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コラムの泉

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電子申請はとても便利だが、手続き忘れまではフォローできない。

こんにちは。社会保険労務士の田中です。

雇用調整助成金の要件緩和が目まぐるしく続いています。
いつの時点で申請をするのかに悩む企業もあります。
厚労省のサイトを随時、確認する必要があるでしょう。

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☆☆☆☆ 電子申請は慣れると手離せない ☆☆☆☆

さて、2020年4月から社会保険の一部手続きを
電子申請で行うことが大企業で義務化されました。

電子申請は電子証明書を取得するハードルが高く、
また最初に電子申請の方法を習得しなければなりません。
つい面倒ですので、今までに慣れ親しんだ方法(紙媒体)を
続けたくなってしまう気持ちも分かります。

しかし、当所の経験上、電子申請を始めるとその効率の良さから、
もう紙媒体での手続きには戻れなくなるほどです。

PCで仕事は完結しますし、電子公文書の保存は場所を取らず、
従業員に渡すのも、再発行するのも便利です。
手続きという作業全体が、すいすいと進みます。


☆☆☆☆ しかし、電子申請も万能ではない ☆☆☆☆

大企業のみならず中小企業にも電子申請をお奨めしますが、
ご注意頂きたい点もあります。

それは行うべき手続きを、知識や経験不足で知らない、
あるいは知っていても忙しくて忘れてしまうと、
手続きされないままになってしまいます。

これは手続きの方法が紙媒体でも電子申請でも同じです。
つまり「行うべき手続きがなされていない」という失敗です。
その結果、従業員の権利や利益を侵害するおそれもあります。

つまり現時点ではまだ「何の手続きを行うかは担当者が判断」
するもので、電子申請は「手続きの手段」であるという事です。

電子申請で楽々と大量の社保手続きをこなしていても、
時に立ち止まって、きちんと必要な手続きを忘れないように
チェックしながらお仕事を進めてください。

それでは具体的にどのような手続きを忘れがちなのか?
次回から、実務で忘れがちな手続きを紹介していきます。

忘れると従業員がもらえるべきお金をもらえなくなってしまい、
将来的にそれを会社が補填する、という事にもなりかねない、
という大切な手続きもあります。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(2020.05.19)

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   田中事務所  特定社会保険労務士 田中理文
☆ 労務トラブルの予防・解決
☆ 貴社の人事労務に関する施策立案
☆ 日常の細かなご相談 

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