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一方的な取引停止通告について

著者 jjkaori さん

最終更新日:2013年10月03日 11:42

相談先が違っていたら申し訳ございません。


在庫表の提出を求められました。

弊社は家族3人で金属加工業の町工場を営んでおり、
法人格はありますが職人業でして自営のようなものです。

客先へ納入している品物が何アイテムかあり、
アイテムごとの月中の在庫状況を把握したいので在庫表の提出をして欲しい旨の指示が、
当該客先が製品として完成したものを納めている会社(A社)より指示がありました。

おそらくは、客先から弊社への発注数と客先からA社への納入数が一致していなければ
何らかの事情(横流し?)があると考えられるための予防策としての意味もあると考えられます。

弊社で現在使用している在庫表は商品棚に設置している手書きの在庫表です。
PCで管理する方法もありますが、日中PC作業をすることは殆どなく、
手も汚れているため手書きで随時書き込むことが
実態的には最も忘れることもなく確実な対応法であるためです。

当該在庫表はA社が求めている内容は全て入っております。

A社も当初は各アイテムの月末在庫数をメールにベタ打ちで構わないので教えて欲しいとのことでした。

その後、在庫表として月中の推移が分かるようなものを提出して欲しいとの依頼があったので
手書きの在庫表を提出したら、
この在庫表で対応を検討して欲しいとのことで先方からフォーマットが届きました。
「検討」ということだったので、弊社の事情も説明し、
複数枚にまたがる在庫表をPDFで1ファイルにまとめて送信したのですが、
A社指定のフォームを使用してもらえなけらば取引を考えるとの通告が入りました。
(A社から客先へ、弊社への発注を止めるように指示を出すのだと思われます)

このように先方(A社)の指示に従えないからということで一方的に取引を停止するということは
何らかの法律等に違反することはありますでしょうか?

A社は上場企業です。
弊社との直接取引は殆どなく、全て間に弊社部品を使用して商品を製作する下請会社が入っています。
何かしら取引基本契約のようなものは取り交わしておりません。

上場企業と家族経営の町工場ではあまりにもオフィス環境と呼べるものが違い、
本来であれば法人格を持っている弊社が会社組織としての運営ができるべく努めなければいけないのでしょうが、
やはりあまりにも一方的過ぎて対応ができないため困惑しております。

何かしらお知恵を頂ければ助かります。

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Re: 一方的な取引停止通告について

著者ウーチャンさん

2013年10月03日 16:27

以下、私の意見です。

*まず、直接取引関係のない上場会社から頭越しに、在庫票を出せ、しかも自社のフォーマットで要求するなど、第3者からみても理不尽です。
 これは、上場会社の担当者個人の業務を楽にするための横暴であり、当該会社の意思ではないと推測します。
貴社の直接の相手方である下請け会社を通じて、貴社が応じられる限度を伝えたらどうですか。従わないなら、取引を停止するなどの発言は「恫喝」「脅迫」にあり許せません。
貴社の商品が品質や価格で、簡単に同業他社に替られるようなものなら弱いですが、そうでないなら少々強気で臨んではいかがでしょうか。
(そもそも月中在庫数を教えること自体も、法的に全く義務ではないでしょう)

                                           以 上






> 相談先が違っていたら申し訳ございません。
>
>
> 在庫表の提出を求められました。
>
> 弊社は家族3人で金属加工業の町工場を営んでおり、
> 法人格はありますが職人業でして自営のようなものです。
>
> 客先へ納入している品物が何アイテムかあり、
> アイテムごとの月中の在庫状況を把握したいので在庫表の提出をして欲しい旨の指示が、
> 当該客先が製品として完成したものを納めている会社(A社)より指示がありました。
>
> おそらくは、客先から弊社への発注数と客先からA社への納入数が一致していなければ
> 何らかの事情(横流し?)があると考えられるための予防策としての意味もあると考えられます。
>
> 弊社で現在使用している在庫表は商品棚に設置している手書きの在庫表です。
> PCで管理する方法もありますが、日中PC作業をすることは殆どなく、
> 手も汚れているため手書きで随時書き込むことが
> 実態的には最も忘れることもなく確実な対応法であるためです。
>
> 当該在庫表はA社が求めている内容は全て入っております。
>
> A社も当初は各アイテムの月末在庫数をメールにベタ打ちで構わないので教えて欲しいとのことでした。
>
> その後、在庫表として月中の推移が分かるようなものを提出して欲しいとの依頼があったので
> 手書きの在庫表を提出したら、
> この在庫表で対応を検討して欲しいとのことで先方からフォーマットが届きました。
> 「検討」ということだったので、弊社の事情も説明し、
> 複数枚にまたがる在庫表をPDFで1ファイルにまとめて送信したのですが、
> A社指定のフォームを使用してもらえなけらば取引を考えるとの通告が入りました。
> (A社から客先へ、弊社への発注を止めるように指示を出すのだと思われます)
>
> このように先方(A社)の指示に従えないからということで一方的に取引を停止するということは
> 何らかの法律等に違反することはありますでしょうか?
>
> A社は上場企業です。
> 弊社との直接取引は殆どなく、全て間に弊社部品を使用して商品を製作する下請会社が入っています。
> 何かしら取引基本契約のようなものは取り交わしておりません。
>
> 上場企業と家族経営の町工場ではあまりにもオフィス環境と呼べるものが違い、
> 本来であれば法人格を持っている弊社が会社組織としての運営ができるべく努めなければいけないのでしょうが、
> やはりあまりにも一方的過ぎて対応ができないため困惑しております。
>
> 何かしらお知恵を頂ければ助かります。
>

Re: 一方的な取引停止通告について

著者泉つかさ法務事務所さん (専門家)

2013年10月03日 19:09

A社に対応する義務はないと言いたいところですが、それを言ってどうにかなる相手とは思えませんので、現実的な対応を考えるほかないと思われます。

まずは先の回答にもあったように、御社の客先に対して状況を正しく説明することでしょうね。

その結果、それに従わなければならないような回答であれば、まずは一旦、弊社はご承知のとおり個人経営のようなものであり、その要求に応えるためには相応の経費をかけなければなりません、となれば依頼対応への対価として納入単価を上げていただくことはできるのでしょうか??

などと若干の交渉に持ち込んでみては如何でしょう。

いきなり取引停止と言われ大変困惑していることは冒頭に正しく説明されることは勿論として。

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