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平成30年度選択式試験について2 ほか

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■□   2018.9.8
■□     K-Net 社労士受験ゼミ   
■□               合格ナビゲーション No771
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└■ 本日のメニュー
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1 はじめに

2 平成30年度選択式試験について2

3 平成30年度択一式試験について

4 2019年度試験に向けて


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└■ 1 はじめに
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平成30年度社会保険労務士試験が終わり、2週間ほどになります。

自己採点をし、
合格発表が待ち遠しいという方もいれば、
結果が思わしくなく、来年、再チャレンジかなと考えている方もいるでしょう。
合格となれば、その後、資格を活かそうという方が多いでしょうし、
再受験となれば、当然、勉強を進めなければなりません。

勉強を進めるということになっても、
この時期は全力でという気になれないかもしれませんね。

ただ、合格発表までの期間、どのように過ごすかが、来年度の試験に
大きく影響するってことがあります。

たとえば、あまりにも長く、知識のメンテナンスをしないと、
これまで勉強してきたことの多くが消えてしまいますから、
最低限のメンテナンスはしておきましょう。


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└■ K-Net社労士受験ゼミからのお知らせ

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└■ 2 平成30年度選択式試験について2
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選択式の問題について、前回は労働関連の4科目について記述しましたが、
今回は社会保険関連の4科目です。

社会保険に関する一般常識」は、
介護保険」「児童手当」「碓定給付企業年金」からの出題でした。
介護保険保険料率に関する問題で、財政の均衡に関する期間が空欄でした、
児童手当は5年連続の出題で、児童手当の額は出題実績があります。
碓定給付企業年金は、老齢給付金の支給要件に関する問題で、年齢を論点にしています。
いずれにしても、基本的な内容なのですが、記憶が曖昧ですと、間違った選択肢を
選んでしまうことがあり得ます。
とはいえ、全体的に基本的な内容からの出題でしたから、3点を取ることは難しく
はなく、基準点の引下げはないでしょう。


健康保険法」は、問題文1は「基本的理念」に関する問題ですから、基本的な
条文からの出題です。ただ、意外と正しい選択肢を選べない可能性があります。
DとEも基本ですが、空欄が単に日数だけではなく「以前」「後」を含めている
ので、少しレベルが高くなっています。
いずれにしても確実に正解したいところですが、選択肢からケアレスミスをして
しまう可能性があります。
そのため、基本的な内容であっても、受験者の状況によっては、基準点が2点に
下がるかもしれません。


厚生年金保険法」は、いずれも条文ベースで、問題文1の「保険料の充当」に
ついては、過去に何度も択一式で論点にされている箇所を空欄にしています。
問題文2の「積立金」に関しては、過去に選択式で出題された実績があるもの
なので、正解しなければいけないところです。
ただ、DやEを含めて、知識があやふやだと選択肢を見て、迷ってしまう可能性が
ありそうです。
問題文3の「3歳に満たない子を養育する被保険者等の標準報酬月額の特例」は、
問題文が長くカッコ書きがいくつもあり、条文を読み慣れていないと、読んでいる
うちに混乱しそうなところがあるため、ミスをしてしまう可能性があります。
ということで、もしかしたら、基準点が2点に下がるかもしれません。


国民年金法」は、Aは、択一式で論点にされたことがある箇所で、基本的な内容
ですから、正解したいところです。Bについては、しっかりとは押さえていない
可能性があるとともに、空欄に入る語句が長いので、正しい選択肢を選べない可能性
があります。
Cは、選択肢から正解を選ぶのは難しくないでしょう。
DとEも基本事項ですが、Eは選択肢が長いため、正確な知識がないと間違える
可能性があります。また、DとEの答えを逆にしてしまうという、うっかりミス
してしまう受験者がいそうです。
全体として極端に難しいという問題ではありませんが、年金に関しては、苦手意識
を持つ方がいて、あやふやな状態の知識が多かったりということがあるので、厚生
年金保険法と同様に、受験者の得点状況によっては、基準点が2点に下がるかもしれ
ません。

基準点、合格発表までわかりませんが、どれだけ知識を正確に定着することができたか、
この点が、得点に大きく影響したのではないでしょうか。


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└■ 3 平成30年度択一式試験について
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平成30年度試験の択一式、
まず、ボリュームはといえば、ページ数から見れば、かなりボリュームがあった
ほうと言えます。

ここ25年ほどで、60ページ以上だったのは3回だけで、平成30年度は61ページ
ですからね。

また、事例問題が多いという傾向は続いており・・・
事例問題は、やはり時間を使ってしまうことがあるので、
時間が足りなくなった受験者もいたようです。

そのほか、個数問題(正しいもの、誤っているものがいくつあるかという形式の
問題)が増え、平成28年度試験と同じ7問ありました。
この問題は、5つの記述すべてについて正誤の判断ができないと、正答を選ぶことが
できないので、問題のレベルとしては高いものになります。
ですので、正解率がかなり低い状態になってしまう問題があります。

全体として問題のレベルは基本的なもの、簡単なものが多々あったので、
その点だけ考えると、基準点が上がる可能性はあるのですが、
問題のボリュームや個数問題の多さ、さらに、ここのところの受験者の得点状況を
考える、受験者の状況が大きく変わらなければ、基準点はそれほど高くなることは
ないだろうと推測することができます。

ということで、
基準点は、昨年と同程度で、45点前後になるのではないかと思われます。


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└■ 4 2019年度試験に向けて
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平成30年度試験の結果、
合格かどうかということは、合格発表までは、確定しません。

ただ、試験が終わり、自己採点をし、その結果、
今年度の合格は難しいかな?と感じられている方もいるでしょう。

で、来年度の試験に、再びチャレンジしようか考えている方は少なからずいます。
また、「受験する」と即決した方もいるでしょう。

とはいえ、少し休憩してから勉強を再開しようという方、
多いかと思います。

そこで、来年度の試験に向けて再スタートをする際、
平成30年度試験で合格基準点に達しなかったのはどうしてなのか、
しっかりと分析をしましょう。

それがわからずに、同じように勉強を進めてしまうと、
また、同じ結果になってしまうことにもなりかねませんので。

たとえば、平成30年度の択一式では事例の問題がいくつもありました。
このような問題を間違えたということであれば、応用力を身に付ける必要があります。

ケアレスミスが多かったということであれば、
そのようなミスをなくすようにする必要があります。
どうしてミスをしてしまったのかを考え、それを解消できるようにする必要があります。

選択式で、基本の用語を適切に選べなかったというのであれば、
知識の定着を図っていく必要があります。

基本をちゃんと理解し、しっかりと定着させることで、得点をアップすることができます。

そのうえで、考える力を養い、応用力を付け、ミスを減らせば、
合格基準には届くでしょう。


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発行:K-Net 社労士受験ゼミ
              加藤 光大
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