2009年11月15日号 (no. 407)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【
健康保険は「税」であって「保険」ではない】
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健康保険は保険らしくない。
健康保険は、「
健康保険」という名称の通り、一般的には「保険」だと思われているフシがあります。
また、ほとんど全ての人が加入する共済のような性質も持っているとも言えますね。
ただ、「保険」という名称がついているものの、「保険らしさ」があまりないのが
健康保険でもあります。
通常、保険というと、生命保険を思い浮かべます。
生命保険は、事故の発生率、
死亡率、年齢、
既往症の内容、健康状態によって内容が変わります。つまり、加入者の状態に合わせて内容を変えていくのですね。
一方、
健康保険には、加入者の状態に合わせて内容を変えていく仕組みはほとんど無いのです。
所得に応じて
自己負担割合を変えることはしますが、保険の利用状況や年齢、加入者の健康状態で内容は変わらないのですね。
■所得を考慮して、利用状況を考慮しない。
健康保険の仕組みには、「収入に応じて負担を決めるが、利用に応じて負担を決めない」という基本があります。つまり、利用実態を考慮しない保険なのですね。
通常、保険ならば、利用頻度や加入者の状態に応じて負担は変わるはずです。
若くて健康なので病気や怪我の状態になりにくく、そのため病院に滅多に行かない人は、負担が軽くなるのが保険です。
若くて健康なので病気や怪我の状態になりにくい人は、本来の保険だと負担は軽くなるのですが、
健康保険では負担が多くなるのですね。
なぜならば、
健康保険は、所得に応じて負担を変えるが、保険の利用状況に応じて負担を変えることはないからです。
となると、健康でも一律の負担なのですから、これは保険というよりも税と言うべきです。
税金は所得や
資産に応じて課せられるものです。公的サービスを頻繁に使ったからといって、他の人よりも多くの税金が課せられることはないですからね。
中には、利用負担が軽いために、「使わなきゃソンだぁ~」と考える人もいます。
風邪薬を余分に貰ったり、湿布薬を袋一杯に貰ったり、イソジンを1本ではなく2本貰ったり、余分なことを求めてしまうのですね。
私は、病院が高齢者のカフェや集会所のようになっているのではないかと、思うこともあります。
おじいちゃんおばあちゃんというのは、妙に頻繁に病院に行くのです。
「どこいくの?」ーー「病院に行くのよ」
「明日は何か予定があるの?」ーー「ああ、明日は病院だねぇ、、」
「どこでお昼御飯を食べたの?」ーー「ああ、病院のレストランで食べたよ」
「横田さんとどこで会ったの?」ーー「病院だよ」
「暇だねぇ、、」「病院でも行こうか?」「よし、行こう、行こう」
もちろん、治療が必要で病院に行く人もいますけれども、そうでない人もいるのではないでしょうか。
ゆえに、
健康保険では、利用状況を負担の仕組みに連動させて、「使わなきゃソンだぁ~」という気持ちにならないようにするのが良いのではないかと思うのです。
利用状況を負担に連動させて、その負担に耐えにくいと判断されたならば、そこで所得に応じて負担を変えたらいかがでしょう。利用状況を先に考慮してから、所得を考慮するという2段階ですね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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本日のテーマ【健康保険は「税」であって「保険」ではない】
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■健康保険は保険らしくない。
健康保険は、「健康保険」という名称の通り、一般的には「保険」だと思われているフシがあります。
また、ほとんど全ての人が加入する共済のような性質も持っているとも言えますね。
ただ、「保険」という名称がついているものの、「保険らしさ」があまりないのが健康保険でもあります。
通常、保険というと、生命保険を思い浮かべます。
生命保険は、事故の発生率、死亡率、年齢、既往症の内容、健康状態によって内容が変わります。つまり、加入者の状態に合わせて内容を変えていくのですね。
一方、健康保険には、加入者の状態に合わせて内容を変えていく仕組みはほとんど無いのです。
所得に応じて自己負担割合を変えることはしますが、保険の利用状況や年齢、加入者の健康状態で内容は変わらないのですね。
■所得を考慮して、利用状況を考慮しない。
健康保険の仕組みには、「収入に応じて負担を決めるが、利用に応じて負担を決めない」という基本があります。つまり、利用実態を考慮しない保険なのですね。
通常、保険ならば、利用頻度や加入者の状態に応じて負担は変わるはずです。
若くて健康なので病気や怪我の状態になりにくく、そのため病院に滅多に行かない人は、負担が軽くなるのが保険です。
若くて健康なので病気や怪我の状態になりにくい人は、本来の保険だと負担は軽くなるのですが、健康保険では負担が多くなるのですね。
なぜならば、健康保険は、所得に応じて負担を変えるが、保険の利用状況に応じて負担を変えることはないからです。
となると、健康でも一律の負担なのですから、これは保険というよりも税と言うべきです。
税金は所得や資産に応じて課せられるものです。公的サービスを頻繁に使ったからといって、他の人よりも多くの税金が課せられることはないですからね。
中には、利用負担が軽いために、「使わなきゃソンだぁ~」と考える人もいます。
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私は、病院が高齢者のカフェや集会所のようになっているのではないかと、思うこともあります。
おじいちゃんおばあちゃんというのは、妙に頻繁に病院に行くのです。
「どこいくの?」ーー「病院に行くのよ」
「明日は何か予定があるの?」ーー「ああ、明日は病院だねぇ、、」
「どこでお昼御飯を食べたの?」ーー「ああ、病院のレストランで食べたよ」
「横田さんとどこで会ったの?」ーー「病院だよ」
「暇だねぇ、、」「病院でも行こうか?」「よし、行こう、行こう」
もちろん、治療が必要で病院に行く人もいますけれども、そうでない人もいるのではないでしょうか。
ゆえに、健康保険では、利用状況を負担の仕組みに連動させて、「使わなきゃソンだぁ~」という気持ちにならないようにするのが良いのではないかと思うのです。
利用状況を負担に連動させて、その負担に耐えにくいと判断されたならば、そこで所得に応じて負担を変えたらいかがでしょう。利用状況を先に考慮してから、所得を考慮するという2段階ですね。
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『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
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『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
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書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
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の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
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ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
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「長時間の残業が続いている」
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こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
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例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
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