寮費、食費の全額会社負担

gannbarupapaさん、こんにちは。

> 当社はホテルを営業しています。
> 先代の社長が創業し現在は先代の長男が二代目社長として経営しております。
> 現社長夫妻が自社のホテル内の客室を自宅として利用しており、食事も従業員食堂で食べています。
> 自宅として使用している部屋の家賃(社宅費)ならびに従業員食堂の利用費は全額会社負担として処理するよう指示を受けています。
> このような場合は上記の２項目については現物給付として個人の課税対象となるのでしょうか。

客室を自宅としている場合については、ホテル自体が社長の所有物と思われるので、会社として納税している固定資産税に係る部分もありますので、ちょっとグレーかなと思います
食事については、現物給付扱いとなると思いますので、個人の課税所得対象になると思います。
国税庁のアンサーで以下のようなページがありますのでご参考ください
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2508.htm


> また、個人名義の自家用車の車検使用等の車両関連費もごくまれにですが、仕事で本人が使用するとの理由で会社負担とされていますが、これは個人所得に含まれるのでしょうか。

個人名義の自家用車の車検代を会社負担にするのは、会社としてそもそもどうかな～と思います。ならば、最初から社用車を用意した方が良いと思いますが…(リースとか)。
車両の使用代金(たとえば社用で外出するなど)で合理的な計算方法により支給するものは、会社側としては経費で、受け取った側は所得になると思います。

会社の創業時は確かに創業家の所有物だったと思われますが、現在当社は企業再生中であり創業家の所有権は、持ち株会社に移管されています。
このような状況ではやはり現物給付となりますか。