• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

過去の自分と比べて部下を否定しない

◆目次
・上司が部下にやってはいけないこと
・対応策1 その部下の過去と比べる
・対応策2 ダメ出しではなく提案する
・対応策3 上司の過去の失敗談を話す
・補足


◆上司が部下にやってはいけないこと

上司が部下にやってはいけないことの一つに、
「過去の自分と比べて、部下を叱ったり否定すること」があります。

たとえば、

「自分のときは、こんなの簡単にできたのに」
「自分だったらこうするのに」
などです。

上司は何気なく言っただけかもしれませんが、
部下は、 「馬鹿にされた」「否定された」と反発し、
そのときから心を閉ざします。

その結果、上司が本当に伝えたかったことが正しく伝わらず、
同じミスを繰り返します。

上司は、単に嫌われただけです。

過去の自分との比較は、往々にして自慢話になってしまい、
今後の人間関係もますます悪化していきます。

では、どうすればスムーズに行くのでしょうか。


◆対応策1 その部下の過去と比べる

比較するのであれば、自分や他人と比較するのではなく、
部下自身の過去と比べて、できていることをまずは評価します。

たとえば、

「ミスが少なくなってきているね」
「考えながら進められるようになっているね」
などでしょうか。


◆対応策2 ダメ出しではなく提案する

次に、本当に伝えたいところは、ダメ出しではなく提案をします。

たとえば、

「〇〇してみるといいのでは?」
「こんなやり方もあるよ」
「さらにここをこうすればもっと良くなるのでは」

と伝え、励まし、最後に「どう思う?」と意思確認をします。
それによってまた対応を変えます。

言いっぱなしではなく、部下に寄り添う感じでしょうか。


◆対応策3 上司の過去の失敗談を話す

さらに、上司の過去の失敗談を話して反面教師として学ばせます。
自慢話をするよりも有効です。

すると、「この人にならなんでも話せそうだ」
と部下は心を開き始め、
信頼関係が少しずつ築かれていくかもしれません。


◆補足

時代の流れは速いです。
過去のやり方が、今の時代では合わない場合は多々あります。

そういったことを踏まえ、根拠もなく、
過去の自分のやり方や考え方を
押し付けるのはやめましょう。


※他の方へご紹介してくださると嬉しいです。転送も自由です。
※当サイトには様々な情報を載せていますので、是非遊びに来てください。
 https://yt-sr.com
※事務所紹介
 https://yt-sr.com/company/
※管理職のみなさまへ −労務人事管理マニュアル−
 https://yt-sr.com/column/

絞り込み検索!

現在22,536コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP