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生産性を高くし給与を上げていく

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/09/24(第777号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□    
■□  ”業績をアップするには、まずは会計から変えよう!”
■■        http://www.tm-tax.com/
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 皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 2週続けての3連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 振替休日の関係で、月曜日が休みになることが多いですね。
 このメルマガは月曜日配信なので、月曜日が休みになると、
 ちょっと気が抜ける(笑)、という感じになります...(笑)

 追い込まれないと、なかなか書く内容のアイデアが出てこない、
 追い込まれてやるタイプの弱点かも、知れません。。。


 ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
 たします!

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■■  
■□  生産性を高くし給与を上げていく
■■  
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●先日、一代で数百億円の会社を作った方の講演を聞きましたが、
 その社長曰く、日本の給与はこの20年以上、ずっと上がってい
 ないと。

 地位や実力が上がっていけば、当然、給与は上がっていますが、
 たとえば、初任給などで比べれば、ずっと20万円前後が続いて
 いる、まったく上がっていない、ということです。


●確かにそうですね。私が関与したある会社の人事制度でも、ず
 っと初任給は据え置きできて、ようやく最近少し上げてきまし
 た。

 いわゆるベースアップというのは、ずっとしないのが常識にな
 っていたように思います。


●やはりそれは日本の経済が成長していないから、というところ
 から来ているのでしょう。全体的には。

 ただし、中にはガンガン上げてきている会社もあります。
 初任給で40万円くらい出しているところもあります。
 
 IT系、時代の先端を行く企業などがそうです。


●皆様の会社は、いかがでしょうか?
 上げたくても、上げられない、というのが多くの企業ではない
 でしょうか?

 皆の給与を全体で上げれば、利益が吹っ飛びヘタすれば赤字に
 なってしまう、という状況だと、当然、上げることができません。


●なぜ、そうなってしまうか?それは、生産性が低いからです。
 今、働き方改革で言われている、労働生産性を向上させる、と
 いうことが、できていないからです。

 生産性とは、社員1人あたりどれだけの付加価値を生み出して
 いるか、ということになります。

 簡単に言えば、1人あたりの粗利益です。
 これを、いくら上げているか、皆様の会社では計算しているで
 しょうか?


●社員への給与の支払いは、この粗利益が原資になります。
 粗利益から、人件費や家賃、その他の経費をまかなっていくこ
 とができて、会社は運営していくことができます。

 粗利益が会社の活動のすべての源泉になるわけですね。


●さらに給与を決めるには、粗利益からどのくらい人件費に廻す
 ことができるか、すなわち、労働分配率を何%にするか、とい
 うことで、決まってきます。

 他の経費が少なければ、より労働分配率を高めていくことがで
 き、人件費を増やすことができます。

 さらに同じ仕事をする人数が少なければ、1人当たりの給与を
 増やしていくことができる、ということですね。


●仕事をいかに効率よくやるか、ITやクラウドサービスなどを
 いかに使うか、さらには今後は、AIやIOTを活用した仕事の進
 め方やサービスの開発などが、生産性を高めていく大きな要素
 になっていきます。

 また、どこでも仕事ができるテレワークを研究していくことな
 ども、重要になってくると思います。


●中小企業といえども、その流れには乗って行かないと、いつの
 間にか取り残されて、生産性の低く、良い人材が集まらない、
 時代遅れの企業になってしまいかねません。

 是非、これから自社の生産性を高め、給与を上げていくにはどう
 したらよいのか、様々な新しい世の中の流れを見ながら、考えて
 いかないといけないですね。


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【編集】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp
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<編集後記>  
 
 メルマガはいろいろなところから書き始めますが、今日は最後の
 方に号数を入れたら、何とスリーセブン!今日はいいことがある
 のでは?(笑)と思ってしまったり。今日は午後から母校の大学
 で講義です。しっかりと皆の将来のためになるような話をしてき
 ます!

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