「
人事で会社が変わる」連載中
「
人事で会社が変わる」掲載会議所(順不同)
銚子、青梅、美濃、相模原、奈良、日田、守山、近江八幡、彦根、高砂、豊橋、
八尾、草津、吹田、生駒、秩父、犬山、武生、尾鷲、松原、岸和田、守口門真、
泉佐野、藤枝、勝山、和歌山、徳島、海南、加古川、半田、亀岡、小松、魚津、
東広島、新居浜、黒部
上記以外の会議所ニュースでの掲載をご存知の方がいらっしゃればご連絡をい
ただければ幸いです。なお、「
人事で会社が変わる」は
人事戦略研究所のホー
ムページでも公開しています。
コラム
成果主義時代の衝撃
成果主義の時代は成果で評価が決まるのですが、この考えを取り違えている人がいます。通常成果は、
目標管理によって決定された目標の達成度合を基準に計ります。その目標の達成方法を取り違えるのです。目標の達成度合で計られるのだから方法はどうでもよいと考えてしまうのです。
しかし、今日実施されている
成果主義ではこのような考え方は良くないとされています。
理由は、
・結果だけを追掛けてプロセスを見ないのは個人主義に走り過ぎる。
・短期の結果を追掛けるあまりに非合法、反社会的行動に走る例がある。
・個人の育成プロセスが欠落しているために結果として会社全体の業績が悪くなることがある。等です。
初期の成果重視
人事の反省が盛込まれていると言っても良いでしょう。
目標管理では、成果を達成するためのプロセスまで話合いで決めることになっています。そして、プロセス通りに進めて結果を出すことが求められます。では、期首に予定したプロセスに欠陥があった場合や予定されていた以外のことが起きたらどうすれば良いのでしょうか。答えは簡単です。プロセスを変更すれば良いのです。話合いによって当初目標を達成できるプロセスに変更することは何ら問題はありません。むしろ、変化の激しい現代では期首のもくろみ通りに事が運ぶ方が稀かも知れません。そんな時は迷わずプロセスを変更すれば良いのです。
期首の目標通りにことが進まない時、目標自体を変更しようとする例を見かけます。これも1つの方法ですが、期首目標の意味を考えると安易に変更するのは得策とは思いません。期首目標は全社目標との連動で決定されているはずだからです。期中で目標を変えることは、全社目標をどのように達成するかに影響を与えますから、所属する部署の1つ以上上の階層の判断が必要になるのではないでしょうか。
ここ何年か前から企業倫理が盛んに叫ばれるようになりました。消費者が会社を潰せる時代になりました。
成果主義もこれと無縁ではありません。現場の担当者の言動が会社を窮地に追込む時代です。成果を上げるために無茶なことをする社員は会社を潰す危険があるのです。一般の市民がカンバン車の運転が粗いと携帯電話から苦情の電話を入れる時代です。
成果主義に名前を借りて秩序無視を繰り返すことは自分の首を自分で絞めてしまうことになるのです。
最近のトピックス
今後の
労働契約法制の在り方に関する研究会」報告書について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0915-4.html
派遣
労働者実態調査結果の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/haken/04/index.html
労災保険未手続事業主に対する
費用徴収制度の強化について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/09/h0920-1.html
YES-プログラム」の対象講座・試験を認定
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/09/h0926-1.html
発行責任者
人事戦略研究所 代表 吉田幸司
koujiyosida@mac.com
tel 077-585-0405
fax 077-585-0063
〒524-0061
滋賀県守山市赤野井町263
「人事で会社が変わる」連載中
「人事で会社が変わる」掲載会議所(順不同)
銚子、青梅、美濃、相模原、奈良、日田、守山、近江八幡、彦根、高砂、豊橋、
八尾、草津、吹田、生駒、秩父、犬山、武生、尾鷲、松原、岸和田、守口門真、
泉佐野、藤枝、勝山、和歌山、徳島、海南、加古川、半田、亀岡、小松、魚津、
東広島、新居浜、黒部
上記以外の会議所ニュースでの掲載をご存知の方がいらっしゃればご連絡をい
ただければ幸いです。なお、「人事で会社が変わる」は人事戦略研究所のホー
ムページでも公開しています。
コラム 成果主義時代の衝撃
成果主義の時代は成果で評価が決まるのですが、この考えを取り違えている人がいます。通常成果は、目標管理によって決定された目標の達成度合を基準に計ります。その目標の達成方法を取り違えるのです。目標の達成度合で計られるのだから方法はどうでもよいと考えてしまうのです。
しかし、今日実施されている成果主義ではこのような考え方は良くないとされています。
理由は、
・結果だけを追掛けてプロセスを見ないのは個人主義に走り過ぎる。
・短期の結果を追掛けるあまりに非合法、反社会的行動に走る例がある。
・個人の育成プロセスが欠落しているために結果として会社全体の業績が悪くなることがある。等です。
初期の成果重視人事の反省が盛込まれていると言っても良いでしょう。
目標管理では、成果を達成するためのプロセスまで話合いで決めることになっています。そして、プロセス通りに進めて結果を出すことが求められます。では、期首に予定したプロセスに欠陥があった場合や予定されていた以外のことが起きたらどうすれば良いのでしょうか。答えは簡単です。プロセスを変更すれば良いのです。話合いによって当初目標を達成できるプロセスに変更することは何ら問題はありません。むしろ、変化の激しい現代では期首のもくろみ通りに事が運ぶ方が稀かも知れません。そんな時は迷わずプロセスを変更すれば良いのです。
期首の目標通りにことが進まない時、目標自体を変更しようとする例を見かけます。これも1つの方法ですが、期首目標の意味を考えると安易に変更するのは得策とは思いません。期首目標は全社目標との連動で決定されているはずだからです。期中で目標を変えることは、全社目標をどのように達成するかに影響を与えますから、所属する部署の1つ以上上の階層の判断が必要になるのではないでしょうか。
ここ何年か前から企業倫理が盛んに叫ばれるようになりました。消費者が会社を潰せる時代になりました。成果主義もこれと無縁ではありません。現場の担当者の言動が会社を窮地に追込む時代です。成果を上げるために無茶なことをする社員は会社を潰す危険があるのです。一般の市民がカンバン車の運転が粗いと携帯電話から苦情の電話を入れる時代です。成果主義に名前を借りて秩序無視を繰り返すことは自分の首を自分で絞めてしまうことになるのです。
最近のトピックス
今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」報告書について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0915-4.html
派遣労働者実態調査結果の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/haken/04/index.html
労災保険未手続事業主に対する費用徴収制度の強化について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/09/h0920-1.html
YES-プログラム」の対象講座・試験を認定
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/09/h0926-1.html
発行責任者 人事戦略研究所 代表 吉田幸司
koujiyosida@mac.com
tel 077-585-0405
fax 077-585-0063
〒524-0061
滋賀県守山市赤野井町263