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「労働者=保護すべき対象」なのか?

2008年12月31日号 (no.92 )
バックナンバー(http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/



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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【「労働者=保護すべき対象」なのか?】
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■保護されるほど弱い立場なのか。



従来の機械製造業のような仕事だと、「人」よりも「生産設備」が重要視されて
いましたので、設備が優秀ならば、どんな人でも生産活動に携わることができました。


しかし、今では、第三次産業のウェートが高まり、機械設備よりも、人によって
生産がなされる側面が強まっています。


営業を機械が行うというわけにはいきませんし、飲食店での接客を機械が行う
というのも難しいでしょう。


機械ではなく、「人」へのウェートが高まっているのが現在ならば、
人が欠ければ会社も困るわけです。


言うなれば、働く人と会社との間にある「立場のギャップ」が徐々に
狭まっているのでしょうね。


つまり、働く人の立場が以前よりも強くなっているとも考えれるでしょう。






■保護される対象は弱体化する。


保護されて弱くなった産業としては、日本の農業が例として挙げれます。



日本の農業の聖域となっている「コメ市場」を考えると、
日本で販売されているコメは、ほぼ全てが日本産です。

食品店のお米売り場では、国産米ばかりが並んでいますよね。



料理に合わせてお米を選ぶならば、

カレーやパエリアを作るならば、タイ米などが適していますし、
カリフォルニア米は日本米と食感が変わらないと言われています。


本来ならば、もう少し選択肢があっても良さそうなものです。



また、日本国内で、コメの自給率が100%を超えているのも、
保護されているが故でしょう。




別の例だと、男女雇用機会均等法があるということは、女性は男性よりも
下であると暗に認めているようなものではないでしょうか。


女性保護という目的の法律が、女性の立場を弱めているとも考えれるのです。




労働基準法も、「労働者保護法」という性質を持っていますが、これも
男女雇用機会均等法と同様の穴にはまっていますよね。

つまり、「労働者=弱者」という思い込みがあるわけです。



法律というのは、保護する割には、女性や労働者の立場を強めていないのですね。

むしろ弱めていることもあるということ。



ゆえに、相手を強くしたければ、「あえて保護しない」というのも有効な
手段ではないかと思えます。








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