【標準時間の設定】
モノ作りの現場ではST(Standard Time:標準時間)を決めて極力ST以内の時間で作業できるように管理している。
しかし、事務部門にはほとんどの場合STはない。
ダラダラやっていて、ムダな残業も多い。
事務部門の生産性は極めて低いのだ。
=================================
【本文】
■事務部門にもSTを導入すれば生産性は向上する!■
ある大手企業にコンサルに伺っていたとき、「売上が落ちているのに残業が減らず上から叱られている。昼間ダラダラやって夜残業するように調整している社員が多くて困っている」と言う相談を受けた。
特にベテランの社員は廊下を歩くときは極力ゆっくり歩いているように見えた。
喫煙室は常に満員の盛況ぶりだった。
職場では緊張感がなく、おしゃべりも多かった。
極普通に30m歩くのに必要な時間をとりあえずSTとして設定して、オーバーしたら警告のNGが、ST以内に通り過ぎたらGoodが電光板に表示されるようにした。
喫煙時間帯を決めてもらい、その他の時間帯は喫煙室使用禁止にしてもらった。
残業は上司が必要と認めたとき社員にお願いする本来のシステムを徹底してもらった。
かなり抵抗が出ることを予測し、
総務部部長
通達と言う形で周知してもらうようにした。
事務部門にもST管理を導入することで仕事力が向上し、生産性が30%ほど向上した。
=
コンピテンシー宣教師=
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しかし、事務部門にはほとんどの場合STはない。
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事務部門の生産性は極めて低いのだ。
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特にベテランの社員は廊下を歩くときは極力ゆっくり歩いているように見えた。
喫煙室は常に満員の盛況ぶりだった。
職場では緊張感がなく、おしゃべりも多かった。
極普通に30m歩くのに必要な時間をとりあえずSTとして設定して、オーバーしたら警告のNGが、ST以内に通り過ぎたらGoodが電光板に表示されるようにした。
喫煙時間帯を決めてもらい、その他の時間帯は喫煙室使用禁止にしてもらった。
残業は上司が必要と認めたとき社員にお願いする本来のシステムを徹底してもらった。
かなり抵抗が出ることを予測し、総務部部長通達と言う形で周知してもらうようにした。
事務部門にもST管理を導入することで仕事力が向上し、生産性が30%ほど向上した。
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