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コラムの泉

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ギグワーカー・マルチジョブホルダー 自由と責任のバランス

こんにちは。社会保険労務士の田中です。
働き方が多様化しつつあります。

今回は、最近よく耳にするギグワーカーをはじめとする、
新しい働き方の「自由と責任」についてお伝えします。

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【 自由があれば責任もある 】

ギグワーカー、マルチジョブホルダー、フリーランスなどなど
従来の労働者とは異なる働き方が最近、盛んに報道されています。

また少し前にはインディペンデントコントラクター(個人事業主
という言葉も聞かれました。どれも横文字で印象がスマートです。

特に「ギグワーカー」辺りは最新の働き方という雰囲気が漂います。 
しかし、注意すべきは言葉の印象に引きずられないことです。
別の言い方をすれば、言葉のイメージで本質を見誤らないことです。

例えば、ギグワーカーの労働者性について議論されていますが、
本来は「個人事業主」であり、労災の対象にはなりません。
フリーランスやインディペンデントコントラクターも同様です。

マルチジョブホルダーは、労働時間が増える一方で、
思った程は収入が増えない、健康を害するおそれがある、
というリスクも抱えています。

自由があれば責任があります。
良い事ばかりではありません。
自由に魅かれて、責任を忘れてはいけません。

「フリーター」も登場当初の1985年頃はポジティブな印象が
ありましたが、徐々にネガティブなイメージが強まりました…


【 総務担当者として何をすべきか 】

これらの新しい働き方を求めて退職を考える人もいるでしょう。
その中で、企業の総務担当者としては何をすべきでしょうか。

前述の「自由と責任」を社員に伝えることではないでしょうか。
新しい働き方を目指して退職を考える人の離職防止にもなるでしょう。


報道などによって、これらの働き方の「正の側面」が強調されて、
イメージ先行となる事を危惧しています。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。(2020.2.10)

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田中事務所  特定社会保険労務士 田中理文
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