジネス・プロデューサー 鈴木 領一

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『今、バカシステムが崩壊してきている』
                ビジネス・プロデューサー 鈴木 領一

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■「成功に夢は必要ない!」既存の自己啓発を否定する最強成功法則とは?


今、「バカシステム」が崩壊してきています。


「バカシステム」とは、誰かの利益のためにつくられた“常識”を、

無意識に信じ込ませている仕組みのことです。

この仕組みによって、誰もが疑うことなく「思考停止=バカ」に陥ることから、

私は皮肉を込めて「バカシステム」と名付けました。


最近の例でいえば、大手芸能事務所のタレントによる強制わいせつ事件があります。

これまで絶大な力を持っていた芸能事務所は、

メディアへの無言の圧力によって不祥事をもみ消す力を持っていました。

しかし、今回の事案は、芸能界であっても、権力者によって守られてきた

「バカシステム」が壊れてしまうことを明らかにしたのです。


「バカシステム」の崩壊は、多方面で起こっています。


日本大学アメリカンフットボール部が、関西学院大学との試合で起こした不祥事では、

当該選手が自ら記者会見を行い、監督から指示があったことを明らかにしました。

監督や大学関係者から、会見を行わないようにする圧力があったにもかかわらず、

彼自身の信念に従って行動を起こしました。


大学の権力者が頑なに守ってきた「バカシステム」が、

一人の青年の勇気によって壊れたのです。


また、政界でも「バカシステム」が壊れてきています。

官僚の中の官僚と呼ばれ、霞が関を支配している財務省官僚の不祥事も、

まだ記憶に新しいところです。


女性記者に対するセクハラ発言は、これまで声を上げることすらタブーと思われていました。

それも、一人の勇気ある女性記者の告発により明るみになり、

長年強固に守られてきた「バカシステム」は崩れ去りました。


もっと広い視野で見れば、世界情勢でも「バカシステム」は崩壊しつつあります。

アメリカのドナルド・トランプ大統領の登場は、

まさにこれまでの常識を覆す出来事でした。

そして、トランプ大統領は次々に世界の常識を壊し続け、

世界中の人がこれまで信じていた世界観を再考せざるをえなくなっています。


英国の歴史家ジョン・アクトンの有名な言葉

「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する」にもあるように、

権力を持った者は、自分の有利な仕組みをつくり上げ、

それに守られることで腐敗していくものです。

しかし、腐敗の後には、必ず反動が生まれ、

「バカシステム」を破る者が現れるのです。それが歴史の教訓です。


言葉を換えれば、権力者が見えやすい「バカシステム」は、

いずれ必ず壊れる、と言えます。

特に最近では、SNSの普及によって、真実が明らかになるスピードも加速し、

「バカシステム」が崩壊するスピードも早くなっています。


一方、権力者が見えない、もしくは、権力者が存在しない「バカシステム」もあります。

その「バカシステム」がもっとも難敵で、崩すことは容易ではありません。


■多くの人を悩ませている「バカシステム」とは

たとえば、“人生に対する常識”が、それです。

「年齢を重ねるごとに可能性は小さくなる」

「学歴がなければ成功できない」

「会社に毎日出社するのが仕事」など、

誰が普及させたのかもわからない“常識”が、

いつの間にか私たちの脳に入り込み、

考え直す余地も与えない「バカシステム」となっています。


先日、私のもとを訪れた相談者は、「今の会社が嫌で辞めたいのですが、

私はもう35歳です、どこにも行くところもなく、仕方なく仕事をしています。

とてもつらいです」と言われていました。

このような相談はよくあります。


私は、「35歳で可能性がなくなると、誰が言ったのですか?

35歳になったら、本当に可能性がなくなって、成功の可能性もなくなるのですか?」

と聞いていくと、「ん~」と何も言えなくなります。


「なぜ?」を繰り返し質問すると、なんの根拠もない“常識”を、

ただ無意識に信じていたことに気づきます。

「多くの人がそう言っているから」という、

実に曖昧な理由で、“嘘”を信じているのです。


さらに多くの人を悩ませている「バカシステム」があります。

それは「成功するには、夢を持たなくてはいけない」というものです。


いわゆる自己啓発に多い考え方ですが、

今では学校の現場でも「将来の夢や目標を持ちなさい」と教えています。

将来何になりたいかを明確にして、進路を決めなさい、と指導しているのです。


筆者には4人の子どもがいるのですが、子どもからそういう話を聞くたびに、

「君たちの将来は、今の延長で考えてもわかるわけがない。

AIが発達し、今ある職業の大半がなくなっているかもしれない。

逆に、新しいビジネスや芸術が生まれるかもしれない。

だから、今から将来の自分を決定するのは意味がないよ。

君たちの未来は、必ず現在の想像を超える。

想像できることなんて、実は大したことはないんだ。

学校が間違っている」と、子どもに言い聞かせます。


■世間の成功者のイメージ=「バカシステム」にとらわれるな

拙著『脱バカシステム!~想像以上の結果を出し続けるメソッド』(サイゾー刊)

で主張しているのは、まさにこれです。

私はかつて自己啓発業界にいました。

そこでは「明確な目標や、リアルな夢を持つことで、成功することができる」

と説いていました。

ところが、このノウハウを学べば学ぶほど、多くの人が苦しんでいたのです。

その理由は、大きく分けて2つありました。


ひとつは、自分が求めていない「夢」を設定している、ということです。

たとえば「成功したら高級外車に乗る」とか、「東京都内のタワーマンションに住む」とか、

「世界一周旅行に行く」とかいうものです。

誰かがつくった“成功者”のイメージに自分を合わせようとして、苦しんでいるのです。


私の知人で、都内のタワーマンションに住んでいる人がいますが、

彼は私にこう言いました。

「実は、俺は高所恐怖症なんだよ。毎日落ち着かなくて、もう引っ越そうと思う」


別の知人は、大金持ちになって世界を何周もする旅行をしていましたが、

その途中で生きる目的を失って鬱病になってしまいました。

彼女は旅行そのものを楽しむことができなかったのです。


実際に夢を叶えた人でさえ、自分が求めていない夢を叶えたことで苦しんでいました。

ましてや、自分が欲していない「夢」を追いかけることは、

大きなストレスとなって襲い掛かります。

世間の成功者のイメージ=「バカシステム」にとらわれると、

人生を失いかねないのです。


もうひとつは、自分にとってふさわしいことが何なのか、

まったくわからないというものです。

「夢を持ちなさい」ということ自体が、ストレスとなっていました。

以前の筆者は、「やりたいことを100個も書けば、やりたいことが見えてきますよ」と言って、

強制的にも夢を見つけ出そうとしていました。

しかし、それは間違いだったのです。


詳細は拙著『脱バカシステム!』で書かせていただいていますが、

筆者は従来の自己啓発メソッドが間違いではないかと考え、

多くの成功者に取材をしてみました。

その結果わかったことは、

「最初から自分の成功する未来が見えていた人は、ほとんどいない」

ということでした。


夢を明確に描いていたから成功したという人よりも、

目の前のことに集中していたら、気がついたら成功していた

という人が圧倒的に多かったのです。


自分が何に向いているかわからなくても、少しでも向いていそうなことからスタートし、

その過程で、より良い方向へ軌道修正していけば良いのです。

これは大企業を創業した経営者でも、考え方に大きな違いはありませんでした。


毎日ほんのわずかでも良いので、現状とは違う行動をする、という意味で、

筆者はその行動を「1%アクション」と名付けました。

大きなことを成し遂げた人でも、いつもやっていることは「1%アクション」なのです。


あなたを現状のまま縛り付けている「バカシステム」は無数にあります。

もし、あなたが行動できなくて悩んでいるとしたら、

その根底には、根拠のない「バカシステム」が潜んでいると考えてください。


それは何なのか。冷静な目で見つめ直し、

「こんなバカな常識を私は信じていたんだな」とわかった瞬間から、

あなたは「バカシステム」から解放されていくのです。


●鈴木領一(すずき・りょういち)
ビジネス・コーチ。ビジネス・プロデューサー。
自己啓発のレジェントであるナポレオン・ヒルが所属した「サクセスマガジン
社」の能力開発プログラムの企画開発責任者を務めた唯一の日本人。
さらに進化させた自己改革メソッド「フレーム・1%アクション」は
劇的な変化をもたらすメソッドとして今最も注目されている。
氏のコーチングを受けたことで、無職状態からEXILEとの共演を達成した
ケースや、起業して成功し新聞やテレビに取り上げられたケースなど、数多く
の成功者を次々に輩出している。近著に『100の結果を引き寄せる1%アク
ション』(サイゾー)がある。

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   榎本恵一、伊地知克哉、林 充之共著
    http://www.ecg.co.jp/topics/post_49.php?mm=624


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次号、第625号は6月25日(月)に配信予定です。

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