◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
(第438回)目標
達成志向!<その1>
=■「人生の道を自分で選択したビートたけし氏!」■=
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「顧客重視」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
■ 忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していた だくと理解が一層深ま ります。(
コンピテンシー宣教師より) ■
<今回のメニュー>
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【1】人生の道を自分で選択したビートたけし氏!
【2】できる営業マンはステージセットを確保する!
【3】離職率を5%以下に目標設定して改革すべき!
【4】3分間スピーチで飛躍的にプレゼン力をアップできる!
【5】編集後記
=================================
ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて目標
達成志向について解説したいと思います。
【1】人生の道を自分で選択したビートたけし氏!
【はじめに】
人生の中では節目、節目で何かを選択しなければならない。高校を選択する。大学と学部を選択する。就職先を選択する。
自分の選択に責任を持たなければ、まずいことになったとき被害者意識にさいなまれる。勧めてくれた親や教師の責任にはできないはずだ。
【本文】
ビートたけし氏のお母さんは本当に偉い人だと思う。男の兄弟が三人いてビートたけし氏は三男だ。
父親は塗装屋の飲んだくれだったらしい。母は、お金を工面して全員大学を出してみんなそれぞれに自活できるようにと望んでいた。
兄二人は大学を出て立派な社会人になったが、ビートたけし氏は中退してしまい、お笑い芸人の道を選択した。家族みんなで反対したが言うことを聞かなかったそうだ。
上の兄、北野大氏はBS-TBSの「人生の詩」と言う番組に出演したとき、「親の七光りならぬ、たけしの七光りでテレビにも出させてもらっている」と弟に感謝していたのが印象的だった。
日本の総理大臣の名前を知らなくとも「北野たけし」、あるいは「ビートたけし」と言えば世界中どこへ行っても通じるほど有名だ。
将来の道を自分で選択した人は、結果に関わらずみんな偉い。
【2】できる営業マンはステージセットを確保する!
【はじめに】
営業マンなら誰もが営業成績を上げたいと思って日々活動しているだろう。だが誰もがカリスマ営業マンと言うわけにはいかない。
実績を上げている営業マンは本当に真剣に営業活動をしているし、徹底してやっている。
【本文】
営業マンの職場を想像してみよう。営業課長や営業部長が怖い表情で朝の訓示をぶち上げて、営業マンに「渇」を入れる。「デスクワークやっていても注文は取れんぞ。出撃、出撃」と早く出かけるように促す。
顧客先を早々に訪問しても顧客先も迷惑するかもしれないと考えてしまうから飛び出した営業マンは喫茶店に駆け込み、コーヒーを飲みながらスポーツ新聞を読み漁る。モーニングサービスのカフェが繁盛するゆえんだ。
だが、センサーとその周辺機器を販売しているK社の場合は様子が違う。顧客先企業が抱えている課題や問題点をいろいろなネットワークを使って把握し、解決に向けたプレゼン用の資料を作成してアポ取り作戦を展開する。アポを取って訪問するから空振りはなく、顧客先は応接室を確保して待っていてくれる。
実績を挙げる営業マンは真剣かつ徹底して「ステージセット(商談の舞台)」を確保するから目標が達成できるのである。
【3】離職率を5%以下に目標設定して改革すべき!
【はじめに】
ブラック企業に徹して
賃金を浮かすほうがいいか、それともフェアな
労務管理に徹して定着率を良くするほうが有利か、分かりそうなものだが意地汚い経営者は前者を選びたがる。
定着率がよければ
採用コストが浮き、せっかく実施した教育の効果も発揮されるのに・・・。
【本文】
悪名高いブラック企業の経営者は何とか
賃金を支払わないで済ませようと画策する。
労働基準法違反は覚悟の上だ。
残業代をまともに支払わずに、規定の
休憩時間すらも与えない。
そのくせ社員には文句ばかり言うから見切りをつけて社員は次々辞めていく。こんな状態だからせっかく社員研修をやっても効果が出る暇もない。
仕方がないから次々募集を掛けるも最近はどこも人手不足だから面接にもきてくれない。
採用費がかさみ、その上社員の質は低下するばかりでとてもCSアップなど望むべくもない。
雇用条件を改善し、働きやすい環境を提供して最低でも離職率5%以下に目標を置くべきではないかと思う。
事実、定着率アップ作戦を断行した結果、V字回復した会社は多い。
【4】3分間スピーチで飛躍的にプレゼン力をアップできる!
【はじめに】
簡潔かつ印象的に話せば、聞く人の心に届くはずだ。お客様に話すときはプレゼン力で成否が決まるといっても過言ではない。
独りカラオケに行き、歌う合間にテーマを決めて3分間スピーチをやった人がいて、プレゼン力はかなり上達した。努力は裏切らない。
【本文】
八代亜紀さんは子供の頃から人前で話すのが大の苦手だった。歌がうまいと近所でも評判になり休みの日などには「アキちゃんの歌が聞きたい」と近所の人が集まってきた。10円のお駄賃欲しさに襖の陰に隠れて「りんご追分」などを歌ったそうだ。
小学校5年生の頃から歌手になるのが目標だったが、上がり症を何とかしなければと思い、バスガイドになったが克服できず、半年で辞めてしまった。
上京して本格的に歌を勉強し、スカウトされてレコードを出すも売れずにドサ回りを経験したが、その活動の中で上がり症が克服できたそうだ。
上がり症を自認していた営業マンから、「独りカラオケに行き、身近なテーマを決めては3分間スピーチをやり、自己評価を繰り返しながら上がり症を克服した」と聞いた。
今、彼は28歳になったが、ディーラーで中堅営業マンとして活躍している。3分間スピーチのように何か目標を決めて必死に練習すれば、上がり症は克服できる。
【5】編集後記
目標は誰でも持っているが日付が入っていない例が多い。「いつか」と言うことなのだろうか。「そのうち」なのだろうか。目標を達成するためには達成すべき日付は絶対に必要だ。
日付のない目標は達成されない。
次回に続く
次回は、「目標
達成志向2」を解説します。
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(第438回)目標達成志向!<その1>
=■「人生の道を自分で選択したビートたけし氏!」■=
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【1】人生の道を自分で選択したビートたけし氏!
【2】できる営業マンはステージセットを確保する!
【3】離職率を5%以下に目標設定して改革すべき!
【4】3分間スピーチで飛躍的にプレゼン力をアップできる!
【5】編集後記
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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて目標達成志向について解説したいと思います。
【1】人生の道を自分で選択したビートたけし氏!
【はじめに】
人生の中では節目、節目で何かを選択しなければならない。高校を選択する。大学と学部を選択する。就職先を選択する。
自分の選択に責任を持たなければ、まずいことになったとき被害者意識にさいなまれる。勧めてくれた親や教師の責任にはできないはずだ。
【本文】
ビートたけし氏のお母さんは本当に偉い人だと思う。男の兄弟が三人いてビートたけし氏は三男だ。
父親は塗装屋の飲んだくれだったらしい。母は、お金を工面して全員大学を出してみんなそれぞれに自活できるようにと望んでいた。
兄二人は大学を出て立派な社会人になったが、ビートたけし氏は中退してしまい、お笑い芸人の道を選択した。家族みんなで反対したが言うことを聞かなかったそうだ。
上の兄、北野大氏はBS-TBSの「人生の詩」と言う番組に出演したとき、「親の七光りならぬ、たけしの七光りでテレビにも出させてもらっている」と弟に感謝していたのが印象的だった。
日本の総理大臣の名前を知らなくとも「北野たけし」、あるいは「ビートたけし」と言えば世界中どこへ行っても通じるほど有名だ。
将来の道を自分で選択した人は、結果に関わらずみんな偉い。
【2】できる営業マンはステージセットを確保する!
【はじめに】
営業マンなら誰もが営業成績を上げたいと思って日々活動しているだろう。だが誰もがカリスマ営業マンと言うわけにはいかない。
実績を上げている営業マンは本当に真剣に営業活動をしているし、徹底してやっている。
【本文】
営業マンの職場を想像してみよう。営業課長や営業部長が怖い表情で朝の訓示をぶち上げて、営業マンに「渇」を入れる。「デスクワークやっていても注文は取れんぞ。出撃、出撃」と早く出かけるように促す。
顧客先を早々に訪問しても顧客先も迷惑するかもしれないと考えてしまうから飛び出した営業マンは喫茶店に駆け込み、コーヒーを飲みながらスポーツ新聞を読み漁る。モーニングサービスのカフェが繁盛するゆえんだ。
だが、センサーとその周辺機器を販売しているK社の場合は様子が違う。顧客先企業が抱えている課題や問題点をいろいろなネットワークを使って把握し、解決に向けたプレゼン用の資料を作成してアポ取り作戦を展開する。アポを取って訪問するから空振りはなく、顧客先は応接室を確保して待っていてくれる。
実績を挙げる営業マンは真剣かつ徹底して「ステージセット(商談の舞台)」を確保するから目標が達成できるのである。
【3】離職率を5%以下に目標設定して改革すべき!
【はじめに】
ブラック企業に徹して賃金を浮かすほうがいいか、それともフェアな労務管理に徹して定着率を良くするほうが有利か、分かりそうなものだが意地汚い経営者は前者を選びたがる。
定着率がよければ採用コストが浮き、せっかく実施した教育の効果も発揮されるのに・・・。
【本文】
悪名高いブラック企業の経営者は何とか賃金を支払わないで済ませようと画策する。労働基準法違反は覚悟の上だ。残業代をまともに支払わずに、規定の休憩時間すらも与えない。
そのくせ社員には文句ばかり言うから見切りをつけて社員は次々辞めていく。こんな状態だからせっかく社員研修をやっても効果が出る暇もない。
仕方がないから次々募集を掛けるも最近はどこも人手不足だから面接にもきてくれない。
採用費がかさみ、その上社員の質は低下するばかりでとてもCSアップなど望むべくもない。雇用条件を改善し、働きやすい環境を提供して最低でも離職率5%以下に目標を置くべきではないかと思う。
事実、定着率アップ作戦を断行した結果、V字回復した会社は多い。
【4】3分間スピーチで飛躍的にプレゼン力をアップできる!
【はじめに】
簡潔かつ印象的に話せば、聞く人の心に届くはずだ。お客様に話すときはプレゼン力で成否が決まるといっても過言ではない。
独りカラオケに行き、歌う合間にテーマを決めて3分間スピーチをやった人がいて、プレゼン力はかなり上達した。努力は裏切らない。
【本文】
八代亜紀さんは子供の頃から人前で話すのが大の苦手だった。歌がうまいと近所でも評判になり休みの日などには「アキちゃんの歌が聞きたい」と近所の人が集まってきた。10円のお駄賃欲しさに襖の陰に隠れて「りんご追分」などを歌ったそうだ。
小学校5年生の頃から歌手になるのが目標だったが、上がり症を何とかしなければと思い、バスガイドになったが克服できず、半年で辞めてしまった。
上京して本格的に歌を勉強し、スカウトされてレコードを出すも売れずにドサ回りを経験したが、その活動の中で上がり症が克服できたそうだ。
上がり症を自認していた営業マンから、「独りカラオケに行き、身近なテーマを決めては3分間スピーチをやり、自己評価を繰り返しながら上がり症を克服した」と聞いた。
今、彼は28歳になったが、ディーラーで中堅営業マンとして活躍している。3分間スピーチのように何か目標を決めて必死に練習すれば、上がり症は克服できる。
【5】編集後記
目標は誰でも持っているが日付が入っていない例が多い。「いつか」と言うことなのだろうか。「そのうち」なのだろうか。目標を達成するためには達成すべき日付は絶対に必要だ。
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次回に続く
次回は、「目標達成志向2」を解説します。
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