2010年2月9日号 (no. 493)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【公的制度は国民を無知にする仕組みになっている】
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■「おまかせコース」が人気。
企業で働いたり、公的期間などの組織で働いていると、税金や公的保険などの手続きを自分で行う必要はありませんよね。
所得税は源泉徴収制度と年末調整制度で処理されますから、社員は特に作業を行う必要はなく、医療費控除や配偶者控除、生損保控除などの内容を示す書面を作成する程度です。主な作業は企業が行ってくれますので、ラクチンです。
他方、公的保険でも社員は特に面倒な作業は必要なく、ほとんどの作業を企業に任せてしまうことが可能です。被扶養者の申告や各種イベント(出産、育児など)が発生したときに申告する程度で、負担はほとんどありません。
このように、組織で働いていると「おまかせコース」で大体のことはできてしまいます。
これは便利な仕組みなのですが、時に不都合なこともあります。
人任せにしていると、自分の知識が増えませんから、社会の仕組みを知らない人になるかもしれません。
■自分で手続きをするのが本来の姿。
何でもそうですが、自分でやらないと理解できないものです。
人任せにしているのに、キチンと理解できるというのはヘンですよね。
源泉徴収や年末調整で所得税の処理を企業任せにしていると、基礎控除や給与所得控除(今はもう無く、所得の計算に組み込まれている)についてすら知らない人もいますし、減価償却にいたってはほとんどの人が知らないのではないでしょうか(経理の仕事をしている人は分かるかもしれませんが)。
収入と所得の違いを知らないとか、どうやって所得税の計算をするかを知らないとか、「災害免除って何?」とか、ちょっと困った状況になるのですね。
自分で確定申告すると、所得税の仕組みが少しはわかるのですが、源泉徴収や年末調整の制度があるので、どうしても自分で確定申告する機会がないのですね。
本来、全ての人が自分で確定申告するのが普通なのですが、税務署の事務作業を簡単にするために源泉徴収や年末調整という仕組みが使われているのです。
他方、雇用保険、健康保険、厚生年金、国民年金でも税金と同じ状況です。
企業任せで手続きが済んでしまうので、どうしても制度の仕組みを知ろうという動機が生まれにくいです。
普通は、「雇用保険は失業しないと給付が無い」と考えたり、国民年金の1号被保険者と2号被保険者と3号被保険者の違いが分からなかったりするものです。厚生年金にいたってはチンプンカンプンという人もいるでしょう。
公的保険の手続きも、個人で手続きすると仕組みが分かるようになるのですが、事務作業を簡単にするために企業が一括で処理しているのですね。
「法律、会計、税制」という3つの分野は専門的ではありますが、生活知識として知っておくのが望ましい部分もありますから、難しいと嫌わずに少しは学ぶと良いです。
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メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない労務管理の"ミソ"】
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※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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