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弔事のマナー【弔電】② 弔電の宛先について

このシリーズでは、弔事マナーの中でもご質問の多い『弔電』について、4回に分けてお送りしています。
2回目は、「弔電の宛先」についてご説明いたします。


○弔電の宛先はどうしたら良いのか
自分がその葬儀の誰とどのような関係であるかによって、どなた宛に出せばよいのか迷うかもしれませんが、基本的には「喪主宛」にお送りすれば問題ありません。その際に大切なのは、その他の郵便物と同じく「間違いなく届くように送り先名義を記載する」ことです。
具体的にどうすればよいのか、見ていきましょう。

○よく喪主宛に送ると聞くのだけど
弔電は喪主宛に送るものだと教わった方も多いでしょう。では基本的に喪主宛とするのはなぜでしょうか。
下記はある日の某葬儀式場の看板となります。
101号 山田家
102号 鈴木家
103号 斉藤家
104号 鈴木家

この場合、「鈴木様宛」では、102号と104号の2件鈴木家の葬儀があることから、間違って配達される可能性があります。しかし、葬儀式場では各葬儀の喪主名は認識できているので、「喪主名宛」とすれば、間違って配達されることを避けることができます。
喪主名宛にするのは、同日程で同じ葬家名の葬儀があっても、正しい宛先に届くようにするためです。

○面識のない喪主名ではなく面識のあるご遺族宛にしてはいけないの?
上記理由から基本的には宛先は喪主名義とするものの、ご質問のようなケースだと、せっかくお届けできた弔電も、最終的に誰宛の弔電か分からずご遺族間で迷子になってしまうケースもあります。(関係者が多い葬儀ではよく見受けられる場面です。)
そこで、喪主と面識がない場合には、「〇〇(喪主氏名)様方 □□様(自分との関係者)」とします。
なお、この時は本文の中で、故人と宛先の方との続柄を間違えないように注意しましょう。

○故人のお名前しか分からないケースは?
喪主名など宛先の氏名・続柄が分からないときは「故△△様方 ご遺族様」宛に送ります。
本文は、故人と喪主やご遺族の続柄が分からないときは故人へ語り掛ける文脈がよいのではないでしょうか。また、ご遺族に自分が故人とどのような関係であるかが分かるよう、エピソードや関係を入れておくのがよいでしょう。

○コロナ禍での「弔電」の手配について
コロナ禍においては移動や密を避ける意図から、弔問・参列を控えてもらうために事後に知らされるようなケースがあるかもしれません。葬儀後に弔電を送る場合、喪主宛以外に下記のように対応するのがよいでしょう。

◆取引先である会社に「弔意」をお伝えするケース・・・代表取締役
◆ご遺族に「弔意」をお伝えするケース・・・葬儀が終わっていることから必ずしも喪主宛に送る必要はありません。弔意をお届けしたいご遺族のご自宅住所に送りましょう。


「弔電の宛先」についてご案内してまいりました。
次回は、『弔電を手配するタイミング』についてご説明いたします。

「すぐに弔電を送りたい」「このような場合にはどうすればよいか」など、お困りの際にはどうぞお気軽に公益社の社葬デスク 0120-641-480へご相談ください。
状況に沿って適切にアドバイスいたします。

【近日のセミナー日程】

2020/9/16(水)15:00-15:40(40分)
弔事のマナーシリーズvol.1『弔電の手配』
https://www.shaso.jp/seminar/online/20200916miniwebseminar/

2020/10/9(金)15:00-15:40(40分)
弔事のマナーシリーズvol.2『不祝儀袋の表書き』
https://www.shaso.jp/seminar/online/20201009miniwebseminar/

(2020.9.14)
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弔事・お別れの会に関することは何でもご相談ください。
公益社の社葬デスク 0120-641-480(24時間・365日受付)
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