自動車事故

maporin様

はじめまして

私も就業中に同じように10年ほど前に追突された経験があります。
同じく相手の保険屋より35万円（正確な金額は忘れました）までしか
出せないと言われた経験があります。

そのときは、修理屋さんに相談してなんとか
こちらの要求通りに（見積額45万円の）修理させました。

過失割合が10対0で相手方が悪いというケースでしたが、
自分の保険屋さんは交渉しかねると言っていましたので
自分の修理屋さんに交渉してもらいました。

また今回の例、相手方の保険屋さんが法律云々でと
おっしゃっていますが、具体的にはどういう法律なのでしょうか？
検討がつきません。
聞いてみるようなことは出来ますでしょうか？

相手の保険屋さんが修理代35万円までと言うようなケースを
周りでもよく聞きます。保険屋さんの暗黙のルール、
個人的にはそのように捉えています。

お体大事にして下さい。

保険会社と直接話しているわけではないので想像ですが、恐らく相手の保険会社は経済的全損の事を言っているのではないでしょうか？

その場合、保険会社の言う時価評価額は、（ある理由から）たいてい低くなっていますので、実際の市場価値の調査しておくことをお勧めします。

　※中古車情報誌やインターネットの中古車販売サイトを検索し、ご自分の車両と同じ車種・年式・型・オプション・使用状態・走行距離の車の情報をいくつか集めて、可能ならばコピーまたはプリントアウトしておいて下さい。

当然ですが、車が事故にあう直前の価格を調べる必要があります。事故に遭われたのが2月なら2月の時点での市場価格です。


経済的全損については、ネット検索などで調べて下さい。

参考までにいくつかサイトを紹介します。

ttp://www.nishikawa-law.jp/p32.htm
ttp://www.mclaw.jp/03division/so_txt_shuridekitemo.html

保険会社はレッドブックという年式車種ごとに車の評価が記載されている本によって評価を計算します。大体は新車価格が１０年で１割になる計算です。２００万円の車が１０年経ったら２０万になる計算です。過去の裁判事例から加害者側にこれ以上の支払義務はないという判決になっており、これを「法律」と言っていると思われます。ですから、裁判をしてもまず勝ち目はないとの認識になります。

ただし、修理をする場合は少々事情が変わってきます。対物賠償責任保険には、時価額を超過した分の修理代を最大５０万円まで上乗せできる特約(対物超過修理費用特約等）があり、この特約が相手についていれば４５万の修理代は問題なく出せるでしょう。買い換えを前提に交渉すると、時価額以上は出せないという対応になってしまいます。

自分の保険会社は０：１００の事故に関しては示談代行をしてくれません。そもそも修理代もしくは時価額の全額を払う場合は示談の余地がないからです。ただ、親切な代理店なら相談には乗ってくれるでしょうから、話してみるのも良いかと思います。

今回の場合の対処法としては、
１，修理工場には事情を説明して、中古部品等を使用し、なんとか３５万円で仕上げて貰えるようお願いしてみましょう。１０万円くらいなら何とかなるはずです。また、それでも持ち出しが出てしまう場合には、相手の加害者に直接請求してみては如何でしょう。親切な方なら支払義務がなくても払ってくれる場合も考えられます。
２，追突されると「むち打ち」等のケガを負うケースが大半ですが、今回の場合はどうだったのでしょう。ケガをしている場合は、時間の許す限り通院をして「慰謝料」の額を引き上げる事です。慰謝料は入通院１日４２００円をベースに、治療期間と実治療日数で計算します。計算方法は割愛しますが、要するに多く医者に通えばより多く慰謝料を受け取れるという事です。もちろん完治しているにもかかわらず通ってはいけませんが、仕事の忙しさにかまけて通院を怠ると後々ケガを引きずる事になります。
また、保険会社は慰謝料を上乗せすることは容易に出来るようで、慰謝料上乗せで示談になったケースは良くあります。

以上長文失礼しました。

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