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シリーズ「企業のパワーを倍増させる
コンピテンシー<リーダーシップ>!」
<第530回>(第5話)「やる気のスイッチをオンするように仕向けるリーダー!」
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「企業のパワーを倍増するためにやるべきこと!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】山本五十六流人財育成術を実践してください!
【2】絶体絶命になっても華麗に生き残る企業がある!
【3】やる気のスイッチをオンするように仕向けるリーダー!
【4】か弱そうに見えるのに支持されるリーダー!
【5】編集後記
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企業のパワーを倍増させることに貢献する
コンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】山本五十六流人財育成術を実践してください!
【教訓】
人材はあくまでも素材としての人間だ。それを人財に育てなければならない。それが管理職の大きな任務だ。人財とは会社に成果をもたらす社員のことだ。
やってみせる、分かりやすく解説する、やらせてみる。うまくいったら褒める。これを繰り返すに限る。
【本文】
部下に文句ばかり言う課長がいる。部下を怒鳴ってばかりいる課長がいる。部下たちは、「課長こそ本当にできるのだろうか」と懐疑的な目で見る。
会社における人財育成も職人の世界の人財育成も「見よう・見真似」だけで人財は育ちにくいのではないか。
軍人でありながら軍人らしからぬ教育方法を採っていたのが山本五十六氏だ。「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」と詠んでいる。
上司はまずやってみせ、そして分かりやすく解説を加える。次に本人にさせてみて、うまくいったら褒めてやるのだ。
ただ厳しいだけでは人は育たないことを世の管理職は肝に銘じるべきだ。
【2】絶体絶命になっても華麗に生き残る企業がある!
【教訓】
経済の異変はある日突然襲ってくる。そのときになって慌ててももう遅い。主力商品が売れなくなっても企業として存続できる手段を絶えず考えて手を打つのが経営者の任務だ。
ゴーイング・コンサーンを目指すのだ。
【本文】
経済の異変は突然やってくることが多い。レコードからカセットテープや
CDに切り替わり、アナログ式ステレオもレコード針も売れなくなってしまった。
世の中のトレンドはブラウン管テレビから液晶テレビに替わり、S社は一瞬わが世の春を謳歌したがあっという間に地獄の底に突き落とされた。
Tゴム工業は第二創業で建材や免震ゴム、防振ゴムに進出したが相次ぐ不祥事で歴代社長は退任に追い込まれた。
一方、フジフィルムは主力商品である写真用フィルムが消滅して、そのあおりでラボ機器事業まで消滅した。
しかし、化粧品や薬品、タックフィルムなどの第二創業に成功し、売上・利益を増やした。
世界のコダックが破綻したのに、フジフィルムが華麗に生き延びられたのは絶えず次世代の事業を成功に導いてきた経営者のリーダーシップによるところが大きい。
【3】やる気のスイッチをオンするように仕向けるリーダー!
【教訓】
やる気のスイッチをオンするように仕向けるのがリーダーの重要な任務だ。「アイツはやる気がない」とバッサリやる前に「やる気のスイッチ」を探させ、自分でオンするように誘導すればいいと思うんです。
指示待ち社員を増殖させれば、やる気のある社員は絶対に育たない。
【本文】
勉強が手に付かない生徒がいるだろう。このような生徒はまじめに勉強しようとする生徒に邪魔をしたくなる。そして弱い人をいじめたくもなる。
学校関係者は、いい学校を装うためにいじめはなかったことにしたがるから、ついには取り返しの付かない事態に発展する。
なぜ勉強したくなるように、やる気のスイッチをオンするように導かないのだろうか。
会社でもやる気があるんだか、ないんだか分からないような社員がいるだろう。上司であるリーダーは「アイツはやる気がない」と烙印を押し、昇給やボーナスで悪い査定をし、できれば辞めて欲しいと思う。
一方、人間性豊な上司は、やる気のスイッチを探させ、自らスイッチをオンするように誘導するからやる気がなかったことがウソのように頑張るようになる。
双方のマネジメントには天地ほどの開きがある。
【4】か弱そうに見えるのに支持されるリーダーがいる!
【教訓】
リーダーは決して威張ってはならない。決して格好付けてはならない。絶えず自分を磨き、メンバーに動機付けをする。
こんなリーダーならみんなが支持して付いてきてくれる。
【本文】
ことあるごとに部下のやること、なすことにダメだしする課長がいる。きょうも職場に大きな声が響き渡る。ダメだしされた部下はしおれた花のようにぐったりしてしまう。
そして会議室に向かうときも肩で風を切るように格好付けてふてぶてしく歩く。部下たちは、「早くどこかに飛ばされていなくなればいい」と願っている。
一方、決して威張らず、格好付けない課長がいる。絶えず新しいことを勉強し、自分を磨く努力をしている。部下たちに動機付けをし、自己啓発・相互啓発を勧める。
一見か弱そうなのに部下からの信頼が厚いから鶴の一声でみんなが動いてくれる。どんなときも一糸乱れずみんなが行動してくれるのだ。
こんなリーダーは本当に素敵だと思う。
【5】編集後記
サムライブルーが絶対不利の下馬評を覆してコロンビア戦に勝った。代金星を挙げたのだ。西野監督の心は相当昂ぶっていたに違いない。だが、彼は向けられたマイクに向かって「選手たちが・・・」とか細い声を絞り出した。
強化試合で負け続けていて、やっと最後の強化試合で勝ったばかりなのに、チームワークとは予想外の力を発揮するものだと改めて驚かされた。
次回に続く
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
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3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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【1】山本五十六流人財育成術を実践してください!
【2】絶体絶命になっても華麗に生き残る企業がある!
【3】やる気のスイッチをオンするように仕向けるリーダー!
【4】か弱そうに見えるのに支持されるリーダー!
【5】編集後記
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企業のパワーを倍増させることに貢献するコンピテンシーは多々あります。経営者が何かを決断して実行することが大切です。そうすれば社員の行動も変わります。日本電産の永守重信会長は破綻寸前の企業20社以上をリストラなしで短期間に再建しました。
その心は3Qです。QはQualityです。いい社員がいれば会社がよくなります。会社がよくなればその会社が生み出す商品やサービスは最高ランクのものになります。3Qを実現するためにトップも社員も行動特性を変革させる必要があるのです。
【1】山本五十六流人財育成術を実践してください!
【教訓】
人材はあくまでも素材としての人間だ。それを人財に育てなければならない。それが管理職の大きな任務だ。人財とは会社に成果をもたらす社員のことだ。
やってみせる、分かりやすく解説する、やらせてみる。うまくいったら褒める。これを繰り返すに限る。
【本文】
部下に文句ばかり言う課長がいる。部下を怒鳴ってばかりいる課長がいる。部下たちは、「課長こそ本当にできるのだろうか」と懐疑的な目で見る。
会社における人財育成も職人の世界の人財育成も「見よう・見真似」だけで人財は育ちにくいのではないか。
軍人でありながら軍人らしからぬ教育方法を採っていたのが山本五十六氏だ。「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」と詠んでいる。
上司はまずやってみせ、そして分かりやすく解説を加える。次に本人にさせてみて、うまくいったら褒めてやるのだ。
ただ厳しいだけでは人は育たないことを世の管理職は肝に銘じるべきだ。
【2】絶体絶命になっても華麗に生き残る企業がある!
【教訓】
経済の異変はある日突然襲ってくる。そのときになって慌ててももう遅い。主力商品が売れなくなっても企業として存続できる手段を絶えず考えて手を打つのが経営者の任務だ。
ゴーイング・コンサーンを目指すのだ。
【本文】
経済の異変は突然やってくることが多い。レコードからカセットテープやCDに切り替わり、アナログ式ステレオもレコード針も売れなくなってしまった。
世の中のトレンドはブラウン管テレビから液晶テレビに替わり、S社は一瞬わが世の春を謳歌したがあっという間に地獄の底に突き落とされた。
Tゴム工業は第二創業で建材や免震ゴム、防振ゴムに進出したが相次ぐ不祥事で歴代社長は退任に追い込まれた。
一方、フジフィルムは主力商品である写真用フィルムが消滅して、そのあおりでラボ機器事業まで消滅した。
しかし、化粧品や薬品、タックフィルムなどの第二創業に成功し、売上・利益を増やした。
世界のコダックが破綻したのに、フジフィルムが華麗に生き延びられたのは絶えず次世代の事業を成功に導いてきた経営者のリーダーシップによるところが大きい。
【3】やる気のスイッチをオンするように仕向けるリーダー!
【教訓】
やる気のスイッチをオンするように仕向けるのがリーダーの重要な任務だ。「アイツはやる気がない」とバッサリやる前に「やる気のスイッチ」を探させ、自分でオンするように誘導すればいいと思うんです。
指示待ち社員を増殖させれば、やる気のある社員は絶対に育たない。
【本文】
勉強が手に付かない生徒がいるだろう。このような生徒はまじめに勉強しようとする生徒に邪魔をしたくなる。そして弱い人をいじめたくもなる。
学校関係者は、いい学校を装うためにいじめはなかったことにしたがるから、ついには取り返しの付かない事態に発展する。
なぜ勉強したくなるように、やる気のスイッチをオンするように導かないのだろうか。
会社でもやる気があるんだか、ないんだか分からないような社員がいるだろう。上司であるリーダーは「アイツはやる気がない」と烙印を押し、昇給やボーナスで悪い査定をし、できれば辞めて欲しいと思う。
一方、人間性豊な上司は、やる気のスイッチを探させ、自らスイッチをオンするように誘導するからやる気がなかったことがウソのように頑張るようになる。
双方のマネジメントには天地ほどの開きがある。
【4】か弱そうに見えるのに支持されるリーダーがいる!
【教訓】
リーダーは決して威張ってはならない。決して格好付けてはならない。絶えず自分を磨き、メンバーに動機付けをする。
こんなリーダーならみんなが支持して付いてきてくれる。
【本文】
ことあるごとに部下のやること、なすことにダメだしする課長がいる。きょうも職場に大きな声が響き渡る。ダメだしされた部下はしおれた花のようにぐったりしてしまう。
そして会議室に向かうときも肩で風を切るように格好付けてふてぶてしく歩く。部下たちは、「早くどこかに飛ばされていなくなればいい」と願っている。
一方、決して威張らず、格好付けない課長がいる。絶えず新しいことを勉強し、自分を磨く努力をしている。部下たちに動機付けをし、自己啓発・相互啓発を勧める。
一見か弱そうなのに部下からの信頼が厚いから鶴の一声でみんなが動いてくれる。どんなときも一糸乱れずみんなが行動してくれるのだ。
こんなリーダーは本当に素敵だと思う。
【5】編集後記
サムライブルーが絶対不利の下馬評を覆してコロンビア戦に勝った。代金星を挙げたのだ。西野監督の心は相当昂ぶっていたに違いない。だが、彼は向けられたマイクに向かって「選手たちが・・・」とか細い声を絞り出した。
強化試合で負け続けていて、やっと最後の強化試合で勝ったばかりなのに、チームワークとは予想外の力を発揮するものだと改めて驚かされた。
次回に続く
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