相談の広場
当社では、今後PCによる勤怠情報管理を検討しております。
その場合、従来、紙による本人申請・上司承認等の記録を残していた、振休・休出・代休・遅刻・早退・残業等の勤怠データが、PC上に結果のみが記録されることになりそうです。(もちろん、上司の承認記録は事後承認として残ります)これは問題無いでしょうか?ご指導よろしくお願い致します。
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回答がないようでしたので、お答えさせていただきます。
勤怠管理をPCで行うことは全く問題ありません。
ただし、その保存に関して多少の制約があります。
労働基準法第109条の記録の保存において、
勤怠管理のデータの3年間の保存義務が課されています。
そして、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」に
基づいた形で、PCのファイル若しくは磁気ディスク等に保存する方法が認められています。
(平成17年3月31日付け基発第0331014号)
もともと、改ざん等がないように紙ベースで記録するようにしていたものですから、
上記「民間事業者~」の法律では、改変、消去の事実の有無、
その内容を確認できることの措置を求めています。
つまり、あとで改ざんして、元の記録が残らないことがないようにする必要があります。
いったん記録したものが変更されないようなデータ管理の方法を
検討された方がよろしいかと思います。
無難なのは、CD-RやDVD-Rの媒体に落として保管する方法ですが、
PC上でも、確実に変更できないような措置を講じれば問題ありません。
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福岡で元労働基準監督官が行うコンサルタント事務所
原 労務安全衛生管理コンサルタント事務所
労務安全衛生アドバイザー 原 論(さとし)
(社会保険労務士)
http://www.roumuanzeneisei.jp
http://acchandd.blog.bbiq.jp(ブログ)
※以前 acchanpapa の名前で書き込みしていました。
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