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業務委託契約の解除と委託労働者の直接雇用について

最終更新日:2006年08月22日 12:10

初めて投稿します。

当社は一部の業務について、外部業者と業務委託契約労働者派遣契約ではない)を締結し、その業者の社員が当社に派遣され業務を行っておりますが、人件費削減の観点から委託契約を期間満了とともに解除し、契約社員への切り替えを考えております。

この場合、委託業者への契約解除通告を行った後に、派遣されている社員(実際はアルバイト等の期限付きの身分の人がほとんどのようです)に個別に声をかけ、当社の契約社員として応募させ採用することは問題があるのでしょうか。

ご教示いただければ幸いです。

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Re: 業務委託契約の解除と委託労働者の直接雇用について

著者まゆち☆さん

2006年08月23日 23:43

個々の労働者には契約自由の原則がありますから、質問者の会社or業務委託先の業者のいずれと労働契約を結ぼうと問題はありません。

 しかし質問者の会社と業務委託先の関係で捉えると、いわゆる社員の引き抜きであり、事業者としての信義に反するもの。場合によっては業務委託先が損害賠償請求をする恐れがあります。悪意で取れば業務委託先の利益を侵害する行為ですから、相手がどう対応するかでリスクが生じます。

 例として、御社の役員や社員の一部が集団退職して同業種の別会社を作り、さらに御社の社員を引き抜いた場合、当然、黙ってないし法的措置も含めた対抗策を講じることを考えるでしょう…ほぼ同じ構図です。

 実施前に業務委託先の了解を得る方が無難と考えますが…

Re: 業務委託契約の解除と委託労働者の直接雇用について

早速の返信どうもありがとうございました。

信義則に反することは承知しているのですが、確かに相手がどう捉えどう対応するかで大きなリスクが生じることになりますね。
人の入れ替えが生じることに対する現場の不満もわかるし、かといって人件費も削減しなければならないし、ということで人事担当者としての腕の見せ所だと思っています。

また、何かありましたらご教示ください。

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