2008年12月30日号 (no.91)
バックナンバー(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【何のために派遣を禁止するのか】
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■何のため。
最近では、派遣業界において緩和が進んだ規制が強化される見通しです。
中には、「派遣を原則として禁止する」という動きもあります。
2008年の中頃に起こった派遣業界での不正が表に出た、というのが
きっかけになりましたよね。
では、派遣という働き方を禁止することで、今まで働いていた派遣社員さんは
何らかのメリットを得ることができるのでしょうか。
派遣規制強めるという動きは、派遣社員を守ろうという意図のもとに
なされているはずですが、果たして本当に「守る」効果があるのでしょうか。
■「規制強化=保護強化」ではない。
派遣が禁止もしくは抑制されれば、
派遣会社にとっては事業領域を失うことになりますし、
派遣の形態で働く人にとっては仕事を失うことになります。
派遣規制の強化は、「働く人を保護する」というのが目的のようですが、
むしろ逆の効果をもたらしているのではないでしょうか。
一般に、「日雇いは労災が多い」と言われることもありますが、
「日雇いだから労災が多い」のでしょうか。
同じ仕事をしているフルタイム社員さんならば、労災は少ないのでしょうか。
仕事の熟練度という違いはありますが、日雇いゆえに事故が起こるというのは
考え方としてはずいぶんと乱暴です。
他にも、
「
危険有害業務が多い」
「劣悪な
労働条件での就労」
「協定なしの
賃金からの
天引き」
「時間管理がずさんで、
賃金不払いが起こる」
と派遣では言われることがありますが、このようなことはフルタイム社員さん
にも起こっていることです。
退勤の時刻を先にタイムカードに打刻しておいて、その後も就業を続けるという
労務管理をしている会社は決して少なくありません。
このようなサービス残業は、派遣社員さんよりもフルタイム社員さんの方が
多かったりします。
多くの人にとって、「派遣=望ましい働き方ではない」という思い込みが
あるようです。
派遣は、すでに社会に根付いてきている働き方なのですが、未だに認められて
いないのが実情ですよね。
規制というのは、強めると有効なものもありますが、一方で、
強めると本来の目的を損なうこともあるということです。
例えば、
男女雇用機会均等法は女性の
雇用機会を減らしている(「女性=
パートタイム」となってしまい、フルタイムで働く機会が減る)とも言えますし、
最低賃金法は
雇用数の抑制をしているとも言えます。
雇用を保護するどころか、
雇用を奪っているのが派遣業規制とも考えれますよね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日テーマ【何のために派遣を禁止するのか】
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■何のため。
最近では、派遣業界において緩和が進んだ規制が強化される見通しです。
中には、「派遣を原則として禁止する」という動きもあります。
2008年の中頃に起こった派遣業界での不正が表に出た、というのが
きっかけになりましたよね。
では、派遣という働き方を禁止することで、今まで働いていた派遣社員さんは
何らかのメリットを得ることができるのでしょうか。
派遣規制強めるという動きは、派遣社員を守ろうという意図のもとに
なされているはずですが、果たして本当に「守る」効果があるのでしょうか。
■「規制強化=保護強化」ではない。
派遣が禁止もしくは抑制されれば、
派遣会社にとっては事業領域を失うことになりますし、
派遣の形態で働く人にとっては仕事を失うことになります。
派遣規制の強化は、「働く人を保護する」というのが目的のようですが、
むしろ逆の効果をもたらしているのではないでしょうか。
一般に、「日雇いは労災が多い」と言われることもありますが、
「日雇いだから労災が多い」のでしょうか。
同じ仕事をしているフルタイム社員さんならば、労災は少ないのでしょうか。
仕事の熟練度という違いはありますが、日雇いゆえに事故が起こるというのは
考え方としてはずいぶんと乱暴です。
他にも、
「危険有害業務が多い」
「劣悪な労働条件での就労」
「協定なしの賃金からの天引き」
「時間管理がずさんで、賃金不払いが起こる」
と派遣では言われることがありますが、このようなことはフルタイム社員さん
にも起こっていることです。
退勤の時刻を先にタイムカードに打刻しておいて、その後も就業を続けるという
労務管理をしている会社は決して少なくありません。
このようなサービス残業は、派遣社員さんよりもフルタイム社員さんの方が
多かったりします。
多くの人にとって、「派遣=望ましい働き方ではない」という思い込みが
あるようです。
派遣は、すでに社会に根付いてきている働き方なのですが、未だに認められて
いないのが実情ですよね。
規制というのは、強めると有効なものもありますが、一方で、
強めると本来の目的を損なうこともあるということです。
例えば、男女雇用機会均等法は女性の雇用機会を減らしている(「女性=
パートタイム」となってしまい、フルタイムで働く機会が減る)とも言えますし、
最低賃金法は雇用数の抑制をしているとも言えます。
雇用を保護するどころか、雇用を奪っているのが派遣業規制とも考えれますよね。
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内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
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そんな内容が満載。
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
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法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
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