━━━━ 2019/06/17(第815号)━━━
■実践!社長の財務
東京メトロポリタン
税理士法人
税理士 北岡修一
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『中小企業の2,000万円不足対策?』
●「老後2,000万円不足」問題は、ずい分と大きな波紋を広げてい
ますね。
もちろん、老後資金を用意するのは、本人の努力や心掛けが大事な
のでしょうが、経営者にとっては、うちの社員は大丈夫か、と心配
になるのではないでしょうか?
●
退職金の平均が1,700万円から2,000万円だなどと、ネットに出て
いたりしますが、それは大企業の話です。
中小企業で社員にそんな多額の
退職金が出ていることは、ほとんど
ありません。
それをベースに考えているとしたら、恐ろしいことですね。
●経営者、特に中小企業の経営者にとって、社員の老後を考えて、
様々な制度を作ることは大事なことです。
退職金制度や
退職金共済、民間の保険を使った
福利厚生、401Kなど
いろいろ検討しているかと思います。
ただ、大企業並みの
退職金制度を作れるかというと、なかなか難し
いと思います。限度があります。
●そこで中小企業にとって、一番の方法は、社員にできるだけ長く
働いてもらう、ということではないでしょうか?
老後が苦しくなるのは、たとえば55歳で
役職定年になって、役職手
当がなくなり、60歳で
定年再雇用で給与が極端に下がり、65歳まで
には
退職して収入がなくなる...という面が大きいと思います。
●貯めることも大事ですが、それができないうちに、収入が減って
いってしまうと、貯めたお金を取り崩していってしまうことになり
ます。
そうなると、65歳で貯蓄がほとんどない、という状況になってしま
いかねません。正に2,000万円不足問題になってしまうわけですね。
●そこで先ほど述べたように、できるだけ長く働いてもらう、それ
も本人の能力、経験を活かし、できるだけ給与が減らない形で働い
てもらえるような体制にしていく。
多額の
退職金が準備できない中小企業では、そのような形を模索し
ていくのが一番だと思うのですが、いかがでしょうか?
●
定年70歳なんて話があるように、70歳はまだまだとても元気で、
全然働ける年齢だと思います。
実際、経営者や士業などは、70歳以上でもバリバリやっている人が
多いです。
●体力は多少はなくなるでしょうが、能力が落ちることはそれ程ない
と思います。
それよりも今までやってきた経験や知識、技術が大いに活きる仕事
は結構あるのではないかと思います。
中小企業経営者は、是非、そのような形を模索して欲しいですね。
━━━【
セカンドオピニオン!】━━━
■税務、
事業承継、自社株対策等の
セカンドオピニオンご希望の方、
下記サイトにて、ご案内しています。
【
税理士セカンドオピニオン】
現在の顧問
税理士以外に、専門家の意見を聞いてみたいとお考えの
経営者・オーナー様必見!
⇒
https://www.tm-tax.com/2ndopinion/
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の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
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相続税対策メルマガ】━━━━
■
相続、
相続税対策に関心のある方は、下記メルマガも是非、
お読みください。
【併せて読みたい「実践!
相続税対策」】
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http://www.mag2.com/m/0001306693.html
━━━【
事業承継対策メルマガ】━━━
■
事業承継や自社株対策に特化したメルマガを始めました!
事業承継や自社株対策について知っておきたいこと、注意すべき
ことを毎週金曜日発信していきます。
【併せて読みたい「実践!
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■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献
する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中
小企業が、「強い会社」「儲かる会社」になるために、財務・
会計
を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。
→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など
→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人
http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991
【FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ )
ID 0000119970
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<編集後記>
プロ野球交流戦、いつもは見れない対戦があって面白いですね。
これでペナントレースの流れも変わったりすることがあるので、
プロ野球にとっては欠かせないものになってきた感があります。
それにしても、なぜこうもパ・リーグの方が強いのかと不思議
です。今年も現時点でパ・リーグが勝ち越しているようですが...。
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●「老後2,000万円不足」問題は、ずい分と大きな波紋を広げてい
ますね。
もちろん、老後資金を用意するのは、本人の努力や心掛けが大事な
のでしょうが、経営者にとっては、うちの社員は大丈夫か、と心配
になるのではないでしょうか?
●退職金の平均が1,700万円から2,000万円だなどと、ネットに出て
いたりしますが、それは大企業の話です。
中小企業で社員にそんな多額の退職金が出ていることは、ほとんど
ありません。
それをベースに考えているとしたら、恐ろしいことですね。
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働いてもらう、ということではないでしょうか?
老後が苦しくなるのは、たとえば55歳で役職定年になって、役職手
当がなくなり、60歳で定年再雇用で給与が極端に下がり、65歳まで
には退職して収入がなくなる...という面が大きいと思います。
●貯めることも大事ですが、それができないうちに、収入が減って
いってしまうと、貯めたお金を取り崩していってしまうことになり
ます。
そうなると、65歳で貯蓄がほとんどない、という状況になってしま
いかねません。正に2,000万円不足問題になってしまうわけですね。
●そこで先ほど述べたように、できるだけ長く働いてもらう、それ
も本人の能力、経験を活かし、できるだけ給与が減らない形で働い
てもらえるような体制にしていく。
多額の退職金が準備できない中小企業では、そのような形を模索し
ていくのが一番だと思うのですが、いかがでしょうか?
●定年70歳なんて話があるように、70歳はまだまだとても元気で、
全然働ける年齢だと思います。
実際、経営者や士業などは、70歳以上でもバリバリやっている人が
多いです。
●体力は多少はなくなるでしょうが、能力が落ちることはそれ程ない
と思います。
それよりも今までやってきた経験や知識、技術が大いに活きる仕事
は結構あるのではないかと思います。
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